2015年04月07日
第30回 最近のベイトフィネス
最近のベイトフィネスタックルです。
ロッドは、ベイトフィネス専用ロッド、
テクナGP C TAV-GP65CULJ“Bait Finesse Mid Strolling Special”

テクナAV-GPの中でも最もフィネスに振っているロッドです。
ライン:5-12 lb、ルアー:1.8-7g、自重98g、全長6ft5inchの1piece、MLアクション
ベンディングさせるとこんな感じ。

リールは、これまたベイトフィネスに特化したリールである
DAIWA SS AIR 8.1L に、IXA M.B.S.でセラベア・チューンを施してします。


この組み合わせで、2gのリグが問題なくキャスト出来るし、3g以上なら結構快適です。
4g以上なら距離も十分出ますよ。
結構、ベイトフィネス専用タックルとして最高水準近くでバランスしている組み合わせだと思います。
そこで実験
SS AIRにサンヨーナイロン APPLAUD GT-R F.C 6lbを40m巻いて、
同じラインを巻いた、今のスピニングのメインタックルである、
シマノ ワールドシャウラ 2651F-2 +14ステラ2500S

と、4gのワームをキャスティングして飛距離を比べてみました。
SS AIRのメカニカルは0、マグは4、サイドハンドでフルキャスト。やや、スプールの上にラインが
浮くのを薄いサミングで調節。
ワールドシャウラはオーバーヘッドでフルキャスト
結果は、ベイトフィネスの圧勝
ワールドシャウラではベイトフィネスの8割程度の飛距離しかでません
これには正直驚きました
ワールドシャウラ2651F-2といえば飛距離を出すために、トルザイドリングのチタンガイドを村田基氏が
自らセッティングした超高性能スピニングロッド。リールは世界最高の14ステラの組み合わせですから、
言い訳無用の最高のスピニングタックルです。
それを飛距離で超えてしまう、ベイトフィネスってなに?
でも、これはベイトフィネスの生みの親、沢村幸弘プロが自身のブログサワムラ式でも
“同じルアーを使用した場合でも、4lbのスピニングより、6lbのベイトの方が飛距離が出るのです!”
と述べておられます。
そして、向かい風でもマグを5-6にすれば、バックラしなくなります。
一重に、テクナAV-GP 65CULJのガイドセッティングがマイクロガイドコンセプトを踏襲しながら
もバットガイドとトップガイドを大きめなものにして、ラインの整流と滑り出しを熟考されたものである
ことと、合わせたSS AIR 8.1Lがベイトフィネスに特化した高性能リールで、IXA M.B.S.による
セラベアチューンを施したことの結果であると思います。
う~ん、これは凄い
でも、スピニングタックルの必要がないとはいいません。
もっと軽いルアーであったり、ワームのアクションはスピニングタックルの方が遙かに付けやすいし、
フロロラインではなくナイロンラインであれば、同じ6lbでも違った結果になったかもしれません。
4lb未満のラインでも結果は変わったかも。
フェンウィック テクナAV-GP65CULJ+ダイワ SS AIR8.1L
も
シマノ ワールドシャウラ2651F-2+14ステラ2500S
も
普通にロクマルが狙える素晴らしい高性能タックルには間違いなく、どちらもフィールドに持ち出す
ことにしました
ロッドは、ベイトフィネス専用ロッド、
テクナGP C TAV-GP65CULJ“Bait Finesse Mid Strolling Special”
テクナAV-GPの中でも最もフィネスに振っているロッドです。
ライン:5-12 lb、ルアー:1.8-7g、自重98g、全長6ft5inchの1piece、MLアクション
ベンディングさせるとこんな感じ。

リールは、これまたベイトフィネスに特化したリールである
DAIWA SS AIR 8.1L に、IXA M.B.S.でセラベア・チューンを施してします。
この組み合わせで、2gのリグが問題なくキャスト出来るし、3g以上なら結構快適です。
4g以上なら距離も十分出ますよ。
結構、ベイトフィネス専用タックルとして最高水準近くでバランスしている組み合わせだと思います。
そこで実験

SS AIRにサンヨーナイロン APPLAUD GT-R F.C 6lbを40m巻いて、
同じラインを巻いた、今のスピニングのメインタックルである、
シマノ ワールドシャウラ 2651F-2 +14ステラ2500S
と、4gのワームをキャスティングして飛距離を比べてみました。
SS AIRのメカニカルは0、マグは4、サイドハンドでフルキャスト。やや、スプールの上にラインが
浮くのを薄いサミングで調節。
ワールドシャウラはオーバーヘッドでフルキャスト

結果は、ベイトフィネスの圧勝

ワールドシャウラではベイトフィネスの8割程度の飛距離しかでません

これには正直驚きました

ワールドシャウラ2651F-2といえば飛距離を出すために、トルザイドリングのチタンガイドを村田基氏が
自らセッティングした超高性能スピニングロッド。リールは世界最高の14ステラの組み合わせですから、
言い訳無用の最高のスピニングタックルです。
それを飛距離で超えてしまう、ベイトフィネスってなに?
でも、これはベイトフィネスの生みの親、沢村幸弘プロが自身のブログサワムラ式でも
“同じルアーを使用した場合でも、4lbのスピニングより、6lbのベイトの方が飛距離が出るのです!”
と述べておられます。
そして、向かい風でもマグを5-6にすれば、バックラしなくなります。
一重に、テクナAV-GP 65CULJのガイドセッティングがマイクロガイドコンセプトを踏襲しながら
もバットガイドとトップガイドを大きめなものにして、ラインの整流と滑り出しを熟考されたものである
ことと、合わせたSS AIR 8.1Lがベイトフィネスに特化した高性能リールで、IXA M.B.S.による
セラベアチューンを施したことの結果であると思います。
う~ん、これは凄い

でも、スピニングタックルの必要がないとはいいません。
もっと軽いルアーであったり、ワームのアクションはスピニングタックルの方が遙かに付けやすいし、
フロロラインではなくナイロンラインであれば、同じ6lbでも違った結果になったかもしれません。
4lb未満のラインでも結果は変わったかも。
フェンウィック テクナAV-GP65CULJ+ダイワ SS AIR8.1L
も
シマノ ワールドシャウラ2651F-2+14ステラ2500S
も
普通にロクマルが狙える素晴らしい高性能タックルには間違いなく、どちらもフィールドに持ち出す
ことにしました

2014年09月25日
第29回 スピニングリールは右ハンドル?左ハンドル?
さて、前回でベイトリールについて説明しましたが、今回はスピニングリールについてです。
ベイトリール、スピニングリールの特徴について今更詳しく説明する必要はありませんが、
右ハンドルが良いのか左ハンドルが良いのか、良く分かっていない方も多いと思います。
まずは基本中の基本であるグリップから。
スピニング・タックルのグリップは、絶対に
2フィンガーグリップ
です。


スピニング・タックルの場合、原則的には一度グリップした右手を離すことはありません。
2フィンガーグリップをすることで、グリップしたままでもベールを返してラインを取ることが
できます。それが故に、手返しが早くなるのです。
また、人差し指をスプールに添えてラインの出をコントロールするフェザーリングが可能に
なります。
キングJIMこと、村田基氏の話の受け売りですが、間違ったグリップの説明をします。
・竿尻近くをつかむ
通称、芸能人持ち。芸能人が釣り番組でしばしばしているグリップ。コレは論外

・1フィンガーグリップ
通称、ギャル持ち。左手で竿を持ち、右手を一旦離し、右の人差し指でラインを取ったあと、
右手でグリップ。
これではフェザーリングができないし、手返しも悪くなる

