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プロフィール
ミーヤン
ミーヤン
ライトリグばかりでバスフィッシングしてきた滋賀県北部在住の中年バサーです。ホームはもちろん琵琶湖北湖です。

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記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2011年12月19日

第21回 常識?非常識?

今回はバスフィッシングにおける常識・非常識です。

 バスフィッシングの成書を読んだり、人から聞いた話で、アレッ!これは違うんじゃないかなって、疑問に思うことがあります。そんなこんなを自分なりに考えてみました。結構長いので、暇なときに読んでくださいね。



  続きを読む


Posted by ミーヤン at 17:43Comments(0)その他

2011年12月19日

第20回 釣りの記録術

 今回は釣りの記録術です。


 頑張って釣行しているのに、なかなかステップアップできないときがあります。
そんなときに頼りになるのが、過去の釣行記録です。

 バスフィッシングはシーズナル・パターンを読んで、戦略を組み立てていく釣り
ですので、自分独自のデータがあれば、これほど心強いものはありません。

 釣りプロと我々素人バサーとの決定的な違いは、小手先のテクニックじゃなく、
この蓄積されたデータ量の違いから生まれる引き出しの数でしょうね。

 なあに、釣りを生業にしていない素人の我々がプロと同じことはする必要はあり
ませんが、データにして残しておくと今後の釣行で役に立ちます。ノートでもパソ
コンでファイリング・ソフトを使って残すこともできますね。

 釣行の日付、場所、天候、気温、ヒットルアーとそのときの状況を簡単に記録して
おくだけでも、今後の参考になります。できれば、ヒット・ポイントの略図を手書きで
残しておくのも有用ですね。


 そこで、ブログを利用してはいかかでしょうか?公開非公開は問いません。
とにかく自分の足跡を残しておくことです。
 詳しく書き残して、非公開にするも良し。大切なところは秘密にして公開しても良し。
上手に使えば、きっと役に立つと思いますよチョキ  


Posted by ミーヤン at 17:21Comments(0)その他

2011年12月19日

第19回 基本テクニック

 今回は 実践の基本テクニックです。

 といってもそれほど偉そうなことではありません。私自身、テクニックがあるとは
思っていませんし、こだわっている訳でもありません。必要最小限のテクニックさえ
あれば、後は頭を働かせてバスを仕留めてください。


<キャスティング>

オーバーヘッド・キャスティング:基本中の基本。剣道の面のように頭の真上に振り
 かぶってキャスティングする方法。

サイドハンド・キャスティング:ロッドを横に弧を描くようにしてキャスティングする方法。
 頭上に障害物があるときに有効。

アンダーハンド・キャスティング:左右・頭上に障害物があるときに有効。飛距離はでません。

ピッチング:私はあまり使いません。スピニング・タックルでどこまで有用か疑問です。

私はほとんどオーバーヘッド・キャスティングで釣りしています。周囲に障害物がなければ、
なんら不都合も感じないからです。


<アタリの取り方>

 アタリにはいろいろな種類があります。それぞれ出方が違うので集中を途切れさせないように
してください。

コツコツしたアタリ:これが一番多いですね。バスがワームを咀嚼しています。
 少し待ってからフッキングですパー

もたれアタリ:ロッドティップに重みだけを感じるアタリです。バスがワームをくわえて、
 じっとしている状態です。デカバスに多いですね。これは即フッキングですパンチ

ひったくりアタリ:いきなりロッドティップを引き込むようなアタリ。小バスが多いですが、
 活性が高いデカバスの場合もあります。即フッキングですパンチ

ラインのアタリ:これって結構多いんですよ。フォール中にラインが引き込まれる、着底した
 頃にラインが横に走るなどなど。くわえたバスがこちらに泳いでいるときはラインが変に緩んだ
 りします。ほとんどは即フッキングでOKパンチ ラインのアタリを見逃さないようにしましょう。


<フッキング>

 ライトリグのときのフッキングは基本的にソフトでOKです。せいぜい4lbのラインを
使っているのですから、<強い合わせをするとラインが傷んでしまいます。その意味でも、
フックは貫通性が優れている細軸の方が良いですね。細軸のマス針を使っているときなどは
特にソフトで十分です。
 場合によっては、エリアフィッシングで使う、巻き合わせという裏技もありますテヘッ
 ただし、太軸のオフセットフックを使用しているときには大きな強い合わせが必要かもしれ
ません。しかし、それではライトリグの特長を殺しかねませんから注意が必要です。


<やり取り>

 オープンウォーターの場合はリールのドラグをできるだけ弱く設定してください
 40㎝台のバスが掛かったときにドラグを強く締めていると簡単にラインを切られますウワーン
掛かったバスは前後左右・上下に逃げ回りますから、それに合わせてロッドのしなりを最大限
利用できる方向に操作してください。バスが引くときには巻かずに、こちらを向いたときにラ
インを巻き取ります。いわゆるポンピングです。不意の突進には上半身を前屈させ、ライン
のテンションが強くなりすぎないようにしてください。
 ライトラインですので、ロッド、リールそして腕や上半身、貴方自身が釣り具になって、
全身を使ってやり取りします。いや~、興奮ものですよ、本当ニコニコ

やり取り中にバスがジャンプ!興奮ものですよ

 バスは短距離ダッシュが得意ですが、長距離の泳ぎは苦手です。短距離選手であってもマラ
ソンランナーではありません。やり取りしているうちに酸素欠乏状態になって浮いてきます。
そうなれば貴方の勝ちです。デカバスをランディングして勝利の美酒に酔いましょうチョキ


☆ラインディングのコツ☆

 オカッパリのときは、玉網を使った方が安全ですね。足場が高いときなどは特に必要です。
大型のフィッシュクリッパーでランディングすることもできますが、かなりアクロバティック
になりますよウワーン
 フローターのときには、焦らずにバスを十分に酸欠状態にして、フローターのサイドに誘導
してハンドランディングするのが基本でしょう。浮いてきたときに同行者にランディングして
もらうのも安全な方法です。
  


Posted by ミーヤン at 11:21Comments(0)その他

2011年12月18日

第18回 ワーム(実践)

 今回はワーミングの実践です。気合い入れて行きましょうパンチ


<戦略>

 私が常に大切にしている方針は、

  “ヒットワームは豆バスに聞け”

です。

 その季節、そのフィールドの状況によって、バスの食性は大きく変わります。しかし、
私の経験では、ランカークラスのバスも20㎝にも満たない豆バスも食性はほぼ
同じ
です。
 豆バスのヒット率が高いワームがその日のヒットワームという場合が多い。豆バスの食性
を探ることが、ランカーバスへの早道だと信じています。これが、“ヒットワームは豆バスに
聞け”です。豆バスがいろいろと我々バサーに教えてくれるのです。豆バスがアタって来た
からといって毛嫌いしないでくださいね。

 その上で、私が実際に行っている戦略は、バスはワームの形に反応しているのか、
カラーに反応しているのかを調べる
ことです。

 まず、自信がある小型のワームをパイロットワームとして実釣開始します。カラーはその
時の水質によって決めますが、必ずしも基本通りでなくても構いません。いろいろカラーを
変えたり、アクションを変えたりして、バスの反応を見ます。ここで以下のように考えてく
ださい。

 ・複数のカラーでヒット → ワームのカラーではなく形に反応
 ・単一のカラーに反応が良い → カラーに反応
 ・反応なし → その形には反応していない

 次に、ヒットワームと同じカラーで、大きさや形が違うワームに変更してみてください。
それでヒットすれば、バスはカラーに反応していると考えて間違いありません。ヒットしない
ときは、バスはパイロットワームの形に反応していることになります。

 いろいろな形のワームでも反応するときは、バスの活性が非常に高いときですから、これは
数釣りのチャンスですよドキッ

 パイロットワームでヒットしないときは、違うワームで最初から同じことを試してください。
それでも反応がないときは、シンカーを変更してアクションに変化を付けてみたり、リグの変更
を試みてください。意外とシンカーを交換するだけで喰いが変わってくるものですよテヘッ


 簡単に実践方法を説明しましたが、これだけ試すにしてもかなり多くのことをしなければなり
ませんね。実際はもっと多くのことを考えて実践しなくてはなりません。ワーミングは奥が深い
んです。


 では、効率よくヒットワーム(ヒットパターンといってもいいでしょう)を探す方法はないで
しょうか?

 私は、自分のホームグラウンドを持つことだと思います。そのフィールドに通って、シーズナル
・パターンに精通することが何より大切だと確信しています。どれだけ有名なバサーでも、御当地
名人には敵わないと思いますよ。バス釣りは通ってなんぼの世界なのですから。





☆ワームの常識・非常識☆
 成書によると、デカバスほど大きなワームを好むとあります。これって本当でしょうか?

 私の経験から言うと、ちょっと違うんじゃないかと。特にオカッパリやフローターでアプローチ
できるポイントでは当てはまらないと思います。

 では、どのように考えれば良いのでしょうか?

