2011年12月18日
第18回 ワーム(実践)
今回はワーミングの実践です。気合い入れて行きましょう
<戦略>
私が常に大切にしている方針は、
“ヒットワームは豆バスに聞け”
です。
その季節、そのフィールドの状況によって、バスの食性は大きく変わります。しかし、
私の経験では、ランカークラスのバスも20㎝にも満たない豆バスも食性はほぼ
同じです。
豆バスのヒット率が高いワームがその日のヒットワームという場合が多い。豆バスの食性
を探ることが、ランカーバスへの早道だと信じています。これが、“ヒットワームは豆バスに
聞け”です。豆バスがいろいろと我々バサーに教えてくれるのです。豆バスがアタって来た
からといって毛嫌いしないでくださいね。
その上で、私が実際に行っている戦略は、バスはワームの形に反応しているのか、
カラーに反応しているのかを調べることです。
まず、自信がある小型のワームをパイロットワームとして実釣開始します。カラーはその
時の水質によって決めますが、必ずしも基本通りでなくても構いません。いろいろカラーを
変えたり、アクションを変えたりして、バスの反応を見ます。ここで以下のように考えてく
ださい。
・複数のカラーでヒット → ワームのカラーではなく形に反応
・単一のカラーに反応が良い → カラーに反応
・反応なし → その形には反応していない
次に、ヒットワームと同じカラーで、大きさや形が違うワームに変更してみてください。
それでヒットすれば、バスはカラーに反応していると考えて間違いありません。ヒットしない
ときは、バスはパイロットワームの形に反応していることになります。
いろいろな形のワームでも反応するときは、バスの活性が非常に高いときですから、これは
数釣りのチャンスですよ
パイロットワームでヒットしないときは、違うワームで最初から同じことを試してください。
それでも反応がないときは、シンカーを変更してアクションに変化を付けてみたり、リグの変更
を試みてください。意外とシンカーを交換するだけで喰いが変わってくるものですよ
簡単に実践方法を説明しましたが、これだけ試すにしてもかなり多くのことをしなければなり
ませんね。実際はもっと多くのことを考えて実践しなくてはなりません。ワーミングは奥が深い
んです。
では、効率よくヒットワーム(ヒットパターンといってもいいでしょう)を探す方法はないで
しょうか?
私は、自分のホームグラウンドを持つことだと思います。そのフィールドに通って、シーズナル
・パターンに精通することが何より大切だと確信しています。どれだけ有名なバサーでも、御当地
名人には敵わないと思いますよ。バス釣りは通ってなんぼの世界なのですから。
☆ワームの常識・非常識☆
成書によると、デカバスほど大きなワームを好むとあります。これって本当でしょうか?
私の経験から言うと、ちょっと違うんじゃないかと。特にオカッパリやフローターでアプローチ
できるポイントでは当てはまらないと思います。
では、どのように考えれば良いのでしょうか?
岸寄りにいるバスたちが、何をエサにしているのかを探ることがヒントになります。漁港など
の小さなエリアに入っているバスは、大小にかかわらず、動きが良い魚をエサにしているとは考
えにくい。
基本的に、バスは泳ぎが下手くそな魚と言われています。長距離を泳げるような体型はしてい
ないし、アユのように俊敏に動くこともできません。ということは、エサにしやすいのは、動き
が遅い甲殻類が考えやすいですね。私は、琵琶湖北湖の場合、スジエビ(湖産エビ)が最も多い
んじゃないかと思いますが、これを模したワームが効果的なのは想像できると思います。
結論的には、
エビを模したワーム → 大小関わらず、バスの大好物
大型のワーム → 小バスは喰えないので、大型バスが喰ってくる。
しかし、エビを模したワームより喰いが悪い
ということになります。岸寄りであれば、ランカーバスもスジエビを好んでエサとしてい
るんです。実際にランカーバスを小型ワームでヒットさせた経験が何度となくありますよ。
私がパイロットワームに小型ワームを推奨する理由がここにあります。

<戦略>
私が常に大切にしている方針は、
“ヒットワームは豆バスに聞け”
です。
その季節、そのフィールドの状況によって、バスの食性は大きく変わります。しかし、
私の経験では、ランカークラスのバスも20㎝にも満たない豆バスも食性はほぼ
同じです。
豆バスのヒット率が高いワームがその日のヒットワームという場合が多い。豆バスの食性
を探ることが、ランカーバスへの早道だと信じています。これが、“ヒットワームは豆バスに
聞け”です。豆バスがいろいろと我々バサーに教えてくれるのです。豆バスがアタって来た
からといって毛嫌いしないでくださいね。
その上で、私が実際に行っている戦略は、バスはワームの形に反応しているのか、
カラーに反応しているのかを調べることです。
まず、自信がある小型のワームをパイロットワームとして実釣開始します。カラーはその
時の水質によって決めますが、必ずしも基本通りでなくても構いません。いろいろカラーを
変えたり、アクションを変えたりして、バスの反応を見ます。ここで以下のように考えてく
ださい。
・複数のカラーでヒット → ワームのカラーではなく形に反応
・単一のカラーに反応が良い → カラーに反応
・反応なし → その形には反応していない
次に、ヒットワームと同じカラーで、大きさや形が違うワームに変更してみてください。
それでヒットすれば、バスはカラーに反応していると考えて間違いありません。ヒットしない
ときは、バスはパイロットワームの形に反応していることになります。
いろいろな形のワームでも反応するときは、バスの活性が非常に高いときですから、これは
数釣りのチャンスですよ