・3フィンガーグリップ
ベールを返し、ラインを取るときにラインローラーにラインが引っかかって痛んでしまうので
厳禁。もちろんフェザーリングはできません


このグリップを勘違いしてるアングラーが意外と多いですね。
最近見た、N●Kの釣り番組で、教える側が1フィンガーグリップ、教えられる芸能人が見事に
芸能人持ち。某BSのが●か△提供の釣り番組で、フィールドテスターが3フィンガーグリップ、
釣りガールがギャル持ちしていましたね
さて、スピニングリールが右ハンドルか左ハンドルかについては、キャスティングの行程を
考えれば、どちらが良いのかハッキリ分かると思います。
右の人差し指でラインを取ってベールを返す
↓
ロッドを振ってラインを離すことでルアーを飛ばす
↓
フェザーリングしてラインの放出量を調節し、キャストコントロールする
↓
ベールを戻してリーリングする
(ミッチェルのようにインスプールの場合はリーリングすることでベールを戻す)
右利きのアングラーの場合、この行程をこなすとすれば、細かい動きは右手でする
必要があるため、どうしてもロッドを持つのは右手ということになります。
また、トラウト相手のスプーニングの場合、スプーンが着水したときからカウントダウンする
ことで攻める層を決めるので、表層を狙う場合、フェザーリングした直後にリーリングを開始
しなければなりません。
そうなると、必然的に左ハンドルでないと難しい
ということで、スピニングリールは
左ハンドル
となるのです。
もちろん、例外はあります。
ソルトのジギングのような場合、必ずしもキャスティングが必要じゃないし、リーリングを
テンポ良くしなくてはならないときは右ハンドルの方が有利なんでしょうね。
では、何故これほどまでベイト・タックルとスピニング・タックルで違いが生まれたのでしょうか?
それはそれぞれが生まれた土壌の違いから来たものです。
ベイトリールが米国生まれなのに対し、スピニングリールは欧州生まれ。
特にスピニングリールは対象魚がトラウトだったこともあり、軽量ルアーがストレス無く
手返し早くキャスト出来ることが前提に生まれてきたので、左ハンドルが基本なんです。
量産型のスピニングリールの草分けは、ミッチェルの前身のCAPと言われていますね。
小生もミッチェル408を数台所有していますが、開発者の熱意が伝わってくる名機だと
思います。

なぜ、ミッチェルのベールがあれほど大きく返る必要があったのかというと、フェザーリングの
しやすさを第一に考えた結果なのでしょう。



ミッチェルが生まれた50年も前から、基本的な考え方は変わっていないということですね。
スピニング・タックルでのキャスティング練習法ですが、以下の方法をてください。
もう一度、スピニング・タックルのキャスティングの流れを確認してみましょう。
①ラインを右の人差し指で取って、ベールを返す。
↓
②ロッドのしなりを利用してキャスト。
↓
③右の人差し指でスプールを押さえてラインの放出を調整(フェザーリング)
↓
④ベールを返して、リトリーブを開始する。
(インスプールの場合はリトリーブすることでベールを返す)
↓
⑤ラインを巻き取ったら①に戻る。
この①~⑤を繰り返すのですが、この全行程でリールを見ないでもできるように
練習します。
一番問題になるのが、①のラインを取ってベールを返す操作ですが、ベールの位置で
ラインが取れるところとが1カ所あるはずです。それをリールを見ないでも分かる
ようになれば、全ての行程でリールを見ないでも済むはずです。
さて、どの位置でしょう

ここですか

それともここですか

いやいや、ここですか

そうです。正解はこの位置です
よく考えると当たり前のことなんですわ
これができると、必然的に手返しが早くなり、フィールドから目を離さず、狙った魚や
ポイントを見失うことが減ります。
また、フィールドから目を離さないことで、フェザーリングして狙ったポイントにルアーを
落とすことができるようになります。
確実にフェザーリングができていれば、ベールを返した瞬間に、ラインはラインローラー
にかかっているはずです。かかっていなくても、少なくともラインローラーちかくのベール
にあるので、リーリングを始めると直ぐにラインローラーの位置の移動します。
これなら、ベール関連のライントラブルは激減するはず
小生の場合、自分のキャスティングをチェックすると、特に問題なく、無意識にリールを
見ないでもキャスティングしていました(ホッ)
小生がリールに目を向けるときは、ドラグの調節をするときとライントラブルがあったとき
くらいですね
皆さんの中で、スピニング・タックルを苦手にしている人がいたら、以上の練習をして
みてはいかがでしょうか?
割と簡単なことに気づくと思いますよ
ベイトリール、スピニングリールの特徴について今更詳しく説明する必要はありませんが、
右ハンドルが良いのか左ハンドルが良いのか、良く分かっていない方も多いと思います。
まずは基本中の基本であるグリップから。
スピニング・タックルのグリップは、絶対に
2フィンガーグリップ
です。
スピニング・タックルの場合、原則的には一度グリップした右手を離すことはありません。
2フィンガーグリップをすることで、グリップしたままでもベールを返してラインを取ることが
できます。それが故に、手返しが早くなるのです。
また、人差し指をスプールに添えてラインの出をコントロールするフェザーリングが可能に
なります。
キングJIMこと、村田基氏の話の受け売りですが、間違ったグリップの説明をします。
・竿尻近くをつかむ
通称、芸能人持ち。芸能人が釣り番組でしばしばしているグリップ。コレは論外

・1フィンガーグリップ
通称、ギャル持ち。左手で竿を持ち、右手を一旦離し、右の人差し指でラインを取ったあと、
右手でグリップ。
これではフェザーリングができないし、手返しも悪くなる


・3フィンガーグリップ
ベールを返し、ラインを取るときにラインローラーにラインが引っかかって痛んでしまうので
厳禁。もちろんフェザーリングはできません


このグリップを勘違いしてるアングラーが意外と多いですね。
最近見た、N●Kの釣り番組で、教える側が1フィンガーグリップ、教えられる芸能人が見事に
芸能人持ち。某BSのが●か△提供の釣り番組で、フィールドテスターが3フィンガーグリップ、
釣りガールがギャル持ちしていましたね

さて、スピニングリールが右ハンドルか左ハンドルかについては、キャスティングの行程を
考えれば、どちらが良いのかハッキリ分かると思います。
右の人差し指でラインを取ってベールを返す
↓
ロッドを振ってラインを離すことでルアーを飛ばす
↓
フェザーリングしてラインの放出量を調節し、キャストコントロールする
↓
ベールを戻してリーリングする
(ミッチェルのようにインスプールの場合はリーリングすることでベールを戻す)
右利きのアングラーの場合、この行程をこなすとすれば、細かい動きは右手でする
必要があるため、どうしてもロッドを持つのは右手ということになります。
また、トラウト相手のスプーニングの場合、スプーンが着水したときからカウントダウンする
ことで攻める層を決めるので、表層を狙う場合、フェザーリングした直後にリーリングを開始
しなければなりません。
そうなると、必然的に左ハンドルでないと難しい

ということで、スピニングリールは
左ハンドル
となるのです。
もちろん、例外はあります。
ソルトのジギングのような場合、必ずしもキャスティングが必要じゃないし、リーリングを
テンポ良くしなくてはならないときは右ハンドルの方が有利なんでしょうね。
では、何故これほどまでベイト・タックルとスピニング・タックルで違いが生まれたのでしょうか?
それはそれぞれが生まれた土壌の違いから来たものです。
ベイトリールが米国生まれなのに対し、スピニングリールは欧州生まれ。
特にスピニングリールは対象魚がトラウトだったこともあり、軽量ルアーがストレス無く
手返し早くキャスト出来ることが前提に生まれてきたので、左ハンドルが基本なんです。
量産型のスピニングリールの草分けは、ミッチェルの前身のCAPと言われていますね。
小生もミッチェル408を数台所有していますが、開発者の熱意が伝わってくる名機だと
思います。

なぜ、ミッチェルのベールがあれほど大きく返る必要があったのかというと、フェザーリングの
しやすさを第一に考えた結果なのでしょう。
ミッチェルが生まれた50年も前から、基本的な考え方は変わっていないということですね。
スピニング・タックルでのキャスティング練習法ですが、以下の方法をてください。
もう一度、スピニング・タックルのキャスティングの流れを確認してみましょう。
①ラインを右の人差し指で取って、ベールを返す。
↓
②ロッドのしなりを利用してキャスト。
↓
③右の人差し指でスプールを押さえてラインの放出を調整(フェザーリング)
↓
④ベールを返して、リトリーブを開始する。
(インスプールの場合はリトリーブすることでベールを返す)
↓
⑤ラインを巻き取ったら①に戻る。
この①~⑤を繰り返すのですが、この全行程でリールを見ないでもできるように
練習します。
一番問題になるのが、①のラインを取ってベールを返す操作ですが、ベールの位置で
ラインが取れるところとが1カ所あるはずです。それをリールを見ないでも分かる
ようになれば、全ての行程でリールを見ないでも済むはずです。
さて、どの位置でしょう

ここですか

それともここですか

いやいや、ここですか

そうです。正解はこの位置です

よく考えると当たり前のことなんですわ

これができると、必然的に手返しが早くなり、フィールドから目を離さず、狙った魚や
ポイントを見失うことが減ります。
また、フィールドから目を離さないことで、フェザーリングして狙ったポイントにルアーを
落とすことができるようになります。
確実にフェザーリングができていれば、ベールを返した瞬間に、ラインはラインローラー
にかかっているはずです。かかっていなくても、少なくともラインローラーちかくのベール
にあるので、リーリングを始めると直ぐにラインローラーの位置の移動します。
これなら、ベール関連のライントラブルは激減するはず

小生の場合、自分のキャスティングをチェックすると、特に問題なく、無意識にリールを
見ないでもキャスティングしていました(ホッ)

小生がリールに目を向けるときは、ドラグの調節をするときとライントラブルがあったとき
くらいですね

皆さんの中で、スピニング・タックルを苦手にしている人がいたら、以上の練習をして
みてはいかがでしょうか?
割と簡単なことに気づくと思いますよ

2014年08月18日
第28回 ベイトリールは右ハンドル?左ハンドル?
さて、ベイトタックルでのキャスティング練習をしたり、キングJIMこと村田基氏の
YouYubeで動画を見ていろいろと思う所がありますが、最近疑問に思ったのが、
ベイトリールは右ハンドル?左ハンドル?