 岸寄りにいるバスたちが、何をエサにしているのかを探ることがヒントになります。漁港など
の小さなエリアに入っているバスは、大小にかかわらず、動きが良い魚をエサにしているとは考
えにくい。
 基本的に、バスは泳ぎが下手くそな魚と言われています。長距離を泳げるような体型はしてい
ないし、アユのように俊敏に動くこともできません。ということは、エサにしやすいのは、動き
が遅い甲殻類が考えやすいですね。私は、琵琶湖北湖の場合、スジエビ(湖産エビ)が最も多い
んじゃないかと思いますが、これを模したワームが効果的なのは想像できると思います。

 結論的には、
  エビを模したワーム → 大小関わらず、バスの大好物

     大型のワーム → 小バスは喰えないので、大型バスが喰ってくる
              しかし、エビを模したワームより喰いが悪い

ということになります。岸寄りであれば、ランカーバスもスジエビを好んでエサとしてい
るんです。実際にランカーバスを小型ワームでヒットさせた経験が何度となくありますよ。

 私がパイロットワームに小型ワームを推奨する理由がここにあります。
  


Posted by ミーヤン at 20:51Comments(0)ワーム

2011年12月18日

第17回 ワーム(種類・カラー)

 数えると、もう17回。そろそろネタ切れの感がありますが、頑張って更新しますパンチ

 さてさて、シーズナル・パターンやタックルを説明しましたが、やはりライトリグの
時にはどんなワームが良いか気がかりだと思います。本当は秘密にしたいところですが、
その一部をご紹介しましょう。



<ワームの種類>

 ストレート、グラブ、カーリーテール、シャッド、パドルテール、チューブなどなど、
いろいろな種類がありますが、実釣でどれを選択したらいいのか迷ってしまいます。
 そんな時、リグとの相性、そのポイントのバスとの相性などを考えて選択していかなけ
ればなりません。それぞれのワームの特性を知ることが第一ですね


ストレートワーム
 これが一番、売り出されている種類が多いでしょうね。名前の通り、ミミズみたいな形をしていますがバスはこれをベイトフィッシュと勘違いするようです。つまり、このワームの場合、ミミズみたいなクネクネしている動きより、ベイトのような動きをさせた方が効果的と言うことになりますね。
 スイミング、ボトムポンピング、リフト&フォールなど種々の動きが可能です。私が最も多用するワームです。
 ※例外的にネコリグはこのクネクネした動きでアピールするリグです。

相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、ノーシンカーリグ、
           ネコリグ


グラブ
 芋虫みたいなボディにカールした尻尾。ボディは太くて大きいので飛距離が出るし、ゆっくりフォールするのでアピールも大。これを多用されるバサーも多いみたいですね。ノーシンカーリグで、ゆっくり水面を引いてくるグラビングバズはバスがトップを気にしている時に効果大とのこと。私はこれからワーミングを
始めましたが、最近はあまり使用していません。

相性が良いリグ:ジグヘッドリグ、テキサスリグ、ノーシンカーリグ、スプリットショットリグ


カーリーテール
 リングがつながったようなギザギザボディに、小さなカールした尻尾。結構、アピール力が強いワームです。成書にはギザギザのリングの空いたに気泡が入り込み、これがバスにアピールするとありますが、このギザギザが起こす水流も見逃してはならない効果だと思います。私はストレートワームの外しに使います。

相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、
           ノーシンカーリグ


シャッド
 独特のシルエットを持った小さなフィッシュテールが、水中ではあたかもベイトフィッシュが尻尾を振って泳いでいるように見えます。最も魚に似せているワームを行っても良いかもしれません。このワームはテールが小刻みに振るようにアクションしないと意味がありませんので、常にスイミングをさせないとアピールが弱くなります。私はシェイキングを多用しますので、あまり使いません。

相性が良いリグ:ジグヘッド、ノーシンカーなど、しっかり泳がせることができるリグ


パドルテール
 船の櫂に似ていることから、パドルと呼ばれていますが、固定を泳ぐ魚や甲殻類を模したもとされています。パドルのような尻尾を揺らすことでバスにアピールします。尻尾に縦に割を入れて、あたかもザリガニのような動きになるようです。常吉リグとは余り相性が良くないようで、私はあまり使いません。

相性が良いリグ:ジグヘッド、常吉リグ以外


チューブ
 イカやタコに似ていることからスクイッドとも呼ばれる。2通りの使い方があり、一つは、中に空気が入り浮力はあることからスプリットショットリグと相性が良く、シンカーはボトムに着いているけれど、ワームはユラユラとボトムの上を漂わせることでアピールする方法。もう一つはジグヘッドをボディに入れ、スパイラルフォールを演出する方法。いずれにしても、常吉リグとは相性が良くないので、私はあまり使いません。

相性が良いリグ:スプリットショットリグ、ジグヘッドリグ


その他
 上記以外にも様々なワームが考案されています。エビなどの甲殻類を模したクローやイモリを
模したリザードなど、バスのエサに近いシルエットのワームが多いですね。意外と、これが爆釣
するってことも多いんですよ。





<ワームのカラー>

 さて、ワームの形はよく分かった。しかし、実釣の上で気になるのが、ワームの色ですね。
種々の色が考案されていますが、実際に効果的なカラーって分かり辛いですね。

 一般的には、
  クリアな水質 → ナチュラルカラー
 マッディな水質 → 派手なカラー
といわれています。

 私もこれは否定しませんし、まずはこれを基本に戦略を練ります。しかし、いくらクリア
ウォーターだからといっても、朝や夕の間詰めの時には、ナチュラルカラーではなかなか
ヒットしてくれないこともあります。
 これを基本にして、当たらなければ少しずつ変化を付けて、その日のヒットカラーを見つけ
出すしかないです。


☆私のお勧めカラー
 クリアな水質の時:シルバー、ウォーターメロンなど
マッディな水質の時:ブラウン、ジュンパグ、レッド、ラメ入りのものなど
  


Posted by ミーヤン at 20:37Comments(0)ワーム

2011年12月17日

第16回 フローター(フローターにしかできないこと、その2)

 今回はフローターにしかできない攻め方のその2です。


☆バスボートではできないこと

 バスボートは当然、機動性があり、大きなフィールドでも、広く大きく探ることが
できますし、エンジンとエレキモーターで移動ですので、フローターに比べて長時
間の釣りにも適しています。しかし、そんな憧れのバスボートでもできないのに
フローターなら簡単にできること
がありますパー


 特に浮力が大きい、U型やH型が有利のですが、バスボートが入れないような
シャローエリアがターゲット
になります。スポーニング・シーズンなど水深1mも
満たない浅場に大型バスがいることが多いので、そんなポイントではフローターの
方が断然有利です。パラ葦の中に入ることもバスボートでは困難ですからね。バス
はパラ葦を好むことが多いんですシーッ
 水面までウィードが伸びているポイントでも、スクリューを使わないフローターなら
問題なくアプローチができます。夏のピーカンでもウィード帯なら釣りになります
からねチョキ


 また、テトラポッドでできている沖堤などは、安全上、バスボートではぎりぎりまで
寄せるのは困難ですが、ゴムボート素材でできているフローターなら安心して近づけま
す。少しの波でもフィンで調節して問題なしパー


 こんなテトラの沖堤では、デカバスはテトラの際を回遊したり、テトラの隙間に身を
潜めてベイトを狙っていることが多いので、バスボートよりフローターの方が有利に
なるのです。

 橋脚の下や水面まで覆い被さっている木の下なんかも、バスボートではアプローチ
できないことが多いですよね。
 あの美味しそうな夏のピーカンのシェードを攻めることができないなんてテヘッ



 フローターの特徴として、移動がフィンなので、スクリューで移動するボートよりバス
に与えるプレッシャーが弱い
のも事実です。また、バスボートに比べてシルエットが
小さい
のも、プレッシャーを与えにくいようです。極端な話、フローターで移動していると、
バスやギルの群がついて来るくらいですニコニコ


 移動が広範囲にできないために、狙ったポイントをじっくり攻めなければならないのも
良い方向に働きます。じっくり攻めることによって、そのポイントの状況やシーズナル・
パターンを熟知することができる
ので、この知識と経験は後々財産になるんですよチョキ


 最後に、スポーニングで超有名な乙女が池のように、最近バスボートが入れなくなって
いるフィールドもあります。そんなところでもフローターならOK。美味しい思いをさせ
て頂いています。

   (2011年5月、63㎝・6.5lb、乙女が池)


   (2012年5月、65㎝・10.5lb、乙女が池)


 以上を考えると、フローターで攻めると有利なポイントが見えてきませんか?

 ここにご紹介していない種々のスキルがありますが、それは秘密シーッ

 それはフィールドでご一緒できた時に説明致します。
  


Posted by ミーヤン at 17:58Comments(0)フローター

2011年12月17日

第15回 フローター(フローターにしかできないこと、その1)

 さて、フローターに乗ってみました。しかしなかなか釣果が上がりませんウワーン

               なぜでしょう?