パイロットワームでヒットしないときは、違うワームで最初から同じことを試してください。
それでも反応がないときは、シンカーを変更してアクションに変化を付けてみたり、リグの変更
を試みてください。意外とシンカーを交換するだけで喰いが変わってくるものですよ

簡単に実践方法を説明しましたが、これだけ試すにしてもかなり多くのことをしなければなり
ませんね。実際はもっと多くのことを考えて実践しなくてはなりません。ワーミングは奥が深い
んです。
では、効率よくヒットワーム(ヒットパターンといってもいいでしょう)を探す方法はないで
しょうか?
私は、自分のホームグラウンドを持つことだと思います。そのフィールドに通って、シーズナル
・パターンに精通することが何より大切だと確信しています。どれだけ有名なバサーでも、御当地
名人には敵わないと思いますよ。バス釣りは通ってなんぼの世界なのですから。
☆ワームの常識・非常識☆
成書によると、デカバスほど大きなワームを好むとあります。これって本当でしょうか?
私の経験から言うと、ちょっと違うんじゃないかと。特にオカッパリやフローターでアプローチ
できるポイントでは当てはまらないと思います。
では、どのように考えれば良いのでしょうか?
岸寄りにいるバスたちが、何をエサにしているのかを探ることがヒントになります。漁港など
の小さなエリアに入っているバスは、大小にかかわらず、動きが良い魚をエサにしているとは考
えにくい。
基本的に、バスは泳ぎが下手くそな魚と言われています。長距離を泳げるような体型はしてい
ないし、アユのように俊敏に動くこともできません。ということは、エサにしやすいのは、動き
が遅い甲殻類が考えやすいですね。私は、琵琶湖北湖の場合、スジエビ(湖産エビ)が最も多い
んじゃないかと思いますが、これを模したワームが効果的なのは想像できると思います。
結論的には、
エビを模したワーム → 大小関わらず、バスの大好物
大型のワーム → 小バスは喰えないので、大型バスが喰ってくる。
しかし、エビを模したワームより喰いが悪い
ということになります。岸寄りであれば、ランカーバスもスジエビを好んでエサとしてい
るんです。実際にランカーバスを小型ワームでヒットさせた経験が何度となくありますよ。
私がパイロットワームに小型ワームを推奨する理由がここにあります。
2011年12月18日
第17回 ワーム(種類・カラー)
数えると、もう17回。そろそろネタ切れの感がありますが、頑張って更新します
さてさて、シーズナル・パターンやタックルを説明しましたが、やはりライトリグの
時にはどんなワームが良いか気がかりだと思います。本当は秘密にしたいところですが、
その一部をご紹介しましょう。
<ワームの種類>
ストレート、グラブ、カーリーテール、シャッド、パドルテール、チューブなどなど、
いろいろな種類がありますが、実釣でどれを選択したらいいのか迷ってしまいます。
そんな時、リグとの相性、そのポイントのバスとの相性などを考えて選択していかなけ
ればなりません。それぞれのワームの特性を知ることが第一ですね。
ストレートワーム
これが一番、売り出されている種類が多いでしょうね。名前の通り、ミミズみたいな形をしていますがバスはこれをベイトフィッシュと勘違いするようです。つまり、このワームの場合、ミミズみたいなクネクネしている動きより、ベイトのような動きをさせた方が効果的と言うことになりますね。
スイミング、ボトムポンピング、リフト&フォールなど種々の動きが可能です。私が最も多用するワームです。
※例外的にネコリグはこのクネクネした動きでアピールするリグです。
相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、ノーシンカーリグ、
ネコリグ
グラブ
芋虫みたいなボディにカールした尻尾。ボディは太くて大きいので飛距離が出るし、ゆっくりフォールするのでアピールも大。これを多用されるバサーも多いみたいですね。ノーシンカーリグで、ゆっくり水面を引いてくるグラビングバズはバスがトップを気にしている時に効果大とのこと。私はこれからワーミングを
始めましたが、最近はあまり使用していません。
相性が良いリグ:ジグヘッドリグ、テキサスリグ、ノーシンカーリグ、スプリットショットリグ
カーリーテール
リングがつながったようなギザギザボディに、小さなカールした尻尾。結構、アピール力が強いワームです。成書にはギザギザのリングの空いたに気泡が入り込み、これがバスにアピールするとありますが、このギザギザが起こす水流も見逃してはならない効果だと思います。私はストレートワームの外しに使います。
相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、
ノーシンカーリグ
シャッド
独特のシルエットを持った小さなフィッシュテールが、水中ではあたかもベイトフィッシュが尻尾を振って泳いでいるように見えます。最も魚に似せているワームを行っても良いかもしれません。このワームはテールが小刻みに振るようにアクションしないと意味がありませんので、常にスイミングをさせないとアピールが弱くなります。私はシェイキングを多用しますので、あまり使いません。
相性が良いリグ:ジグヘッド、ノーシンカーなど、しっかり泳がせることができるリグ
パドルテール
船の櫂に似ていることから、パドルと呼ばれていますが、固定を泳ぐ魚や甲殻類を模したもとされています。パドルのような尻尾を揺らすことでバスにアピールします。尻尾に縦に割を入れて、あたかもザリガニのような動きになるようです。常吉リグとは余り相性が良くないようで、私はあまり使いません。
相性が良いリグ:ジグヘッド、常吉リグ以外
チューブ
イカやタコに似ていることからスクイッドとも呼ばれる。2通りの使い方があり、一つは、中に空気が入り浮力はあることからスプリットショットリグと相性が良く、シンカーはボトムに着いているけれど、ワームはユラユラとボトムの上を漂わせることでアピールする方法。もう一つはジグヘッドをボディに入れ、スパイラルフォールを演出する方法。いずれにしても、常吉リグとは相性が良くないので、私はあまり使いません。
相性が良いリグ:スプリットショットリグ、ジグヘッドリグ
その他
上記以外にも様々なワームが考案されています。エビなどの甲殻類を模したクローやイモリを
模したリザードなど、バスのエサに近いシルエットのワームが多いですね。意外と、これが爆釣
するってことも多いんですよ。