パトリアーク64LP(右ハンドル) メタニウムG-L(左ハンドル)
ということです。
以前は右ハンドルのリールばかりだったのに、ベイトフィネスが世に出ることで、左ハンドルの
リールに人気が集まっていますね。
小生もベイトタックルを本格的に使い始めたのが、ベイトフィネスからなので、持っている
ベイトリールは左ハンドルが多いです。
しかし、本格的に基本からキャスティングの練習を始めると、左ハンドルのベイトリールの
使い辛さが日に日にハッキリしてくる感じです。
オーバーヘッド・キャスト、サイドハンド・キャスト、フリッピング・キャストなどは右ハンドルも
左ハンドルも違いは無いのですが、バックハンド・キャストは困難ですというより不可能
に近い。
それはキャスティング技術云々より構造上無理なんですわ
(詳しくは村田基のキャスティングマスターを見てください)
もし、バックハンドでキャストしたければ、スパイラル・キャストかサークル・キャストする
しかない。
これでは結構キャスティングの難易度が上がってしまいます
また基本である、1フィンガーグリップでキャストしたあと、3フィンガーグリップで巻く場合、
右ハンドルの場合は、
右手でキャスト→左手に持ち替えてリーリング
左ハンドルの場合は、
右手でキャスト→左手に持ち替え→右手でスリーフィンガーグリップしてリーリング
というように、左ハンドルの場合は一行程増えることになります。
そのため、小生もそうだったように、2フィンガーグリップをすることになってしまうんです。
おかげでキャスティング技術が全く向上しない羽目に
また、ルアーが着水してから直ぐにリーリングしなければならない時には左ハンドルは不利
ですね。
ただし、ことベイトフィネスに限っていえば、決して左ハンドルが不利になる訳ではありません
軽量リグのワーミングやミニラバを使うときは、リーリングよりフォールやシェイキングなど
のアクションでバスを誘うので、グリップの持ち替えが遅くなっても、右手でリグに細かい
アクションを付けやすい左ハンドルの方が有利ですね。
ベイトフィネスの最大限の利点を活かすためには左ハンドルってことになります。
というわけで、自分なりの結論。
巻物系や着水して直ぐにラインを巻き取る操作が必要なリグは右ハンドル。
右手でロッドに細かいアクションをつける場合は左ハンドル。
ということになります。
さて、皆さんはいかがお考えでしょうか?
いや、そんなことはないよって意見があっても良いと思うし、小生の結論が絶対に正しい
とはいいません。アングラーひとりひとりの考え方があるはずですから。
最後に村田基氏の動画です。参考になれば。
YouYubeで動画を見ていろいろと思う所がありますが、最近疑問に思ったのが、
ベイトリールは右ハンドル?左ハンドル?

パトリアーク64LP(右ハンドル) メタニウムG-L(左ハンドル)
ということです。
以前は右ハンドルのリールばかりだったのに、ベイトフィネスが世に出ることで、左ハンドルの
リールに人気が集まっていますね。
小生もベイトタックルを本格的に使い始めたのが、ベイトフィネスからなので、持っている
ベイトリールは左ハンドルが多いです。
しかし、本格的に基本からキャスティングの練習を始めると、左ハンドルのベイトリールの
使い辛さが日に日にハッキリしてくる感じです。
オーバーヘッド・キャスト、サイドハンド・キャスト、フリッピング・キャストなどは右ハンドルも
左ハンドルも違いは無いのですが、バックハンド・キャストは困難ですというより不可能
に近い。
それはキャスティング技術云々より構造上無理なんですわ

(詳しくは村田基のキャスティングマスターを見てください)
もし、バックハンドでキャストしたければ、スパイラル・キャストかサークル・キャストする
しかない。
これでは結構キャスティングの難易度が上がってしまいます

また基本である、1フィンガーグリップでキャストしたあと、3フィンガーグリップで巻く場合、
右ハンドルの場合は、
右手でキャスト→左手に持ち替えてリーリング
左ハンドルの場合は、
右手でキャスト→左手に持ち替え→右手でスリーフィンガーグリップしてリーリング
というように、左ハンドルの場合は一行程増えることになります。
そのため、小生もそうだったように、2フィンガーグリップをすることになってしまうんです。
おかげでキャスティング技術が全く向上しない羽目に

また、ルアーが着水してから直ぐにリーリングしなければならない時には左ハンドルは不利
ですね。
ただし、ことベイトフィネスに限っていえば、決して左ハンドルが不利になる訳ではありません

軽量リグのワーミングやミニラバを使うときは、リーリングよりフォールやシェイキングなど
のアクションでバスを誘うので、グリップの持ち替えが遅くなっても、右手でリグに細かい
アクションを付けやすい左ハンドルの方が有利ですね。
ベイトフィネスの最大限の利点を活かすためには左ハンドルってことになります。
というわけで、自分なりの結論。
巻物系や着水して直ぐにラインを巻き取る操作が必要なリグは右ハンドル。
右手でロッドに細かいアクションをつける場合は左ハンドル。
ということになります。
さて、皆さんはいかがお考えでしょうか?
いや、そんなことはないよって意見があっても良いと思うし、小生の結論が絶対に正しい
とはいいません。アングラーひとりひとりの考え方があるはずですから。
最後に村田基氏の動画です。参考になれば。
2012年05月14日
第24回 新たなるリグの開発 part3
さてさて、実釣もままならない中、早くもブランチショットリグの改良を考えています。
改良というより発展といった方が良いと思います。
エサ釣りの胴付き仕掛けを見ていて感じたのですが、エダスをあれほど沢山つけるの
は群れている魚がかかる確率を上げるためだと。ジギングでもアングラー一人でしゃくる
より、大人数でしゃくる方が魚にアピールできて釣果が伸びるそうな。
ブランチショットリグの場合、エダスを増やすことはできますが、いつも中層を狙っている
わけではありません。ボトムに張り付いているバスも多いはず。
そこで考えました。シンカーをジグヘッドに変えてやると、ボトムはジグヘッドで、
中層はフックリーダーでアピールできて2度美味しいんじゃないかって。

何だか邪道な感じがしますが、欲張りなもので... でも思いっきり根掛かりしそうですね。
バスフィッシングの世界を見渡すと、アラバマリグってのがあります。あれもベイトの
群れを演出して、バイトを誘う釣り方ですね。アラバマリグと同じ考え方ではないけれど、
アラバマリグがありなら、こちらもありかと。
さて、どうでしょうね。
改良というより発展といった方が良いと思います。
エサ釣りの胴付き仕掛けを見ていて感じたのですが、エダスをあれほど沢山つけるの
は群れている魚がかかる確率を上げるためだと。ジギングでもアングラー一人でしゃくる
より、大人数でしゃくる方が魚にアピールできて釣果が伸びるそうな。
ブランチショットリグの場合、エダスを増やすことはできますが、いつも中層を狙っている
わけではありません。ボトムに張り付いているバスも多いはず。
そこで考えました。シンカーをジグヘッドに変えてやると、ボトムはジグヘッドで、
中層はフックリーダーでアピールできて2度美味しいんじゃないかって。


何だか邪道な感じがしますが、欲張りなもので... でも思いっきり根掛かりしそうですね。
バスフィッシングの世界を見渡すと、アラバマリグってのがあります。あれもベイトの
群れを演出して、バイトを誘う釣り方ですね。アラバマリグと同じ考え方ではないけれど、
アラバマリグがありなら、こちらもありかと。
さて、どうでしょうね。
2012年05月13日
第23回 新たなるリグの開発 part2
さて、今回はブランチショットリグの作り方を紹介します。
①メインライン(フックリーダー側)と50㎝ほどに切ったライン(シンカーリーダーになります)を
2本重ねにします。