 私もフローターに乗り始めた頃は釣果が上がらず、毎回疲れだけが残ったものです。
しかし、ちょっとしたことに気がつけば、釣果が上がるようになりました。


<フローターにしかできない攻め方を覚えよう>

 ウェーディングやバスボートにはできなくて、フローターならできる攻め方があります。
これを覚えると釣果アップすること間違いありません。


☆オカッパリやウェーディングではできないこと

 もちろん、沖のストラクチャーを狙うことはオカッパリやウェーディングではできま
せんが、葦林でも威力を発揮します

ウェダーの丈を超える水深の葦際や、離れた沖から葦際を狙うことができるのです


 スポーニング・シーズンには大型のバスが葦林に寄ってきます。コンタクト・ポイントで
あったり、回遊しながらベイトを追いかけていたり色々ですが、バスが付いていることには
変わりはありません。また、このバス連中は結構活性が高く、割と簡単にヒットさせること
ができます。しかし、物音などのバサーの気配には敏感で、ウェーディングでアプローチす
れば、それだけで警戒されていまいます。

 そこで、ちょっと離れた沖から葦際にアプローチしてライトリグで攻めてみると、あら不
思議。簡単にバスがヒットします。このようなバスはワームのフォーリングで喰ってくることが
多いですよニコニコ
 大型バスは葦林の奥にいるよりも葦際をうろうろしている場合が多く、葦林の中から狙わ
ざるを得ないウェーディングより有利ですチョキ

 以前にこんなことがありました。とある葦林にフローターで行ってみると、先行者にウェー
ディングをしているバサーが2人。結構葦林の中を歩き回って釣っていたので、バスは警戒
していて、さぞ釣りにくいと思っていましたが、ウェーディングではアプローチできない近
くの葦際で40アップがヒットしてきます。
 どうやら、ウェーディングしているバサーのプレッシャーを嫌って、バスはこちらに移動
してきたようです。ウェーディングで苦戦しているバサーを横目に良い釣りができました。
ウェーディング様々でしたよテヘッ

 ヒットさせたバスを葦際から離れることで沖に誘導することができますので、大型バス
でも4lbのようなライトラインでゲットできます(実際に私が釣ったロクマルは全て4lbの
フロロでゲットしました)。
 葦林の中から攻めたのでは、ライトラインでは葦に巻かれて切られてしまいますので、
太いラインが必要になります。しかし、太いラインはバスに見切られてしまうので、どう
してもヒット率が下がってしまします。ライトラインの方がヒットさせる上では有利なの
ですパー
 万が一、葦林に逃げ込まれても、無理をせずにフローターを葦林の中に入れて、巻かれた
葦まで行けば、バスを回収することができるので、リグを無駄にすることも少なくなりますニコニコ

スポーニングシーズンで葦際でヒットさせたバスたち(2011年5月、41、52、58㎝)  


Posted by ミーヤン at 17:37Comments(0)フローター

2011年12月17日

第14回 フローター(実践)

 さて、フローターも必需品も用意しました。これから実戦開始ですパンチ


<フローターバッシングに合ったタックル選び>

 ライトリグですので、スピニングタックル中心です。
 ロッドの長さは5~6ftで短いものが使いやすいでしょう。グリップが長いとキャスティング
しにくいですし、ロッドティップにラインが絡んだとき外しやすい長さが良いですね。万が一、
ラインがブレイクしてガイドに通し直すことになると、長い1pieceロッドなら一度陸に上がって
からでないと無理ですねガーン


<適正なタックル数>

 大型フローターといえど、4~5組もタックルを積むのは困難です。ライトリグに絞って
考えれば、タックルは1組で十分です。リグを交換する時間が無駄だと考えるのなら、2組
用意するのも良いでしょう。
 ロッドホルダーに入れていると、キャスティングの時に引っかかるので注意が必要ですガーン
(慣れればなんてことはありませんが)


<入水の仕方>

 ラウンド型の場合は、陸でフローターとフィンを装着してから後ろ向きに入水します。
 U・H型の場合は浅場にフローターを浮かべて座ります。モデルによっては、フィンは座り
込んでから着けることができます。
 入水時には転倒の危険性があるので、できるだけ足場の良いポイントにアプローチするよう
にしてください。
 フィンを装着した後は、水中では水の抵抗で後ろ向きにしか歩くことができないので、
注意してください。陸の上でも、前向き歩きには危険が伴います。



<フローターの操船>

 さて、なんとか水上に浮かぶことができました。ところで、どうやって操船すればいい
のでしょうか。オール付きじゃなければ、推進力はフィンで水をかくことで得ます。水泳
で言う“バタ足”ですね。後ろ向きに進むときには足を前にしてバタ足をするだけです。
回転や前進するときはコツが必要なので、身体で覚えるしかありません。

 ラウンド型は前後左右に、ある程度は自由に動くことができます。しかし、U・H型の
場合は後ろ向きにしか進めないので、位置を調節するときはバックを進行方向に向けて
進むしかありません。少し慣れが必要です。



☆バスボートなどの引き波対処法☆
 フローターバッシングしていると、突然の波にビックリさせられることが度々あります。
バスボートなどの引き波が多いですね。もし、波は来るのが分かっていたら、フローターの
フロントを波の進行方向に向けましょう。意外と簡単に乗り切れます。横から受けてしまう
と、フローターの上まで波が上がって来て怖い思いをしますよ。




<実釣>

 無事に浮くことも移動することもできました。
さぁ、思いっきりフローターバッシングを楽しんでください。オカッパリの時にはアプローチ
できなかった良さ気なポイントを攻めてみましょう。オカッパリでは経験できないディープや
ストラクチャーの釣りも経験できますよ。

            そして、バスがヒット!!

 バスとの戦いの開始です。逃げ込まれるようなストラクチャーが近くにないときには、リール
のドラグを緩めてラインが出るようにし、全身を使ってバスの強い引きに対応しましょう。また、
フローターなら簡単にできることですが、フィンでかいて移動しバスを障害物から離していく
ことで安全にやり取りができます。また、強い引きにはドラグ、ロッド、バサーの身体以外に、
フローターの水の抵抗がバスの引きを緩和してくれるので、オカッパリよりラインブレイクが
少なくなります。40アップならフローターごと振り回されることもあります。でも、これが
楽しいんですよ!

やり取り中にランカーがジャンプ!興奮ものですよニコニコ


 さて、目の覚めるようなデカバスがフローターの側に寄ってきました。いよいよランディング
です。このときに気を付けなければならないことは、フックがフローターに刺さらないようにす
ることです。焦ってしまって、無理矢理ヒットしたバスを近づけると暴れてフローターにフック
が刺さってしまうことがあります。焦る気持ちは分かりますが、ここはゆっくり引きを楽しみま
しょう。
 ハンドランディングなら、フローターの横にゆっくり寄せてくるのが安全。ランディングネッ
トがあるとより安全ですね。



       しまった、フローターにフックが刺さってしまったビックリ

 さあ、どうしますか? パニックになってしまいがちですが、焦って刺さったフックを抜いて
はいけません。無理に抜くと穴が大きくなり空気漏れが激しくなります。フックが刺さったとき
は焦らずにそのまま岸に移動しましょう。


<陸に上がる>

 十分にフローターバッシングを楽しみました。岸に上がる時間です。上がる手順の基本は入水
の逆を行うことです。フィンを履いていると後ろ向きにしか歩くことができませんので気を付け
てください。せっかく楽しい釣りができたのに、上がるときに転倒などしたのでは一日が台無し
になります。



 これがフローターバッシングの一連の流れになりますが、気を付けなければならないことが
もう一つあります。
 自分の体調と体力に気を遣うことです。フローターバッシング中の移動はフィンのキックに
よることが多いので、脚の筋肉に大きな負担がかかります。楽しさや好奇心のあまり広く移動
したくなりますが、筋肉を酷使したばかりに、痙攣が生じることがあります。痙攣したときには、
パニックを起こさず、痙攣した筋肉をゆっくりマッサージしてほぐしてください。ま、予防する
のが一番大切ですよ。


 何にしても、安全第一です。これを心がけて思いっきり楽しみましょうニコニコ  


Posted by ミーヤン at 13:21Comments(0)フローター

2011年12月17日

第13回 フローター(必需品)

 今回は、フローターバッシングでの必需品についてです。


☆フローター以外の必需品☆

<ウェダー>
 下半身を水に浸ける釣りですから、ウェダーは必要です。チェストハイ・ブーツフットの
ものが一般的ですね。H型のモデルによってはウエストハイでも大丈夫ですが、チェスト
ハイの方が無難だと思います。
 ウェダーの材質には、ナイロン、透湿素材(ゴアテックス、エントラントなど)、ネオプ
レーンとあります。

ナイロン製ウェダー
 ナイロン製の非透湿ウェダーで、ビギナーはこれを購入することが多よう
です。
 利点:薄手で動きやすい。安価
 欠点:非透湿のため、夏場は中が蒸れる。冬場は冷たい。

透湿素材のウェダー
 ゴアテックスやエントラント、最近ではブリザテックなどの透湿防水素材を使ったウェダーです。
 利点:透湿なので、夏でも快適。薄手で動きやすい。
 欠点:素材によってはかなり高価になる。特にゴアテックス製は高級品で
    普通3万円以上ビックリ 薄手のため冬場は冷たい。

ネオプレーン製のウェダー
 ネオプレーン製の非透湿ウェダー。
 利点:保温性に優れ、冷水でも体温を守ってくれますニコニコ
 欠点:非透湿のため夏場は蒸れる。比較的高価。


 それぞれ特徴がありますが、一つに絞るとすると、透湿素材を使ったウェダーがお勧めです
始めはナイロン製の非透湿ウェダーを購入して、本格的になって来たら、他のウェダーを購入
するのも良いと思います。
 フローターバッシングの場合、フィンを付けて水中で漕ぐ動作を常に行いますので、ウェダー
の縫い目にかかる負担はウェーディング以上だと思います。結構早くから、縫い目やブーツとの
接合部から浸水してきます。あまりに高価なものを購入して長く使うより、安価なウェダーを
何回か購入し直す方が良いと思いますよ



<フローター・フィン>
 足ヒレのことですが、これがないとフローターは進みません。オール付きの場合はオールを漕いで移動できますが、位置の微調節はフィンでします。潜水用のフィンは大きすぎて代用はできませんので、専用のフィンを用意してください。
 ウェダーのブーツにしっかり固定できるものを選んでください。また、長時間キックしていると、どうしても固定が緩んできますので、フィンセーバーを同時に購入することをお勧めします

<ライフジャケット>
 浮き袋で湖上に浮いて、しかも針が付いたものを扱うのですから、穴あき事故がおこることを常に考えておかなければなりません。万が一、穴が空いてしまったときの命綱です。
 ウレタンフォームが入っているタイプは比較的安価ですが、できれば、膨張式のライフジャケットを購入するのがお勧めです。スペースが限られているので、少しでも小さい方が快適です。