<ワームのカラー>
さて、ワームの形はよく分かった。しかし、実釣の上で気になるのが、ワームの色ですね。
種々の色が考案されていますが、実際に効果的なカラーって分かり辛いですね。
一般的には、
クリアな水質 → ナチュラルカラー
マッディな水質 → 派手なカラー
といわれています。
私もこれは否定しませんし、まずはこれを基本に戦略を練ります。しかし、いくらクリア
ウォーターだからといっても、朝や夕の間詰めの時には、ナチュラルカラーではなかなか
ヒットしてくれないこともあります。
これを基本にして、当たらなければ少しずつ変化を付けて、その日のヒットカラーを見つけ
出すしかないです。
☆私のお勧めカラー
クリアな水質の時:シルバー、ウォーターメロンなど
マッディな水質の時:ブラウン、ジュンパグ、レッド、ラメ入りのものなど

さてさて、シーズナル・パターンやタックルを説明しましたが、やはりライトリグの
時にはどんなワームが良いか気がかりだと思います。本当は秘密にしたいところですが、
その一部をご紹介しましょう。
<ワームの種類>
ストレート、グラブ、カーリーテール、シャッド、パドルテール、チューブなどなど、
いろいろな種類がありますが、実釣でどれを選択したらいいのか迷ってしまいます。
そんな時、リグとの相性、そのポイントのバスとの相性などを考えて選択していかなけ
ればなりません。それぞれのワームの特性を知ることが第一ですね。
ストレートワーム

スイミング、ボトムポンピング、リフト&フォールなど種々の動きが可能です。私が最も多用するワームです。
※例外的にネコリグはこのクネクネした動きでアピールするリグです。
相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、ノーシンカーリグ、
ネコリグ
グラブ

始めましたが、最近はあまり使用していません。
相性が良いリグ:ジグヘッドリグ、テキサスリグ、ノーシンカーリグ、スプリットショットリグ
カーリーテール

相性が良いリグ:常吉リグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、
ノーシンカーリグ
シャッド

相性が良いリグ:ジグヘッド、ノーシンカーなど、しっかり泳がせることができるリグ
パドルテール

相性が良いリグ:ジグヘッド、常吉リグ以外
チューブ

相性が良いリグ:スプリットショットリグ、ジグヘッドリグ
その他
上記以外にも様々なワームが考案されています。エビなどの甲殻類を模したクローやイモリを
模したリザードなど、バスのエサに近いシルエットのワームが多いですね。意外と、これが爆釣
するってことも多いんですよ。



<ワームのカラー>
さて、ワームの形はよく分かった。しかし、実釣の上で気になるのが、ワームの色ですね。
種々の色が考案されていますが、実際に効果的なカラーって分かり辛いですね。
一般的には、
クリアな水質 → ナチュラルカラー
マッディな水質 → 派手なカラー
といわれています。
私もこれは否定しませんし、まずはこれを基本に戦略を練ります。しかし、いくらクリア
ウォーターだからといっても、朝や夕の間詰めの時には、ナチュラルカラーではなかなか
ヒットしてくれないこともあります。
これを基本にして、当たらなければ少しずつ変化を付けて、その日のヒットカラーを見つけ
出すしかないです。
☆私のお勧めカラー
クリアな水質の時:シルバー、ウォーターメロンなど
マッディな水質の時:ブラウン、ジュンパグ、レッド、ラメ入りのものなど