②2本重ねにしたラインを同時に結びます。


③シンカーリーダーの反対側の端にやや余裕を持たせて、2本を強く結びます。このとき、
ラインに熱が加わらないように湿らせてください。


④少し余らせたシンカーリーダーの反対側の端をフックリーダーに二重に結びつけます。
※メインラインの方ではなく、フックリーダーの方に結んでください。メインラインの方に
結びつけますと、実釣時にフックリーダーとシンカーリーダーが絡んでトラブルになり
易くなります。


⑤湿らせて、強く結んで、余分なラインをカットします。


⑥フックリーダーとシンカーリーダーを適当な長さに調節して、フックとシンカーをつけて
完成です。


少々ややこしいですし、作るのに時間がかかります。これで釣果が上がらないとどうしようも
ないですね...
実はこのリグ、5年以上前から実践投入していますが、オカッパリだけだったので、小バッチ
しか釣れていません。どこまで有効か分かっていません。これからメガポンドや北の葦林、沖の
一文字などで使ってみようかと思います。
①メインライン(フックリーダー側)と50㎝ほどに切ったライン(シンカーリーダーになります)を
2本重ねにします。


②2本重ねにしたラインを同時に結びます。


③シンカーリーダーの反対側の端にやや余裕を持たせて、2本を強く結びます。このとき、
ラインに熱が加わらないように湿らせてください。


④少し余らせたシンカーリーダーの反対側の端をフックリーダーに二重に結びつけます。
※メインラインの方ではなく、フックリーダーの方に結んでください。メインラインの方に
結びつけますと、実釣時にフックリーダーとシンカーリーダーが絡んでトラブルになり
易くなります。


⑤湿らせて、強く結んで、余分なラインをカットします。


⑥フックリーダーとシンカーリーダーを適当な長さに調節して、フックとシンカーをつけて
完成です。


少々ややこしいですし、作るのに時間がかかります。これで釣果が上がらないとどうしようも
ないですね...
実はこのリグ、5年以上前から実践投入していますが、オカッパリだけだったので、小バッチ
しか釣れていません。どこまで有効か分かっていません。これからメガポンドや北の葦林、沖の
一文字などで使ってみようかと思います。
2012年05月11日
第22回 新たなるリグの開発 Part1
新たなる第一歩として考えたのが、新しいリグの開発。
常吉リグを中心に使ってきて、大概のシチュエーションで威力を発揮することは確認済みです。
しかし、常吉リグでは拾えないバスがいることも確か。そこで、常吉リグでも拾えないバスを捕る
ために新しいリグを考案するのが今後の目標です。
ライトリグを中心に使うときに一番重要視することが喰わせる能力、つまり喰わせ力です。
リアクションバイトもありますが、効率よくバスをヒットするには食性に訴えて喰わせるのが
最も理にかなっています。
こと喰わせ力だけを考えるのであれば、ノーシンカーリグが最強でしょう。なぜなら、最も
自然な動きでフックの先にはワームしかついていないのですから。スプリットショットリグも
噛み潰しオモリより先がフリーの状態ですので、ノーシンカーほどではないものの、喰わせ
力は高いですね。これにジグヘッドリグが続くと思います。これらのリグは、喰わせ力という
意味では常吉よりも上でしょう。実際、強烈なタフコンディションでは、常吉リグでは喰わせ
られないのに、ノーシンカーリグやスプリットショットリグなら喰ってくるということがままあり
ます。
一方、常吉リグは構造上、フックの下にリーダーとシンカーがあるため、ワームに自然な
アクションをつけることが難しい。バスに違和感を与えないアクションを心がけることを常に
要求されるリグともいえます。また、小バスがかかったときなど、かかった魚が暴れることで、
リグが滅茶苦茶に絡むことをしばしば経験します。そして、バスをフックアップするときに、
フックの下にリーダーあるため、バスの口の中に吸い込まれたワームにテンションがかかり
易く、他のリグよりワームがちぎれやすい印象があります。
しかし、常吉リグにはこれら欠点を上回って余りある種々の利点があるため、小生は今も
使い続けているのです。
(詳しくはこちらへ http://miyac2jp.naturum.ne.jp/e1342988.html)
これらをまとめると、
喰わせ力 横の釣り 縦の釣り リグの融通性・発展性
ノーシンカーリグ ◎ ◎ △ △
スプリットショットリグ 〇 ◎ △ △
ジグヘッドリグ 〇 〇 〇 △
常吉リグ △ 〇 ◎ ◎
◎非常に優れている 〇優れている △劣る
種々の利点がありバランスが良い常吉リグですが、さらに上を目指すなら利点を殺さずに
喰わせ力を高めるための工夫が必要になります。
<新しいリグの試作>
新しいリグを作るため、いろいろと試行錯誤を繰り返して、だいたいの姿が見えてきました。
基本は常吉リグですが、欠点である喰わせ力を強化する。つまり、常吉リグにノーシンカー
リグやスプリットショットリグ的な要素を入れれば良いことになります。
喰わせ力をあげる → リグの先端はフックで自然に動く
縦のアクションがつけやすい → シンカーは一番下で、ラインを張った状態にする
サスペンドしているベイトを演出
この二つは二律背反している要素ですが、これを合わせることは一見困難に思えます。そこで、
ルアーフィッシングだけに拘らず、エサ釣りの仕掛けも参考にして考えました。
船釣りの仕掛けで、胴付き仕掛けというのがあります。幹糸にエダスをつけて一番下に
オモリをつける仕掛けです。オモリをボトム近くに置いて、幹糸を張った状態でエダスに
つけたエサなどを喰わす釣りです。これを応用しようかと。
常吉リグの本来フックを結ぶ位置にエダスをつけて、その先にフックをつければ、船釣りの
胴付き仕掛けの簡易型になるかと。エダス(フックリーダーとします)の長さを工夫すれば、
常吉リグに近くなるし、エダスからシンカーまでのリーダー(シンカーリーダーとします)を短く
すれば、スプリットショットリグに近くなります。エダスからフックまではフリーになるので喰わ
せ力は向上し、シンカーが最も下にあるため、リフト・アンド・フォール、シェイキング、ボトム・
スイミングなど、縦の釣りも横の釣りにも対応できるかと思います。広く探るときは、フック
リーダーを長くしてシンカーリーダーを短めに、ピンポイントを探るときはフックリーダーを
短くして、シンカーリーダーを長めにすれば良いのです。
さて、この新しく考案したリグを名付けましょう。エダスをつけたリグなので、“エダスリグ”ですが、ここは少し格好良く、“ブランチショットリグ”とでも呼びましょう。

常吉リグ ブランチショットリグ
ここで問題が一つ。フックリーダーを幹糸に結ぶと、結節による強度低下が起こります。
大型がかかったときに、幹糸とフックリーダーが切れてしまったのでは意味がありませんね。
そこで、発想を変えて、幹糸にフックをつけて、シンカーリーダーを幹糸に結びつければ、
フックリーダーは幹糸からの通しになりますので、少なくともシンカーリーダーやフックも結び
目より強度はアップします。