☆あったら便利なグッズ☆

<ロッドホルダー>
 これがあると、複数のロッドをフローターに積むことができます。各社から出ていますので、
自分のフローターに装着できるものを選んでください。
 私はほとんどスピンニングタックル1セットで通すので、必要に感じたことはありませんシーッ


<フローター用スカリ、ストリンガー>
 釣ったバスを陸まで活かすためには、スカリまたはストリンガーが必要です。スカリは移動の時の抵抗になったり、かさばったり。私はストリンガーの方をよく使います。ZF184Hに乗った時はスカリも使いますよ。



<魚群探知機>
 これがあると、釣果が伸びるとありますが、私は必要を感じません。これを使用しなければならない程のディープを攻めることが少ないですし、シーズナル・パターンからバスの動きを判断しますので、どうしても必要になるシーンに出くわすことがないからです。フィールドによっては必要になるかも知れません。
  


Posted by ミーヤン at 12:22Comments(0)フローター

2011年12月17日

第12回 フローター(フローターの紹介)

 今回は、いよいよフローター(正式にはフロート・チューブ)についてです。


 私がフローターに乗り始めた理由は、オカッパリだとどうしても攻められないポイントが
目の前にあっても指をくわえて見ていなければならなかったのが我慢できなかったからですムカッ

 ところが、特定の師匠を持たない私ですから、何をどうして良いのやら、独学で学ぶしか
なく、そのため、私のフローターの使い方は一般的ではないと思います。やたらとライトリグ
を多用しますし、目の前でライズやチェイスがあっても、ミノーやトップウォータープラグを
使わないんです。それで釣果を上げられるのなら、それはそれで良しとしてくださいシーッ

 でもフローターで琵琶湖に浮いた気分が格別。それに釣果が伴うのですから言うことあり
ません。また、オカッパリだけでは気づかなかったことも多数あり、目からウロコの連続、
バスフィッシングの世界がかわりました
。そんなフローターバッシングの世界をご紹介しま
しょうニコニコ


 まずはフローターから。

 釣り好きのアングラーが魚の近くで釣りたいばかりに、自動車のタイヤチューブを膨らま
せて、それに簡単なハーネスを付けて釣りをしたのが始まりとされています。そのため、
初期のフローターはみんなラウンド型(O型)です。


<フローターの種類と特徴>
 フローターには大きく分けて、ラウンド型U型H型があります。


ラウンド型(0型)
 先程も述べましたが、これが初期型です。自動車のチューブにアウター
スキンを被せ、簡便なハーネス(シート?)を取り付けたものです。ちょ
うど浮き輪に吊り下げられて、身体は立っている状態ですね(浮き輪で浮
いているところを想像してください)。
 水没する範囲が一番多いため、自然と低重心となり見た目よりもはるか
安定性は良い。水面が近いため、バスを掛けた時、最もエキサイティン
グでしょうね。また、他の型のフローターにはできないで、前進が可能
小回りも秀逸
。その分、移動スピードは遅いので、遠くには行きにくいです。
 1気室のものが多く、構造が簡単なため、軽く安価です。ただし、穴が空いたら空気が抜けて
沈むだけですから、安全を考えると、できるだけ2気室もものを選び、ライフジャケットを必ず
着けてください

 また、アプローチの時は、チューブの中に入り、フローターを抱えた状態での入水ですので、
転倒事故する危険が高く、注意が必要です。もし、転倒したら頭と足が逆になることがあり、
頭が水没して非常に危険です。できれば同行者がいる方が安全です。上陸の時も同じ危険が
ありますので、ご注意を。


U型(V型)
  チューブの形から、U型もしくはV型と呼ばれています。フロントが
開いていて、そこは何らかのステーで固定しています。ラウンド型と違い、
ハーネス(シート)の上に座るような感じです。
 その分、水没する範囲は小さく、長時間でも楽ですし、水の抵抗も少な
いから、移動スピードは速くなります。ただし、後方にしか進めないのと、
小回りが効きにくいので、ラウンド型に比べて位置の調整はしにくいです。
 構造がやや複雑になるのとやや大型になるため、ラウンド型より重くなり
ます。その分、フロントのエプロンを広く使えるし、収納力も大きくなります。2本以上
のロッドを積むことも難しくありません。
 U型のほとんどは2気室以上ですので、万が一、穴あき事故が起こっても完全に沈むことは
ありません(危険には違いはありませんからライフジャケットは必須です)。入水後に乗り込
むことができるので、アプローチや上がるときの転倒の危険性は低くなります。モデルによっ
ては、浮いてからフィンを着けることができますよ。
 アウタースキンの中にUまたはV型のインナーチューブを入れるもの
から、アウターとインナーが一体化したゴムボートのような造りのもの
があり、しっかりした背もたれ付きのシートを備えた本格的フローター
もあります。最近はオール付きのフローターも登場し、人気がありますね。
最近の主流はこれでしょうか。


H型
 左右2本のチューブを金属製の梯子を渡してつなぎ、その中央にシートを
つくる、ほとんどボートのような構造のフローターで、ポンツーン・ボート
と呼ばれています。上から見た形がH型です。大型が多く、ほとんどがオー
ル付き
で、モデルによっては、エレキモーターや小型のエンジンを搭載でき
るものまであります。
 シート位置が高く、水没する範囲が小さいので、移動スピードが速く、
長時間・広範囲に移動することができます
。バサーの身体も冷えにくいですね(晩秋や春には
重宝です)。ウェダーのウエストハイでも大丈夫なモデルもあります。シート前後も広いので、
収納力は抜群。複数のロッドどころか、魚探も楽勝で付けられます。構造上、必ず2気室以上
になるので、万が一の穴あき事故のときも比較的安全です

 最近は、ゼファーボート製のフローターように、金属製の梯子の代わりに
チューブ自体をH型にして簡略化しているタイプもあります。
 良いこと尽くめに思えますが、欠点もあります。とにかく重いし、かさ張
るし、準備に時間が掛かる。水没範囲が極端に小さいので、風に弱く直ぐ
に流される。大きいから小回りが効かない。当たり前だけどかなり高価などなど
。しかし、それでも余りある利点があり、フローター乗りの憧れの的
ですねドキッ




 最初に購入するのにはフローターはU型が良いと思います。値段が手頃ですし、長く
使えると思います。できれば、一度試乗してみるのが良いでしょう。U型で満足できなければ、
U型でもオール付きなどのモデルやH型に進めばいいと思います。




さて、私が実際に使ったフローターの紹介です。

 現在メインに使っているのが、POPEYE製の BUP-146ST です。
U型フローターのオール付きでボートクロス製、背もたれが付いたハイバック
シートが搭載されています。



 最初に購入したのが何と、ゼファーボート製のH型フローター、ZF184H
です。
 その当時、ゼファーボートが開発した最大のフローターで、全長184㎝
の大型のポンツーン・ボートです。安定性抜群でオールでの移動も速く、
至れり尽くせりでしたが、如何せん重く、準備も大変でした。Bee BUP-
146STを購入した後はあまり出番がなくなりました。でも、今でも長距離
を移動するときには出動します。

 さすがに、ZF184Hは大きすぎるので、小型のフローターが欲しくなり購入
したのが、リバレイ製V型のポンドスケーターです。アウタースキンがター
ポリンのため水切りが良いフローターですが、既にお嫁入りしました。
  


Posted by ミーヤン at 11:46Comments(0)フローター

2011年12月16日

第11回 タックル(ウェアー・便利グッズ)

今回は、フィッシングウェアーと便利グッズについてです。

<ウェダー>
 ウェーディングやフローターバッシングの時に使いますが、素材によって、ナイロン製
非透湿ウェダー、透湿性ウェダー、ネオプレーンウェダー
に分かれます(詳しくは
フローターの項で)。
 あるとバスフィッシングの世界が変わりますよニコニコ


<レインウェア>
 いわゆる雨合羽ですが、晩秋など少し肌寒くなったときの防寒着にもなります。

 素材によって値段も大きく変わりますが、快適に釣りがしたかったら、良いものを選びましょう。特にゴアテックスやエントラントなどの透湿性素材を使っている製品がグッド


<防寒着>
 晩秋から冬、初春には必需品ですね。中綿がしっかり入った防湿防水性のものを選んでください。ゴアテックスで中綿が吸湿発熱素材なら鬼に金棒。値段は張りますが、極寒の状況でも快適に過ごせます。
 サロペットとジャケットのタイプがベスト。袖から冷気が入らないように、インナーカフが付いているものやベルクロでしっかりとめられるものが良いですよ。



<インナーウェアー>
 冬場に寒くなるとどうしてもインナーウェアーが欲しくなります。特に吸湿発熱素材を使ったものは重宝しますよ。



<ブーツ>
 スニーカーでサクッと釣れるのがオカッパリの良いところですが、突然の雨や冬場などはブーツを履いていると快適です。また、ポイントによっては少し水に入らないとアプローチできないことがありますので、持っていると本当に便利です。
特に冬場は厚手のネオプレーンが入っているものなら快適ですよ。


<グローブ>
 冬以外は使う頻度は少ないですが、グローブを着けるだけで、ウェアー1枚に匹敵するといわれています。釣りやすさを考えて、5指カットのものを選ぶか、寒さを考えて3指カットのものを選ぶか悩ましいですね。
 素材はクロロプレーン、ゴアウインドストッパー、タイタニウム等が使われています。


<サングラス>
 これは必需品の一つです。偏光グラスを選べば、水中の魚の動きを観察できます。また、合わせの時にフッキングが甘いと、ルアーが自分の方向に飛んできますので、目を守るためにも有用です。


<キャップ>
 夏の日差しから頭を守るために必要ですし、雨が降ったときにも、レインウェア-のフードの
中でかぶっていれば結構快適なんですよ。
 キャップとは違いますが、私は夏の日差しを防ぐために、クーリーハットという笠を使っています。お遍路さんの竹笠みたいなものですね。アユの友釣りのアングラーが良くかぶっています。格好はブサイクですが、キャップなどより遙かに快適なのでお勧めですよ。突然の雨でも慌てなくて済みますしテヘッ


<バッグ>
 バスフィッシングに限らず、釣りには道具がつきものです。特にバスの場合、ルアーを
使いますから、バッグがないとバラバラになってまとまりが付きません。移動の時も大変
になります。
 ウエストバッグ、リュック、ショルダーバッグなどなど、色々なタイプがありますが、自分のスタイルにあるものを選んでください。私はライトリグのワーミング専門ですので、ワームやフック、シンカーが入る程度のもので良いから、ウエストバッグを使用しています。あまり大きなバッグはキャスティングの邪魔になったり移動が大変だったりするのでお勧めできません。


<タックルボックス>
 だんだんと増えてくるルアーを整理して保管するためにはタックルボックスは必須ですね。私の場合は、ワームの管理が主体ですので、ウエストバックにはいるようなフィッシングケースを選んでいます。ワームは色別に分けておかないと、色移りがしますのでご注意を。
 また、フックやシンカーを入れる小型のケースがあれば、実釣の時に重宝しますよ。


<プライヤー>
 これがあると便利です。特に先端がL字型に曲がっているものがベスト。ルアーのフック交換の時にスプリットリングからフックを外したり、スプリットショットを開いて外す時にも有用。また、釣れたバスの口からフックを外す時に重宝します。
なくさないようにコードやピンオンリールで繋いでおく方が良いですよ



<フィッシュクリッパー>
 上手くランディングしてゲットしたデカバスを記念撮影。そんなときに限ってバスが暴れまくって、なかなかバスを把持できない。下顎をつかんでいるはずが暴れて落ちで、ハイ、サヨナラ~ってなりかねない。
 そんな状況で便利なのがフィッシュクリッパー。これで下顎を把持すると、バスに逃げられることがなくなるので安心です。記念撮影もフィッシュクリッパーごと持ち上げて、“ハイ!チーズ!”
 クリップして持ち上げるだけで重量測定ができる優れものもありますニコニコ


<LEDライト>
 夜釣りの時の強い味方、LEDライト。リグを作り直したり、ロッドティップに絡んだラインを外す時となどなど、何かと光が欲しくなります。
 各社から出ていますが、頭に着けることができるものがベスト。釣りの場合、明るさは80ルーメンもあれば十分です。明るすぎると、しばらく残像現象で苦しむことになりますよ(笑)  


Posted by ミーヤン at 19:15Comments(0)タックル

2011年12月16日

第10回 タックル(フック・シンカー)

今回は、ワーミングに使用するフックやシンカーについてです。

 私が常用しているリグが常吉リグです。これを通年使用していまが、このときに
大切になるのがフックとシンカーです。


<フック>

 大きく分けて、ストレートフック、オフセットフック、マス針に分かれますが、主に
オフセットフックマス針が使われていると思います。

オフセットフック
 オフセットフックはウィードレス性を高めるために、シャンクにオフセットをつけることでワームに無理なくフックを納めることができます。また、針先をワーム内に埋めることでよりウィードレス性を高めることができます。その反面、フックが大きくなるため、ボリュームや長さがあるワームが対象となります。また、ワームの動きが制限されたり、ショートバイトを弾きやすい傾向にあります。


マス針
 マス針は小さく作ることが出来、針先は常に露出するので、フッキング率が高くなります。フックが小さいことでミニワームにも使用でき、リグ全体を軽くすることもできます。その反面、根掛かりは頻発するので、ボトムをしっかり感じ取れるリグ全体のバランス調節が必要になります。 
 私が通常使うフックは環付きマス針です。以前はオフセットフックを使っていたのですが、ミニワームには使えないことと、フッキング率が劣るので、少々ウィードレス機能が劣るとは言え、マス針を使っています。

 青い星私のフックに対する詳しい考察はこちら


<シンカー>

 使うリグによって異なりますが、常吉リグやスプリットショットリグでは、噛みつぶしおもり(スプリットショット)を常用します。最近は常吉リグ専用のシンカーやタングステン製のシンカーも多数出ています。






 私は、フックもシンカーも消耗品で直ぐに紛失してしまうものだと割り切っていますので、
タングステン製などの高級シンカーなどは使いません。根掛かりでなくすと悔しいですからね。
フックはモーリス(MORRIS) ノガレス アンダーショット#2~3、シンカーは安価な、
ウォーター・グレムリン製のスプリットショットを使っています。
   


Posted by ミーヤン at 18:35Comments(0)タックル

2011年12月16日

第9回 タックル(リグ)

 今回は、ワーミングに使用するリグについてです。


 私が常用しているリグが常吉リグです。通称ダウンショットリグですね。これを通年
使用しています。その他使うとしたら、ネコリグやジグヘッドワッキーリグ、ノーシン
カーリグ
ですね。



<常吉リグ>


 かの村上晴彦氏が考案した、ジャパンオリジナルのリグです。常に吉と出るリグと
いうことで常吉だそうです。フックの下にリーダーをたらし、その先端にシンカーを
付けるリグで、フック→リーダー→シンカーの順になる独特なリグです。

 このリグの最大の特徴であるリーダーの下にシンカーがある仕掛けのため、リーダー
の長さだけ底を切って浮かすことができます。ピンポイントのシェイキングに良いと
成書にはありますが、私はそうは思いません。確かに底を切ることができることと、
シェイキングがしやすいことは特徴の一つですが、実際使ってみて、最も有利なことは、
シンカーを自由に交換できること
だと思います。

 風の向きや強さ、ポイントの水深、使うワームによってシンカーを換える必要があり
ますが、常吉リグの場合、ラインを結び直さなくても簡単にできてしまいます
 同じシンカーで粘り強く釣っているバサをよく見かけますが、喰いが悪くてもそのまま
で釣っているようです。ワームとシンカーのバランスは想像以上に微妙なもので、ワーム
に合わせたシンカー選びが釣果を左右すると言っても過言ではありません
(シン
カーの交換は海のエサ釣りでは常識)。シンカーは基本的にボトムがとれる最低の重さの
ものを選ぶべきですので、その時の状況によって重さを変える必要があります。それも、
結構頻回に。

 アクションはシンカーの調節によって、ワームに求められる全てのアクションが可能です。
ただ、フックの下にリーダーがある構造上、本当にシビアな状況では喰いが悪くなる傾向が
あります。また、シンカーとフックの2カ所で引っかかるので、非常に根掛かりしやすいの
が難点

 いや~、まだまだ可能性が広がる奥深いリグです。

相性が良いワーム:ほとんどのワームが使えますが、チューブやクローは苦手。

 青い星私の常吉リグに対する詳しい考察はこちら


<ネコリグ>


 これも村上晴彦氏が考案したリグで、根こそぎ釣ってしまうので、“ネコリグ”(にゃー
のネコではありません)。
 ストレートワームの頭にシンカーを埋め込み、フックをワーム中央に刺したもの。ボトム
でのヘコヘコした動きでバスを誘うほか、フォーリングでもアピール力あり。ピンポイント
での釣りに向いているので、広く探るのは苦手。根掛かりしやすいが、常吉リグよりマシ。

相性が良いワーム:ストレートワーム





<ジグヘッドリグ>


 シンカーとフックが一体化したジグヘッドにワームを付けるだけの簡単リグ。リフト&
フォールやボトムポンピング、各層のスイミングなどを器用にこなす
。結構用途は広いの
です。ふわ釣りもOK。これを得意とするプロも多いのでは。

相性が良いワーム:ほとんど全て




<ジグヘッドワッキーリグ>


 ストレートワームの中央にジグヘッドを刺す。主にフォーリングで喰わすリグですが、
意外とボトム付近でのスイミングもいい。根掛かりはネコリグより更に少ない。最近は
流行したためか、ジグヘッドワッキー用にフックの軸を短くしたジグヘッドも売り出さ
れています。




<スプリットショットリグ>


 ラインの途中にスプリットショット(噛みつぶしおもり)を付ける簡単なリグ。シン
カーの位置によって、末端のリーダーの長さを調節できます。
 簡単とは言え、タフコンディションでは威力を発揮します。ノーシンカーリグに並んで、
ワームが自然に動くのが良いのでしょうか。また、オフセットフックを使えば根掛かり
しにくいのも特徴
。広く水平に探るのは得意ですが、縦の釣りは苦手。
(筏のかかり釣りではほとんどこの仕掛けですよ)

相性が良いワーム:ほとんど全て




<ノーシンカーリグ>


 全くシンカーを付けないでラインとフックだけのリグ。タフコンディションの切り札
的存在
。シンカーがないので風にはめっぽう弱い。ボトムまで沈むのには時間が
かかる。

相性が良いワーム:ほとんど全て




 その他、テキサスリグやキャロライナリグがありますが、ライトリグでは不向きなので
割愛します m(_ _)m


 常吉リグが苦手で釣れないなんて嘆いている貴方、それは使い方を間違っているので
すよ。ご一緒できたら説明できるのですがニコニコ
  


Posted by ミーヤン at 11:56Comments(0)タックル

2011年12月16日

第8回 タックル(ライン)

今回は、ラインについてです。


 私がバスフィッシングを始めた頃は、ラインと言えば、ナイロン・モノフィラメント
かフロロカーボンでしたが、最近はPEラインもよく使われますね。


<ナイロン・モノフィラメント>
 言わずと知れたナイロン製のラインです。比重が小さいので水に浮き、結構しなやかで糸ヨレは出にくいが、摩擦に弱く、結束強度も弱い傾向にあり。伸縮しやすい性質。巻物には良いが、ワーミングには不向き。吸水性があり劣化が早い。安価。