幹糸にフックリーダーを結んだ場合 幹糸にシンカーリーダーを結んだ場合
これで、ライン強度の問題もできるだけクリア。あとは実際のフィールドで試すのみです。実践して結果が伴わないと何の意味もありませんから(笑)
常吉リグを中心に使ってきて、大概のシチュエーションで威力を発揮することは確認済みです。
しかし、常吉リグでは拾えないバスがいることも確か。そこで、常吉リグでも拾えないバスを捕る
ために新しいリグを考案するのが今後の目標です。
ライトリグを中心に使うときに一番重要視することが喰わせる能力、つまり喰わせ力です。
リアクションバイトもありますが、効率よくバスをヒットするには食性に訴えて喰わせるのが
最も理にかなっています。
こと喰わせ力だけを考えるのであれば、ノーシンカーリグが最強でしょう。なぜなら、最も
自然な動きでフックの先にはワームしかついていないのですから。スプリットショットリグも
噛み潰しオモリより先がフリーの状態ですので、ノーシンカーほどではないものの、喰わせ
力は高いですね。これにジグヘッドリグが続くと思います。これらのリグは、喰わせ力という
意味では常吉よりも上でしょう。実際、強烈なタフコンディションでは、常吉リグでは喰わせ
られないのに、ノーシンカーリグやスプリットショットリグなら喰ってくるということがままあり
ます。
一方、常吉リグは構造上、フックの下にリーダーとシンカーがあるため、ワームに自然な
アクションをつけることが難しい。バスに違和感を与えないアクションを心がけることを常に
要求されるリグともいえます。また、小バスがかかったときなど、かかった魚が暴れることで、
リグが滅茶苦茶に絡むことをしばしば経験します。そして、バスをフックアップするときに、
フックの下にリーダーあるため、バスの口の中に吸い込まれたワームにテンションがかかり
易く、他のリグよりワームがちぎれやすい印象があります。
しかし、常吉リグにはこれら欠点を上回って余りある種々の利点があるため、小生は今も
使い続けているのです。
(詳しくはこちらへ http://miyac2jp.naturum.ne.jp/e1342988.html)
これらをまとめると、
喰わせ力 横の釣り 縦の釣り リグの融通性・発展性
ノーシンカーリグ ◎ ◎ △ △
スプリットショットリグ 〇 ◎ △ △
ジグヘッドリグ 〇 〇 〇 △
常吉リグ △ 〇 ◎ ◎
◎非常に優れている 〇優れている △劣る
種々の利点がありバランスが良い常吉リグですが、さらに上を目指すなら利点を殺さずに
喰わせ力を高めるための工夫が必要になります。
<新しいリグの試作>
新しいリグを作るため、いろいろと試行錯誤を繰り返して、だいたいの姿が見えてきました。
基本は常吉リグですが、欠点である喰わせ力を強化する。つまり、常吉リグにノーシンカー
リグやスプリットショットリグ的な要素を入れれば良いことになります。
喰わせ力をあげる → リグの先端はフックで自然に動く
縦のアクションがつけやすい → シンカーは一番下で、ラインを張った状態にする
サスペンドしているベイトを演出
この二つは二律背反している要素ですが、これを合わせることは一見困難に思えます。そこで、
ルアーフィッシングだけに拘らず、エサ釣りの仕掛けも参考にして考えました。
船釣りの仕掛けで、胴付き仕掛けというのがあります。幹糸にエダスをつけて一番下に
オモリをつける仕掛けです。オモリをボトム近くに置いて、幹糸を張った状態でエダスに
つけたエサなどを喰わす釣りです。これを応用しようかと。
常吉リグの本来フックを結ぶ位置にエダスをつけて、その先にフックをつければ、船釣りの
胴付き仕掛けの簡易型になるかと。エダス(フックリーダーとします)の長さを工夫すれば、
常吉リグに近くなるし、エダスからシンカーまでのリーダー(シンカーリーダーとします)を短く
すれば、スプリットショットリグに近くなります。エダスからフックまではフリーになるので喰わ
せ力は向上し、シンカーが最も下にあるため、リフト・アンド・フォール、シェイキング、ボトム・
スイミングなど、縦の釣りも横の釣りにも対応できるかと思います。広く探るときは、フック
リーダーを長くしてシンカーリーダーを短めに、ピンポイントを探るときはフックリーダーを
短くして、シンカーリーダーを長めにすれば良いのです。
さて、この新しく考案したリグを名付けましょう。エダスをつけたリグなので、“エダスリグ”ですが、ここは少し格好良く、“ブランチショットリグ”とでも呼びましょう。


常吉リグ ブランチショットリグ
ここで問題が一つ。フックリーダーを幹糸に結ぶと、結節による強度低下が起こります。
大型がかかったときに、幹糸とフックリーダーが切れてしまったのでは意味がありませんね。
そこで、発想を変えて、幹糸にフックをつけて、シンカーリーダーを幹糸に結びつければ、
フックリーダーは幹糸からの通しになりますので、少なくともシンカーリーダーやフックも結び
目より強度はアップします。


幹糸にフックリーダーを結んだ場合 幹糸にシンカーリーダーを結んだ場合
これで、ライン強度の問題もできるだけクリア。あとは実際のフィールドで試すのみです。実践して結果が伴わないと何の意味もありませんから(笑)
2011年12月16日
第11回 タックル(ウェアー・便利グッズ)
今回は、フィッシングウェアーと便利グッズについてです。
<ウェダー>
ウェーディングやフローターバッシングの時に使いますが、素材によって、ナイロン製
非透湿ウェダー、透湿性ウェダー、ネオプレーンウェダーに分かれます(詳しくは
フローターの項で)。
あるとバスフィッシングの世界が変わりますよ
<レインウェア>
いわゆる雨合羽ですが、晩秋など少し肌寒くなったときの防寒着にもなります。
素材によって値段も大きく変わりますが、快適に釣りがしたかったら、良いものを選びましょう。特にゴアテックスやエントラントなどの透湿性素材を使っている製品がグッド。
<防寒着>
晩秋から冬、初春には必需品ですね。中綿がしっかり入った防湿防水性のものを選んでください。ゴアテックスで中綿が吸湿発熱素材なら鬼に金棒。値段は張りますが、極寒の状況でも快適に過ごせます。
サロペットとジャケットのタイプがベスト。袖から冷気が入らないように、インナーカフが付いているものやベルクロでしっかりとめられるものが良いですよ。
<インナーウェアー>

冬場に寒くなるとどうしてもインナーウェアーが欲しくなります。特に吸湿発熱素材を使ったものは重宝しますよ。
<ブーツ>
スニーカーでサクッと釣れるのがオカッパリの良いところですが、突然の雨や冬場などはブーツを履いていると快適です。また、ポイントによっては少し水に入らないとアプローチできないことがありますので、持っていると本当に便利です。
特に冬場は厚手のネオプレーンが入っているものなら快適ですよ。
<グローブ>
冬以外は使う頻度は少ないですが、グローブを着けるだけで、ウェアー1枚に匹敵するといわれています。釣りやすさを考えて、5指カットのものを選ぶか、寒さを考えて3指カットのものを選ぶか悩ましいですね。
素材はクロロプレーン、ゴアウインドストッパー、タイタニウム等が使われています。
<サングラス>
これは必需品の一つです。偏光グラスを選べば、水中の魚の動きを観察できます。また、合わせの時にフッキングが甘いと、ルアーが自分の方向に飛んできますので、目を守るためにも有用です。
<キャップ>
夏の日差しから頭を守るために必要ですし、雨が降ったときにも、レインウェア-のフードの
中でかぶっていれば結構快適なんですよ。
キャップとは違いますが、私は夏の日差しを防ぐために、クーリーハットという笠を使っています。お遍路さんの竹笠みたいなものですね。アユの友釣りのアングラーが良くかぶっています。格好はブサイクですが、キャップなどより遙かに快適なのでお勧めですよ。突然の雨でも慌てなくて済みますし
<バッグ>
バスフィッシングに限らず、釣りには道具がつきものです。特にバスの場合、ルアーを
使いますから、バッグがないとバラバラになってまとまりが付きません。移動の時も大変
になります。
ウエストバッグ、リュック、ショルダーバッグなどなど、色々なタイプがありますが、自分のスタイルにあるものを選んでください。私はライトリグのワーミング専門ですので、ワームやフック、シンカーが入る程度のもので良いから、ウエストバッグを使用しています。あまり大きなバッグはキャスティングの邪魔になったり移動が大変だったりするのでお勧めできません。
<タックルボックス>

だんだんと増えてくるルアーを整理して保管するためにはタックルボックスは必須ですね。私の場合は、ワームの管理が主体ですので、ウエストバックにはいるようなフィッシングケースを選んでいます。ワームは色別に分けておかないと、色移りがしますのでご注意を。
また、フックやシンカーを入れる小型のケースがあれば、実釣の時に重宝しますよ。
<プライヤー>
これがあると便利です。特に先端がL字型に曲がっているものがベスト。ルアーのフック交換の時にスプリットリングからフックを外したり、スプリットショットを開いて外す時にも有用。また、釣れたバスの口からフックを外す時に重宝します。
なくさないようにコードやピンオンリールで繋いでおく方が良いですよ。
<フィッシュクリッパー>
上手くランディングしてゲットしたデカバスを記念撮影。そんなときに限ってバスが暴れまくって、なかなかバスを把持できない。下顎をつかんでいるはずが暴れて落ちで、ハイ、サヨナラ~ってなりかねない。
そんな状況で便利なのがフィッシュクリッパー。これで下顎を把持すると、バスに逃げられることがなくなるので安心です。記念撮影もフィッシュクリッパーごと持ち上げて、“ハイ!チーズ!”
クリップして持ち上げるだけで重量測定ができる優れものもあります
<LEDライト>
夜釣りの時の強い味方、LEDライト。リグを作り直したり、ロッドティップに絡んだラインを外す時となどなど、何かと光が欲しくなります。
各社から出ていますが、頭に着けることができるものがベスト。釣りの場合、明るさは80ルーメンもあれば十分です。明るすぎると、しばらく残像現象で苦しむことになりますよ(笑)
<ウェダー>
ウェーディングやフローターバッシングの時に使いますが、素材によって、ナイロン製
非透湿ウェダー、透湿性ウェダー、ネオプレーンウェダーに分かれます(詳しくは
フローターの項で)。
あるとバスフィッシングの世界が変わりますよ