<フロロカーボン>
 ナイロンより伸縮しづらく、比重も大きいため水に沈む。摩擦に強く、結束強度が大きい感度が優れるので、ワーミング向き。ただし、ライン自体に張りがあるので、糸ヨレが出やすい。吸水性が少なく劣化は遅い。比較的安価。



<PE>
 ポリエチレンを編み込んだラインで、ほとんど伸びない。伸縮性ではワイヤーハリスに匹敵する。同じ太さでも、引っ張り強度は桁違いに強い。1号でも20lbというラインもあり(ナイロンやフロロなら4lb)。摩擦に弱い傾向にあり、リーダーには不向き。場合によってはラインシステムを組む必要がある。かなり高価。劣化は遅い。






 さて、ライトリグに適したライン選びですが、巻物ならナイロン、ワーミングなら
フロロカーボンということになります。PEは何度が使ってみましたが、もう一つ良さ
が感じられませんでしたガーン

 私はワーミング中心ですので、フロロカーボンの4lbを中心に使っています。4lbなら
糸ヨレもそれほど気にしなくても良いし、結束強度も十分。リールのドラグを適正に調節
しておけば、ロクマルの引きにも耐えます
。実際、私が上げたロクマルは全て、
フロロの4lbラインでしたニコニコ
 バスは目が良い魚のようで、太いラインなら見破ってしまいます。だいたい8lb以上なら
分かってしまうんじゃないですかね(詳しいことは分かりませんが)。喰わすという意味
なら、細いラインの方が断然有利なんです。

 ラインのまき直し頻度ですが、成書では釣行の度に巻き替えるのがいいとあります。
しかし、その度に巻き替えていると、手間も費用も大変です。私は夏場でもないかぎり、
2ヶ月以上は巻き替えていないですねぇ(夏場は1月も持たないことが多いですが)テヘッ
  


Posted by ミーヤン at 10:26Comments(0)タックル

2011年12月15日

第7回 タックル(リール)

 今回は、ライトリグに適したリールについてです。

 リール、これが無くても始まりませんね。基本的なタックルです。


 あくまでもライトリグですから、もちろん、スピニング・リールです。なぜスピニング
・リールかというと、>軽い仕掛けでも確実にキャストできるからです。また、ドラグをしっ
かり調節していれば、腕さえあればロクマルを上げることも可能ですグー

 ところが、難点が一つ。構造上、糸ヨレがでるということです。Twist Busterなるシステム
を採用しているリールもありますが、糸ヨレが起こりにくいと言うだけで、ヨレは必ず起こ
ります。新しい糸をヨレが出にくいようにスプールに巻き取る装置もありますが、一度キャ
ストすると、同様に糸ヨレが出ます。要するに、糸ヨレは必ず起こると考えた方が良いの
です
ウワーン



 糸ヨレが起こりにくい方法をご紹介しましょうニコニコ

☆リールとラインの調節
 ・細い糸を使う(ナイロンなら6lbまで、フロロカーボンなら4lbまで)。
 ・PEラインを使う。
 ・なるべく大きなスプールを遣う(シマノなら2500番、ダイワなら2000番)。
 ・逆テーパーに巻けるようにスプールのワッシャーを調節する。
 ・ラインを少ない目に巻く。

☆実際の釣り現場で
 ・キャストするときには必ずフェザーリングする。
   フェザーリング:キャスト後、余分な糸が出ないように、人差し指でスプールを
             押さえる動作(これを覚えるとキャスティングの精度が上がる
             ので、ぜひとも覚えてもらいたい技術です)。
 ・テンションが掛からないときにはラインの巻き取る場合、指でつまんでラインに
  テンションを掛けて巻く(ラインスラッグを巻き取るときなど)。

以上でかなりマシになります。


 さて、リールにも各メーカー、各種ありますし、最近は中古品も出回っています。

 私は新品を購入することにしています。リールはラインを巻き取る機械である以上、
複数の部品が合わさってできています。部品の劣化などの目利きができて、自分で分解
してメンテナンスできる人以外は新品で購入した方が無難です。


 基本的に高価なほど性能が良いと思って間違いないのですが、私のお勧めのリールは、

  シマノなら、アルテグラ以上、ツインパワーMgまで
  ダイワなら、フリームス以上、セルテートまで

  アルテグラ    ツインパワーMg      フリームス      セルテート

ですね。このクラスならベアリングは防錆処理がされているので、長持ちします。

確かに、ステラやイグジストは素晴らしいのでしょうけれど、バスが相手ならツイン
パワーでもオーバークオリティだと思います。私が初めてランカーを釣り上げたときの
リールは昔のアルテグラですし、今も現役で活躍してくれています。

 番手は2000~2500番が良いですね。腕に自信があれば、1000番でもOK。


ちなみに私が主に使っているリールは、

 シマノ 05 ツインパワーMg1000S
     09 ツインパワー2500S
     05 バイオマスター2000S

 ダイワ 05 カルディア2000KIX(ベアリングチューン済み)

です。

 古いリールもそれなりに思い出が詰まっていて、いいものですよニコニコ
  


Posted by ミーヤン at 17:50Comments(0)タックル

2011年12月15日

第6回 タックル(ロッド)

 これからしばらく、ライトリグに適したタックルについてです。今回はロッドに
ついてです。

 最近、ベイトフィネスってよく言われますが、基本的にはライトリグにはスピニング・
タックルが良い
と思います。ラインの項でも説明しますが、ラインは細くするほど
有利だからです



 ルアーロッド、これが無くては始まりませんね。

 あくまでもライトリグですから、基本的にはスピニング・ロッドです。細いラインで、
ごく軽いリグまで使用でき、繊細なアクションをつけるためには、どうしてもスピニング・
ロッドが必要なんです。


お勧めは、

  長さ:6ft前後。オカッパリなら、6.5ft、フローターなら6ft未満
  パワーラング:SUL~ML、一般的にはLランクですかね。

ただし、メーカーによって表示はまちまちですから、投げられるリグの重さが
1/32~1/8ozくらいが扱いやすいと思います。

  調子:ファーストがベスト。巻き巻きより、ワームのアクションで喰わすことが
     多いですから。
  材質:カーボングラファイト。グラスファイバーはファースト・アクションを
     付けにくいのでパス。なかにはアラミドヴェールなる素材を入れ込んだ
     ロッドもあります。
  継ぎ数:なるべく1pieceが良いですが、2pieceでもOK。印籠継ぎのものが
     自然なアクションになります。

ですが、狙うバスの大きさによって変わると思います。

 ガイドは、SiCもしくはゴールドサーメットが必要です。ナイロンやフロロカーボン
ラインを使うのであれば、どちらでも構いませんが、PEラインを使う場合は、必ず
SiCを使ったものを選んでください
(硬度の問題でゴールドサーメットは削れてしま
います)。
 ガイドフレームはチタン製に越したことはありませんが、ステンレス製でも十分
です。

 スポーニング・シーズンのように、ランカーサイズを狙うときは、パワーランクは
MLの方が安心ですが、ロッドによってはSULでもランカーを上げることはできます。
 秋の数釣りシーズンでは、SUL、ULの方がショートバイトを弾きにくいので、釣り
やすいですね。でも、あくまでも一般論ですから、実際に振ってみて、手に馴染むもの
が良いと思います。先輩に貸してもらって判断するのも良いかもしれません。



 私がメインに使っているロッドは、

 ダイコーコブレッティUnderPressure (ソリッドティップ)
   6.1ft、SUL、ルアー(1/64~1/32oz)、ライン(2~4lb)、EXファースト


       ※ガイドとグリップを変更したカスタムメイドのロッドです。

 ロビンソンビゴットBGS-511SL1 (フルソリッド)
   5.11ft、L、ルアー(~3/8oz)、ライン(~8lb)、ファースト


       ※フルソリッドのビゴットの中でも最もパワーがあるロッドです。

 フェンウィックテクナAV 59SDML “Downshot Special”  (チュブラー)
   5.9ft、ML、ルアー(1/32~1/4oz)、ライン(2.5~8lb)、ファースト


     ※アラミドヴェール搭載の高性能ロッド。ロッドに筋肉があるとまでいわれています。

の3本です。

 コブレッティUnderPressureはSULで、どう考えても、デカバスよりタフコンディション
の小バス対応みたいですが、このロッドで何本となく40アップ、50アップを仕留めて
いますし、フェンウィックテクナAV 59SDMLは60アップでも安心してやり取りができる
ロッドですが、豆バスと遊ぶこともできます。ロッドも使い方次第です。

 どれも、ヤフオクで競り落とした古いロッドですが、まだまだ現役ですよ。設計時点は
10年以上前ですが、良いものは良いです。憧れだった高価な高性能ロッドを手に入れた
かったら、中古品という手が良いですよ。


 ライトリグだけに限ると、ロックフィッシュ用のロッドが意外に良いです。特にソリッド
ティップのバスロッドで、7ftなんてものは滅多に見かけないですが、ロックフィッシュ用の
ロッドでは結構手に入りやすいですし、値段も実勢1万円強とお手頃です。ロングロッドは
オカッパリの時には有利に働きますからね。

 ダイコープレミア ロックフィッシュ・ライト&テクニカルモデルPMRR69ft
   6.9ft、UL、ルアー(0.5~3.5g)、ライン(2~4lb)、EXファースト