<レインウェア>

素材によって値段も大きく変わりますが、快適に釣りがしたかったら、良いものを選びましょう。特にゴアテックスやエントラントなどの透湿性素材を使っている製品がグッド。
<防寒着>

サロペットとジャケットのタイプがベスト。袖から冷気が入らないように、インナーカフが付いているものやベルクロでしっかりとめられるものが良いですよ。
<インナーウェアー>


<ブーツ>

特に冬場は厚手のネオプレーンが入っているものなら快適ですよ。
<グローブ>

素材はクロロプレーン、ゴアウインドストッパー、タイタニウム等が使われています。
<サングラス>

<キャップ>
夏の日差しから頭を守るために必要ですし、雨が降ったときにも、レインウェア-のフードの
中でかぶっていれば結構快適なんですよ。


<バッグ>
バスフィッシングに限らず、釣りには道具がつきものです。特にバスの場合、ルアーを
使いますから、バッグがないとバラバラになってまとまりが付きません。移動の時も大変
になります。

<タックルボックス>


また、フックやシンカーを入れる小型のケースがあれば、実釣の時に重宝しますよ。
<プライヤー>

なくさないようにコードやピンオンリールで繋いでおく方が良いですよ。
<フィッシュクリッパー>

そんな状況で便利なのがフィッシュクリッパー。これで下顎を把持すると、バスに逃げられることがなくなるので安心です。記念撮影もフィッシュクリッパーごと持ち上げて、“ハイ!チーズ!”
クリップして持ち上げるだけで重量測定ができる優れものもあります

<LEDライト>

各社から出ていますが、頭に着けることができるものがベスト。釣りの場合、明るさは80ルーメンもあれば十分です。明るすぎると、しばらく残像現象で苦しむことになりますよ(笑)
2011年12月16日
第10回 タックル(フック・シンカー)
今回は、ワーミングに使用するフックやシンカーについてです。
私が常用しているリグが常吉リグです。これを通年使用していまが、このときに
大切になるのがフックとシンカーです。
<フック>
大きく分けて、ストレートフック、オフセットフック、マス針に分かれますが、主に
オフセットフックとマス針が使われていると思います。
オフセットフック
オフセットフックはウィードレス性を高めるために、シャンクにオフセットをつけることでワームに無理なくフックを納めることができます。また、針先をワーム内に埋めることでよりウィードレス性を高めることができます。その反面、フックが大きくなるため、ボリュームや長さがあるワームが対象となります。また、ワームの動きが制限されたり、ショートバイトを弾きやすい傾向にあります。
マス針
マス針は小さく作ることが出来、針先は常に露出するので、フッキング率が高くなります。フックが小さいことでミニワームにも使用でき、リグ全体を軽くすることもできます。その反面、根掛かりは頻発するので、ボトムをしっかり感じ取れるリグ全体のバランス調節が必要になります。
私が通常使うフックは環付きマス針です。以前はオフセットフックを使っていたのですが、ミニワームには使えないことと、フッキング率が劣るので、少々ウィードレス機能が劣るとは言え、マス針を使っています。
私のフックに対する詳しい考察はこちら
<シンカー>
使うリグによって異なりますが、常吉リグやスプリットショットリグでは、噛みつぶしおもり(スプリットショット)を常用します。最近は常吉リグ専用のシンカーやタングステン製のシンカーも多数出ています。
私は、フックもシンカーも消耗品で直ぐに紛失してしまうものだと割り切っていますので、
タングステン製などの高級シンカーなどは使いません。根掛かりでなくすと悔しいですからね。
フックはモーリス(MORRIS) ノガレス アンダーショット#2~3、シンカーは安価な、
ウォーター・グレムリン製のスプリットショットを使っています。
私が常用しているリグが常吉リグです。これを通年使用していまが、このときに
大切になるのがフックとシンカーです。
<フック>
大きく分けて、ストレートフック、オフセットフック、マス針に分かれますが、主に
オフセットフックとマス針が使われていると思います。
オフセットフック

マス針

私が通常使うフックは環付きマス針です。以前はオフセットフックを使っていたのですが、ミニワームには使えないことと、フッキング率が劣るので、少々ウィードレス機能が劣るとは言え、マス針を使っています。

<シンカー>

私は、フックもシンカーも消耗品で直ぐに紛失してしまうものだと割り切っていますので、
タングステン製などの高級シンカーなどは使いません。根掛かりでなくすと悔しいですからね。
フックはモーリス(MORRIS) ノガレス アンダーショット#2~3、シンカーは安価な、
ウォーター・グレムリン製のスプリットショットを使っています。
2011年12月16日
第9回 タックル(リグ)
今回は、ワーミングに使用するリグについてです。
私が常用しているリグが常吉リグです。通称ダウンショットリグですね。これを通年
使用しています。その他使うとしたら、ネコリグやジグヘッドワッキーリグ、ノーシン
カーリグですね。
<常吉リグ>

かの村上晴彦氏が考案した、ジャパンオリジナルのリグです。常に吉と出るリグと
いうことで常吉だそうです。フックの下にリーダーをたらし、その先端にシンカーを
付けるリグで、フック→リーダー→シンカーの順になる独特なリグです。
このリグの最大の特徴であるリーダーの下にシンカーがある仕掛けのため、リーダー
の長さだけ底を切って浮かすことができます。ピンポイントのシェイキングに良いと
成書にはありますが、私はそうは思いません。確かに底を切ることができることと、
シェイキングがしやすいことは特徴の一つですが、実際使ってみて、最も有利なことは、
シンカーを自由に交換できることだと思います。
風の向きや強さ、ポイントの水深、使うワームによってシンカーを換える必要があり
ますが、常吉リグの場合、ラインを結び直さなくても簡単にできてしまいます。
同じシンカーで粘り強く釣っているバサをよく見かけますが、喰いが悪くてもそのまま
で釣っているようです。ワームとシンカーのバランスは想像以上に微妙なもので、ワーム
に合わせたシンカー選びが釣果を左右すると言っても過言ではありません(シン
カーの交換は海のエサ釣りでは常識)。シンカーは基本的にボトムがとれる最低の重さの
ものを選ぶべきですので、その時の状況によって重さを変える必要があります。それも、
結構頻回に。
アクションはシンカーの調節によって、ワームに求められる全てのアクションが可能です。
ただ、フックの下にリーダーがある構造上、本当にシビアな状況では喰いが悪くなる傾向が
あります。また、シンカーとフックの2カ所で引っかかるので、非常に根掛かりしやすいの
が難点。
いや~、まだまだ可能性が広がる奥深いリグです。
相性が良いワーム:ほとんどのワームが使えますが、チューブやクローは苦手。
私の常吉リグに対する詳しい考察はこちら
<ネコリグ>

これも村上晴彦氏が考案したリグで、根こそぎ釣ってしまうので、“ネコリグ”(にゃー
のネコではありません)。
ストレートワームの頭にシンカーを埋め込み、フックをワーム中央に刺したもの。ボトム
でのヘコヘコした動きでバスを誘うほか、フォーリングでもアピール力あり。ピンポイント
での釣りに向いているので、広く探るのは苦手。根掛かりしやすいが、常吉リグよりマシ。
相性が良いワーム:ストレートワーム
<ジグヘッドリグ>

シンカーとフックが一体化したジグヘッドにワームを付けるだけの簡単リグ。リフト&
フォールやボトムポンピング、各層のスイミングなどを器用にこなす。結構用途は広いの
です。ふわ釣りもOK。これを得意とするプロも多いのでは。
相性が良いワーム:ほとんど全て
<ジグヘッドワッキーリグ>

ストレートワームの中央にジグヘッドを刺す。主にフォーリングで喰わすリグですが、
意外とボトム付近でのスイミングもいい。根掛かりはネコリグより更に少ない。最近は
流行したためか、ジグヘッドワッキー用にフックの軸を短くしたジグヘッドも売り出さ
れています。
<スプリットショットリグ>

ラインの途中にスプリットショット(噛みつぶしおもり)を付ける簡単なリグ。シン
カーの位置によって、末端のリーダーの長さを調節できます。
簡単とは言え、タフコンディションでは威力を発揮します。ノーシンカーリグに並んで、
ワームが自然に動くのが良いのでしょうか。また、オフセットフックを使えば根掛かり
しにくいのも特徴。広く水平に探るのは得意ですが、縦の釣りは苦手。
(筏のかかり釣りではほとんどこの仕掛けですよ)
相性が良いワーム:ほとんど全て
<ノーシンカーリグ>

全くシンカーを付けないでラインとフックだけのリグ。タフコンディションの切り札
的存在。シンカーがないので風にはめっぽう弱い。ボトムまで沈むのには時間が
かかる。
相性が良いワーム:ほとんど全て
その他、テキサスリグやキャロライナリグがありますが、ライトリグでは不向きなので
割愛します m(_ _)m
常吉リグが苦手で釣れないなんて嘆いている貴方、それは使い方を間違っているので
すよ。ご一緒できたら説明できるのですが
私が常用しているリグが常吉リグです。通称ダウンショットリグですね。これを通年
使用しています。その他使うとしたら、ネコリグやジグヘッドワッキーリグ、ノーシン
カーリグですね。
<常吉リグ>

かの村上晴彦氏が考案した、ジャパンオリジナルのリグです。常に吉と出るリグと
いうことで常吉だそうです。フックの下にリーダーをたらし、その先端にシンカーを
付けるリグで、フック→リーダー→シンカーの順になる独特なリグです。
このリグの最大の特徴であるリーダーの下にシンカーがある仕掛けのため、リーダー
の長さだけ底を切って浮かすことができます。ピンポイントのシェイキングに良いと
成書にはありますが、私はそうは思いません。確かに底を切ることができることと、
シェイキングがしやすいことは特徴の一つですが、実際使ってみて、最も有利なことは、
シンカーを自由に交換できることだと思います。
風の向きや強さ、ポイントの水深、使うワームによってシンカーを換える必要があり
ますが、常吉リグの場合、ラインを結び直さなくても簡単にできてしまいます。
同じシンカーで粘り強く釣っているバサをよく見かけますが、喰いが悪くてもそのまま
で釣っているようです。ワームとシンカーのバランスは想像以上に微妙なもので、ワーム
に合わせたシンカー選びが釣果を左右すると言っても過言ではありません(シン
カーの交換は海のエサ釣りでは常識)。シンカーは基本的にボトムがとれる最低の重さの
ものを選ぶべきですので、その時の状況によって重さを変える必要があります。それも、
結構頻回に。
アクションはシンカーの調節によって、ワームに求められる全てのアクションが可能です。
ただ、フックの下にリーダーがある構造上、本当にシビアな状況では喰いが悪くなる傾向が
あります。また、シンカーとフックの2カ所で引っかかるので、非常に根掛かりしやすいの
が難点。
いや~、まだまだ可能性が広がる奥深いリグです。
相性が良いワーム:ほとんどのワームが使えますが、チューブやクローは苦手。

<ネコリグ>

これも村上晴彦氏が考案したリグで、根こそぎ釣ってしまうので、“ネコリグ”(にゃー
のネコではありません)。
ストレートワームの頭にシンカーを埋め込み、フックをワーム中央に刺したもの。ボトム
でのヘコヘコした動きでバスを誘うほか、フォーリングでもアピール力あり。ピンポイント
での釣りに向いているので、広く探るのは苦手。根掛かりしやすいが、常吉リグよりマシ。
相性が良いワーム:ストレートワーム
<ジグヘッドリグ>

シンカーとフックが一体化したジグヘッドにワームを付けるだけの簡単リグ。リフト&
フォールやボトムポンピング、各層のスイミングなどを器用にこなす。結構用途は広いの
です。ふわ釣りもOK。これを得意とするプロも多いのでは。
相性が良いワーム:ほとんど全て
<ジグヘッドワッキーリグ>

ストレートワームの中央にジグヘッドを刺す。主にフォーリングで喰わすリグですが、
意外とボトム付近でのスイミングもいい。根掛かりはネコリグより更に少ない。最近は
流行したためか、ジグヘッドワッキー用にフックの軸を短くしたジグヘッドも売り出さ
れています。
<スプリットショットリグ>

ラインの途中にスプリットショット(噛みつぶしおもり)を付ける簡単なリグ。シン
カーの位置によって、末端のリーダーの長さを調節できます。
簡単とは言え、タフコンディションでは威力を発揮します。ノーシンカーリグに並んで、
ワームが自然に動くのが良いのでしょうか。また、オフセットフックを使えば根掛かり
しにくいのも特徴。広く水平に探るのは得意ですが、縦の釣りは苦手。
(筏のかかり釣りではほとんどこの仕掛けですよ)
相性が良いワーム:ほとんど全て
<ノーシンカーリグ>

全くシンカーを付けないでラインとフックだけのリグ。タフコンディションの切り札
的存在。シンカーがないので風にはめっぽう弱い。ボトムまで沈むのには時間が
かかる。
相性が良いワーム:ほとんど全て
その他、テキサスリグやキャロライナリグがありますが、ライトリグでは不向きなので
割愛します m(_ _)m
常吉リグが苦手で釣れないなんて嘆いている貴方、それは使い方を間違っているので
すよ。ご一緒できたら説明できるのですが

2011年12月16日
第8回 タックル(ライン)
今回は、ラインについてです。
私がバスフィッシングを始めた頃は、ラインと言えば、ナイロン・モノフィラメント
かフロロカーボンでしたが、最近はPEラインもよく使われますね。
<ナイロン・モノフィラメント>
言わずと知れたナイロン製のラインです。比重が小さいので水に浮き、結構しなやかで糸ヨレは出にくいが、摩擦に弱く、結束強度も弱い傾向にあり。伸縮しやすい性質。巻物には良いが、ワーミングには不向き。吸水性があり劣化が早い。安価。
<フロロカーボン>
ナイロンより伸縮しづらく、比重も大きいため水に沈む。摩擦に強く、結束強度が大きい。感度が優れるので、ワーミング向き。ただし、ライン自体に張りがあるので、糸ヨレが出やすい。吸水性が少なく劣化は遅い。比較的安価。
<PE>
ポリエチレンを編み込んだラインで、ほとんど伸びない。伸縮性ではワイヤーハリスに匹敵する。同じ太さでも、引っ張り強度は桁違いに強い。1号でも20lbというラインもあり(ナイロンやフロロなら4lb)。摩擦に弱い傾向にあり、リーダーには不向き。場合によってはラインシステムを組む必要がある。かなり高価。劣化は遅い。
さて、ライトリグに適したライン選びですが、巻物ならナイロン、ワーミングなら
フロロカーボンということになります。PEは何度が使ってみましたが、もう一つ良さ
が感じられませんでした
私はワーミング中心ですので、フロロカーボンの4lbを中心に使っています。4lbなら
糸ヨレもそれほど気にしなくても良いし、結束強度も十分。リールのドラグを適正に調節
しておけば、ロクマルの引きにも耐えます。実際、私が上げたロクマルは全て、
フロロの4lbラインでした
バスは目が良い魚のようで、太いラインなら見破ってしまいます。だいたい8lb以上なら
分かってしまうんじゃないですかね(詳しいことは分かりませんが)。喰わすという意味
なら、細いラインの方が断然有利なんです。
ラインのまき直し頻度ですが、成書では釣行の度に巻き替えるのがいいとあります。
しかし、その度に巻き替えていると、手間も費用も大変です。私は夏場でもないかぎり、
2ヶ月以上は巻き替えていないですねぇ(夏場は1月も持たないことが多いですが)
私がバスフィッシングを始めた頃は、ラインと言えば、ナイロン・モノフィラメント
かフロロカーボンでしたが、最近はPEラインもよく使われますね。
<ナイロン・モノフィラメント>

言わずと知れたナイロン製のラインです。比重が小さいので水に浮き、結構しなやかで糸ヨレは出にくいが、摩擦に弱く、結束強度も弱い傾向にあり。伸縮しやすい性質。巻物には良いが、ワーミングには不向き。吸水性があり劣化が早い。安価。
<フロロカーボン>