☆フルソリッド、ソリッドティップ、それともチュブラー?☆

 最近、フルソリッド・ロッドが流行しているようですが、一体どのロッドを選べばいいのか、
分かり辛いと思います。結論から言うと、実際使ってみて、自分のフィーリングに合うかどう
かですね。
 ビギナーなら、迷わずチュブラーを使いましょう。ソリッドタイプはその製法上、ティップ
が繊細にできていますから、ラインのヨレに常に気を遣う必要があり、ある程度キャスティン
グに慣れていないと、ティップを破損する危険があります。その分、タフコンディション時に
バスに違和感なく喰わすことができたり、掛けたバスをバラしにくかったりする利点があり
ます。
 フルソリッド・ロッドはその製法上、持ち重りしがちですが、バスを掛けたときのブランクス
の性能には目を見張るものがあります。確かにバラシも少なくなりますが、メーカーによって
性格が違いますので、ご注意を。私が使っているロビンソンビゴットBGS-511SL1はデカバス
対応です。
 ソリッドティップのハイブリッドロッドは、ブランクスはチュブラーで、途中からソリッド
になっているロッドです。食い込みも良いし、持ち重りもありません。チュブラーとフルソリッ
ドの良いとこ取りのようですが、ロッドによってはチュブラーとソリッドの接合部で極端に調子
が変わるものがあります。実際にラインを通して曲がりを確認してください。
  


Posted by ミーヤン at 17:20Comments(0)タックル

2011年12月15日

第5回 冬(ウインター・シーズン)

 今回は、冬(ウインター・シーズン)です。秋の荒食いが終了して、水温が
段々下がってくると、バスも越冬を意識した行動をとります。ウィードや漁港
にあれほどいた豆バスたちも、嘘のように姿を消します。一体、彼らはどこに
行ってしまうのでしょうね。

         湖西から見た冬の葛籠尾崎と竹生島


 よく言われるのが、水温が安定している深場のサンクチュアリや環境が安定
している漁港
で越冬しているということです。

 さすがに真冬にフローターは辛すぎますので、この時期の釣りはオカッパリが中心に
なりますが、岸から深場のサンクチュアリを狙うことは困難です。すると、環境が安定
している漁港ということになりますが、30アップまでで、なかなか40アップは望め
ませんガーン



 では、浅場にはバスはいないのでしょうか?

 実はそんなことはないのです。私が冬場に通うポイントは水深1mくらいで、岸は雪で
覆われますが、30cm後半や天気によっては40アップも出ます。バスの越冬場には決
まったパターンはないのかも知れません。いろいろなポイントを調べる必要がありますね。

 (2010年1月、41㎝、とあるポンド)   (2011年1月、36㎝、とあるポンド)


 また、バスは毎年同じポイントを越冬場にする訳ではないので、前年度に越冬場では
なかったポイントも調べる方が良いでしょう。もし、そんなポイントを見つけ出すこと
ができれば、真冬であっても爆釣ってことがあります。越冬しているバスは秋の
ように広く散らばっている状態ではなく集まっています
ので、パターンにはまる
と思わぬ釣果に恵まれるのです(小バス中心ですが1時間に40尾というのを経験して
います)。


 バスの越冬場を見つけたとして、次に大切になるのが、水温低下で活性が下がっている
バスを攻略するのに適したルアーを見つけ出すことです。

 一番適しているのが、小型でエビを模したワームです。アクションはごく少ない目に
します。
 越冬バスはなるべく体力を使わないようにしています。活発に移動して捕食していない
ので、最小限の動きで捕らえることができるエサを好むのは想像に難くないでしょう。
甲殻類なら動きも遅いし、バスにとって好都合じゃないかと思います。

 ハード・ルアーなら、冬場に食性に訴える釣り方をするのは難しいので、リアクション・
バイト
を誘発するものがいいですね。いろいろ試して探してくださいグー


 さて、冬場でするべき大切なことはもう一つあります。冬場には水位の低下もあるし、
季節風が激しくないポイントでは水質もクリアになります。たとえ釣れなくても、ポイント
の状況を見極める
のに冬場ほど適した季節はありません。

 私のスポーニングのマル秘コンタクト・ポイントを冬場に観察すると、やたらと根掛
かりが多かったところには大きな石が沈んでいました。確かに根掛かりは多かったので
すが、40アップ、50アップが高確率にヒットしたのは、この底の状況があったから
でしょうね。また、同じようにデカバスがヒットするマンメイドストラクチャーがあり
ましたが、ここにはなんと、大きな陶器の壺が埋めてありましたビックリ
 冬場にポイントを観察することで、スポーニングやその他のシーズンの釣りに有用な
情報を沢山得ることができます。一度試して見てください。勉強になることも多いですよ。




☆琵琶湖の深呼吸☆

 “琵琶湖の深呼吸”ってご存じでしょうか?

 滋賀県の北部はスキー場ができるほど雪が積もります。多い所では3m以上も積もる
そうです。私の在所でも多いときは150㎝に達したことがあります。
 春の気配が漂い始める2月下旬から3月上旬には、琵琶湖の北湖には大量の雪解け水が
流入します。雪解け水は低温水ですので、琵琶湖の湖底に流れ込みます。この流れ込みに
よって、湖底に溜まっていた低酸素水がかき混ぜられ、水面近くに浮上してきます。ちょ
うど、フォールス・ターンオーバーと似たような状態になるのです。
 これを“琵琶湖の深呼吸”といい、湖底まで酸素を届ける仕組みになっています。湖底
に生息する生物にとっては深呼吸が起こるかどうかは生死を分ける大切な現象です。ただ、
バスのように水深20mより浅い場所に住んでいる生物にとっては、低酸素水にさらされる
ので大変と言えば大変ですね。ただ、バスフィッシングではオフ・シーズンにあたります
ので、あまり影響を感じたことはありません。


 さて、今回でシーズナル・パターンの説明は終了です。これが絶対正しいとは思いませんが
自分で経験して、覚えておいて損はないような内容に絞りました。

 今後の釣りに活かすも良し、無視するも良し。皆さん次第です。  


Posted by ミーヤン at 15:41Comments(0)シーズナル・パターン

2011年12月15日

第4回 秋(フォール・シーズン)

 今回は、秋(フォール・シーズン)です。夏の高温、低酸素状態から解放された
バスは活発に捕食行動をとります。積極的にベイトを追いかけるのもこの時期です
ね。
 型さえ望まなければ、あちこちのポイントでバスが釣れる季節ですので、ビギ
ナーが最も入りやすい時期でもありますチョキ



 成書には成功のカギはベイトフィッシュの動きをいかにつかむかとありますが、
これはバスボートで釣りをするバサーにいえることです。
 オカッパリやフローターでは広範囲に探る訳にはいきませんので、ベイトの動き
ばかりを追いかけてはいられませんパー

 では、どのように攻略していけばいいのでしょうか?

 カギはストラクチャーでしょう。オカッパリやフローターでは回遊するバスを
狙うのには根気も時間も必要です。むしろ、ストラクチャーについているバスを
狙うのがベスト
のように思います。ストラクチャーは人工的なものでも自然でで
きたものでも構いません。何か変化があることが大切なのです

 ところが、バスがつくストラクチャーとそうでないストラクチャーがあるので、
それを見極める必要があります。その時に重要になるのがウィードの存在です。

 いかにもバスがいつきそうなストラクチャーでも、近くにウィードがないと悲しい
くらいアタって来ないということをたびたび経験しますウワーン
 水面まで生い茂っているくらいのウィードである必要はありませんが、ウィードは
バスにとって居心地が良い環境を提供してくれるのは確かです
。ウィードエッジにデカ
バスが潜むことも多いですよ。

ウィードがあるマンメイドストラクチャーで釣れたランカーバス
(2010年11月、55㎝・5.6lb、琵琶湖北湖)

 ただ、ポイントを見ていても、ウィードの存在に気がつかないことがあります。
それを防ぐには、ウィードの発育の状態をサマー・シーズンから確認しておく必要が
あります
。夏にウィードが生い茂っていて、秋になると枯れてきて、水面からでは
ウィードの存在が分からないポイントもあります。それでも湖底にウィードが残って
いれば、バスは居付いています。秋の状態を夏から考えておくことも重要なのです。

 また、ストラクチャー周囲の環境も大切です。
 ただ単調な湖底にウィードが茂り、そこに取水塔などのストラクチャーがあるだけ
では魚影は薄いと思わなくてはなりませんガーン
 湖底にかけ上がりがあり、そこにストラクチャーがあり、ウィードが発育していて、
近くに河川の流入があるポイントなんかはベスト
ですね。かなりの高確率でデカバスが
潜んでいるだけではなく、30アップくらいのバスが1時間で10~20尾ヒットして
くることも珍しくありません。それも真っ昼間ですチョキ



 さて、成書には秋の難敵として、フォールス・ターンオーバーが記載されています
(詳しくは成書を参照してください)。確かにこの現象が生じるフィールドは多数存
在すると思いますが、私のメイン・フィールドである琵琶湖の北湖にはこの現象が顕
著に起こることは少ないように思います。アユの死骸が打ち上げられ、バスの活性が
落ちることはありますが、ほんの1週間ほどで改善してきますし、成書にあるような
ヘドロ臭なんかもありません。琵琶湖の北湖の秋は安全なんですねニコニコ
  


Posted by ミーヤン at 12:02Comments(0)シーズナル・パターン

2011年12月15日

第3回 夏(サマー・シーズン)

 今回は、夏(サマー・シーズン)です。日中はピーカンで、バサーにも辛い
時期ですね。でも、この時期のピーカンこそ、良い釣りができることが多いのも
事実です。
 この難敵のサマー・シーズンをいかに釣りこなすかによって、年間の釣果が
変わります。


 成書では夏バスの攻略のキーポイントは、酸素含有量とされています。夏場に
水温が上昇すると、水中に溶け込んでいる酸素の含有量が低下し、バスはより酸
素含有量が多いポイントに移動する
訳です。

 酸素含有量が多い代表的なポイントは、

 ・河川、河口
 ・風表のポイント
 ・ウィードが発育しているポイント


です。

 河川、河口部は水温が比較的低いだけではなく、流れによって水が攪拌される
ことで大気中の酸素が溶け込みやすくなっているからですね。水の攪拌という意味
では風表も同じことです。
 ウィードは水草の光合成で酸素が供給されるため、酸素含有量が増えるのです。

というのが一般的でしょうか。


 これ以外にもキモになるのが、気温日光ですね。

 気温は低い方がバスの活性が上がります。サマー・シーズンは朝・夕の間詰め
良いといわれますね。雨や曇り空のときなど日中の気温が上昇しないときも狙い目
になります。

朝マヅメのランカーバス(2011年7月、54㎝・4lb、琵琶湖北湖)

 当然、天気が良いときは日光も強い状態です。ヒトと違い、バスにはまぶたがない
ので、目に入る光に量を上手く調節できないため、日陰を好むといわれています。

 となると、橋桁などのシェードはサマー・シーズンではマストになりますね。

(2010年8月、44㎝)            (2011年8月、40㎝)


 総合すると、河口部の朝・夕間詰めで近くにウィードが発育しているポイントが
最も有力
となります。


 私もこれに反対する訳ではありませんが、果たしてそうでしょうか?
 無風の真っ昼間のピーカンの日向ではバスは喰ってこないのでしょうか?


 私と一緒に釣りをするバサーは良く感じることでしょうけれど、結構、風がない
昼間のピーカンで大型バスが喰ってくることは意外と多いのですよシーッ

気温35℃のピーカンで釣れたデカバス(2010年7月、53㎝・4.5lb、琵琶湖北湖)

 ある友人など、7月19日、晴天、気温34℃、ほぼ無風の午後2時に、日陰に
なっていない葦際で、56㎝、6.5lbのスーパーランカーをヒットさせていますビックリ


 なぜ、デカバスが昼間のピーカンで喰ってくるのか?

 それは、それぞれの個体の問題でしょう。

 上記のような、河口部の朝・夕間詰めで近くにウィードが発育しているポイント
などは連日バサーに攻め倒されてプレッシャーが強く、バスがスレまくっている
可能性が高い

 少々条件が悪くても、バサーのプレッシャーが少ないポイントにはウブな個体が
居るのは容易に想像できると思いますニコニコ

 オカッパリでは厳しいかもしれませんが、フローターでプレッシャーが少なく、
条件が揃いそうなポイントを開発しましょう。すると自分だけ良い思いをできること
も夢ではありませんチョキ
  


Posted by ミーヤン at 11:27Comments(0)シーズナル・パターン

2011年12月14日

第2回 春(スプリング・シーズン)

 バスの習性でも絶対に理解するべきもののなかに、シーズナル・パターン
あります。
 バスも四季のあるフィールドに生息していますので、季節の変化に影響され
ない訳はありません。この季節によって変化するバスの行動パターンをシーズ
ナル・パターン
といい、これを理解することが成功の早道といっても過言では
ありません。


 今回はその中でも、一番イベント性が高い春(スプリング・シーズン)
ついて述べようと思います。

 春には1年を通じて最も大きなイベント、スポーニング(産卵)があります。
この時期に釣れるバスは、産卵に関係しているため、良型~大型が多く、ラン
カーサイズをゲットする一番良い季節とも言えるでしょうニコニコ

     スプリング・シーズンの乙女が池


 このスポーニングには大きく分けて、プリスポーンスポーニング中期
アフタースポーンの3つの時期に分かれます。それぞれの時期によって攻め方が
違うので、自分の通うフィールドがどの時期に当たるかを知ることは非常に大切
です。せっかく正解のポイントに入れたとしても、間違った攻め方をしてボウズ
ってことも往々にしてありますテヘッ


<プリスポーン>

 プリスポーンは、産卵を控えたバスが栄養を取るために荒食いする時期です。

 成書には、いろいろなルアーに反応するので、広く攻めるルアーを選択するべき
と記載があります。しかし、それはバスボートに乗って広く探るときに当てはま
ることで、フローターやオカッパリではなかなか困難なことです(夜釣りで岸際
に回遊してくるバスを狙うのなら別ですが)。

 このときに有効になるのが、コンタクト・ポイントを見極めるということです。

 プレスポーンで荒食いをして栄養を蓄えたバスはスポーニング・ベッド(産卵床)
を作る浅場に向かう前に、あるポイントにステイします。これがコンタクト・
ポイント
です。沖での荒食いを終えているとはいえ、コンタクト・ポイントにステイ
しているバスの活性は高く、高確率で大型がヒットしてきます。
コンタクト・ポイントは人工的な構造物の場合もあれば、葦際の場合もあります。
フローターやオカッパリでも狙える場所も多いので、それぞれのフィールドでどこが
コンタクト・ポイントなのかを知るバサーだけが至福の時を迎えるのです
チョキ


コンタクト・ポイントでヒットしたプリスポーンのバス(2010年3月、55㎝、琵琶湖北湖)

 コンタクト・ポイントの攻め方は、ピンポイントを狙うので、ワームの釣りが
主体
となります。リグの種類は縦に誘うことができるものが良いでしょう。ここに
ステイしているバスは上から落ちてくるものに反応しやすい傾向にあります。
ワームの種類や大きさは千差万別。実際に試してヒットするワームが正解だといえます。
そのフィールドに詳しいバサーに聞くのが一番簡単ですが教えてくれるかどうかシーッ


<スポーニング中期>

 コンタクト・ポイントから離れたバスは、水深1~2mの浅場に入り、スポー
ニング・ベッドを作り産卵します。このスポーニング中期のバス達は雄雌のペア
か、超大型の雄に複数の雌が付き添っていてハーレムを作っている状態が多いで
すね。

   ハーレムを作っていた雄バス(2011年5月、63㎝・6.5lb、乙女が池)


   抱卵した雌バス(2011年5月、56㎝・5.5lb、乙女が池)

 一度、スポーニング・ベッドを作ったバスはなかなか捕食行動に出ずに、スポー
ニング・ベッドに侵入してくる外敵に攻撃を繰り返します
。このバスを食性で釣る
のは非常に困難ですので、この攻撃性を逆手にとって、バスをヒットさせる方法が
あります。
 成書にはサスペンドミノーを使い、あたかもスポーニング・ベッドを狙っていると
バスに思わせ、攻撃したときに引っかけるようにヒットさせるとあります。
 これも一つの方法ですが、スポーニング・ベッドを守っているバスといえども、
ほんの少し食性は残っているので、それに訴えるリグとルアーを選んでヒットさせる
方法と、攻撃性があるバスをもっと怒らせてヒットに持ち込む方法もあります。
 こちらの方がサスペンドミノーを使うよりヒットする確率が高いのですが、ここでは
秘密とさせてください(フィールドでお会いすることがあればご紹介できますが)シーッ


<アフタースポーン>

 産卵を終えた雌バスは、体力を回復させるために直ぐに沖に移動しますが、長く
スポーニング・ベッドを守っていた雄バスは、体力を回復させるために岸際のスト
ラクチャーにステイします。これがアフタースポーンの雄バスですが、喰い気は
あるものの、かなり警戒心が強く、少しの違和感がだけでヒットしてきません。

 オカッパリやフローターでアフタースポーンの雄バスを釣るには、ロングディス
タンス・フィネス
が有効です。気配を消して、なるべく遠くから極軽い仕掛けで
バスの前にワームをプレゼンテーションさせます。アクションは小さくしてアピー
ルし過ぎないように気を付けます。当然、ワームは小さめが良いし、カラーも
ナチュラル系が有利だと思います。確率は高くないけれど、ヒットさせることは
できますね。
 この時期にヒットするバスは痩せていて、可哀想なくらい貧弱な印象を受けますが、
結構引きは良いですね。

痩せたスレンダーボディの雄バス(2011年6月、56㎝・4lb、琵琶湖北湖)


 以上がスポーニングの攻め方ですが、何といっても、コンタクト・ポイントを攻める
のが一番良い方法です。コンタクト・ポイントの見極めが勝敗を決するのです




☆雌バスの産卵回数は一回だけですか?☆

 雌バスは何回産卵をするのかご存じでしょうか?

 雌バスは一度に産卵するのではなくて、数回に分けて産卵します。つまり、産卵を
する1個体が何回か、沖→コンタクト・ポイント→スポーニング・ベッド→沖の移動
を繰り返すのです。
 ここで、注意するべきは、コンタクト・ポイントにアタリが無くなっても、数日で
第2波、第3波と違うグループがコンタクト・ポイントに入って来て、アタリが復活
するということです。コンタクト・ポイントで良い釣りができる期間は意外と長いの
です

 スポーニング真っ盛りの時に、コンタクト・ポイントがノーマークになっていること
が多いので、チェックするのを忘れないようにしましょうサカナ



☆スポーニングは一斉に起こるんですか?☆

 スポーニングはその地域一斉で起こる訳ではありません。私の通っているフィールド
でも、10km圏内で、早いところ遅いところで2ヶ月くらいの開きがあります
 それぞれのポイントのスポーニング開始時期を把握していると、美味しい時期を逃さ
なくてすみますね。そして、早いポイントから遅いポイントへ時期をずらして探って
いけば、長い間、デカバスに出会える機会を楽しむことができますよチョキ



次回は、難敵の夏(サマー・シーズン)です。いろいろと誤解も多い時期なのですよ。
  


Posted by ミーヤン at 22:23Comments(0)シーズナル・パターン