ナイロンより伸縮しづらく、比重も大きいため水に沈む。摩擦に強く、結束強度が大きい。感度が優れるので、ワーミング向き。ただし、ライン自体に張りがあるので、糸ヨレが出やすい。吸水性が少なく劣化は遅い。比較的安価。
<PE>

ポリエチレンを編み込んだラインで、ほとんど伸びない。伸縮性ではワイヤーハリスに匹敵する。同じ太さでも、引っ張り強度は桁違いに強い。1号でも20lbというラインもあり(ナイロンやフロロなら4lb)。摩擦に弱い傾向にあり、リーダーには不向き。場合によってはラインシステムを組む必要がある。かなり高価。劣化は遅い。
さて、ライトリグに適したライン選びですが、巻物ならナイロン、ワーミングなら
フロロカーボンということになります。PEは何度が使ってみましたが、もう一つ良さ
が感じられませんでした

私はワーミング中心ですので、フロロカーボンの4lbを中心に使っています。4lbなら
糸ヨレもそれほど気にしなくても良いし、結束強度も十分。リールのドラグを適正に調節
しておけば、ロクマルの引きにも耐えます。実際、私が上げたロクマルは全て、
フロロの4lbラインでした

バスは目が良い魚のようで、太いラインなら見破ってしまいます。だいたい8lb以上なら
分かってしまうんじゃないですかね(詳しいことは分かりませんが)。喰わすという意味
なら、細いラインの方が断然有利なんです。
ラインのまき直し頻度ですが、成書では釣行の度に巻き替えるのがいいとあります。
しかし、その度に巻き替えていると、手間も費用も大変です。私は夏場でもないかぎり、
2ヶ月以上は巻き替えていないですねぇ(夏場は1月も持たないことが多いですが)

2011年12月15日
第7回 タックル(リール)
今回は、ライトリグに適したリールについてです。
リール、これが無くても始まりませんね。基本的なタックルです。
あくまでもライトリグですから、もちろん、スピニング・リールです。なぜスピニング
・リールかというと、>軽い仕掛けでも確実にキャストできるからです。また、ドラグをしっ
かり調節していれば、腕さえあればロクマルを上げることも可能です
ところが、難点が一つ。構造上、糸ヨレがでるということです。Twist Busterなるシステム
を採用しているリールもありますが、糸ヨレが起こりにくいと言うだけで、ヨレは必ず起こ
ります。新しい糸をヨレが出にくいようにスプールに巻き取る装置もありますが、一度キャ
ストすると、同様に糸ヨレが出ます。要するに、糸ヨレは必ず起こると考えた方が良いの
です
糸ヨレが起こりにくい方法をご紹介しましょう
☆リールとラインの調節
・細い糸を使う(ナイロンなら6lbまで、フロロカーボンなら4lbまで)。
・PEラインを使う。
・なるべく大きなスプールを遣う(シマノなら2500番、ダイワなら2000番)。
・逆テーパーに巻けるようにスプールのワッシャーを調節する。
・ラインを少ない目に巻く。
☆実際の釣り現場で
・キャストするときには必ずフェザーリングする。
フェザーリング:キャスト後、余分な糸が出ないように、人差し指でスプールを
押さえる動作(これを覚えるとキャスティングの精度が上がる
ので、ぜひとも覚えてもらいたい技術です)。
・テンションが掛からないときにはラインの巻き取る場合、指でつまんでラインに
テンションを掛けて巻く(ラインスラッグを巻き取るときなど)。
以上でかなりマシになります。
さて、リールにも各メーカー、各種ありますし、最近は中古品も出回っています。
私は新品を購入することにしています。リールはラインを巻き取る機械である以上、
複数の部品が合わさってできています。部品の劣化などの目利きができて、自分で分解
してメンテナンスできる人以外は新品で購入した方が無難です。
基本的に高価なほど性能が良いと思って間違いないのですが、私のお勧めのリールは、
シマノなら、アルテグラ以上、ツインパワーMgまで
ダイワなら、フリームス以上、セルテートまで




アルテグラ ツインパワーMg フリームス セルテート
ですね。このクラスならベアリングは防錆処理がされているので、長持ちします。
確かに、ステラやイグジストは素晴らしいのでしょうけれど、バスが相手ならツイン
パワーでもオーバークオリティだと思います。私が初めてランカーを釣り上げたときの
リールは昔のアルテグラですし、今も現役で活躍してくれています。
番手は2000~2500番が良いですね。腕に自信があれば、1000番でもOK。
ちなみに私が主に使っているリールは、
シマノ 05 ツインパワーMg1000S
09 ツインパワー2500S
05 バイオマスター2000S
ダイワ 05 カルディア2000KIX(ベアリングチューン済み)
です。
古いリールもそれなりに思い出が詰まっていて、いいものですよ
リール、これが無くても始まりませんね。基本的なタックルです。
あくまでもライトリグですから、もちろん、スピニング・リールです。なぜスピニング
・リールかというと、>軽い仕掛けでも確実にキャストできるからです。また、ドラグをしっ
かり調節していれば、腕さえあればロクマルを上げることも可能です

ところが、難点が一つ。構造上、糸ヨレがでるということです。Twist Busterなるシステム
を採用しているリールもありますが、糸ヨレが起こりにくいと言うだけで、ヨレは必ず起こ
ります。新しい糸をヨレが出にくいようにスプールに巻き取る装置もありますが、一度キャ
ストすると、同様に糸ヨレが出ます。要するに、糸ヨレは必ず起こると考えた方が良いの
です

糸ヨレが起こりにくい方法をご紹介しましょう

☆リールとラインの調節
・細い糸を使う(ナイロンなら6lbまで、フロロカーボンなら4lbまで)。
・PEラインを使う。
・なるべく大きなスプールを遣う(シマノなら2500番、ダイワなら2000番)。
・逆テーパーに巻けるようにスプールのワッシャーを調節する。
・ラインを少ない目に巻く。
☆実際の釣り現場で
・キャストするときには必ずフェザーリングする。
フェザーリング:キャスト後、余分な糸が出ないように、人差し指でスプールを
押さえる動作(これを覚えるとキャスティングの精度が上がる
ので、ぜひとも覚えてもらいたい技術です)。
・テンションが掛からないときにはラインの巻き取る場合、指でつまんでラインに
テンションを掛けて巻く(ラインスラッグを巻き取るときなど)。
以上でかなりマシになります。
さて、リールにも各メーカー、各種ありますし、最近は中古品も出回っています。
私は新品を購入することにしています。リールはラインを巻き取る機械である以上、
複数の部品が合わさってできています。部品の劣化などの目利きができて、自分で分解
してメンテナンスできる人以外は新品で購入した方が無難です。
基本的に高価なほど性能が良いと思って間違いないのですが、私のお勧めのリールは、
シマノなら、アルテグラ以上、ツインパワーMgまで
ダイワなら、フリームス以上、セルテートまで




アルテグラ ツインパワーMg フリームス セルテート
ですね。このクラスならベアリングは防錆処理がされているので、長持ちします。
確かに、ステラやイグジストは素晴らしいのでしょうけれど、バスが相手ならツイン
パワーでもオーバークオリティだと思います。私が初めてランカーを釣り上げたときの
リールは昔のアルテグラですし、今も現役で活躍してくれています。
番手は2000~2500番が良いですね。腕に自信があれば、1000番でもOK。
ちなみに私が主に使っているリールは、
シマノ 05 ツインパワーMg1000S
09 ツインパワー2500S
05 バイオマスター2000S
ダイワ 05 カルディア2000KIX(ベアリングチューン済み)
です。
古いリールもそれなりに思い出が詰まっていて、いいものですよ

2011年12月15日
第6回 タックル(ロッド)
これからしばらく、ライトリグに適したタックルについてです。今回はロッドに
ついてです。
最近、ベイトフィネスってよく言われますが、基本的にはライトリグにはスピニング・
タックルが良いと思います。ラインの項でも説明しますが、ラインは細くするほど
有利だからです。
ルアーロッド、これが無くては始まりませんね。
あくまでもライトリグですから、基本的にはスピニング・ロッドです。細いラインで、
ごく軽いリグまで使用でき、繊細なアクションをつけるためには、どうしてもスピニング・
ロッドが必要なんです。
お勧めは、
長さ:6ft前後。オカッパリなら、6.5ft、フローターなら6ft未満
パワーラング:SUL~ML、一般的にはLランクですかね。
ただし、メーカーによって表示はまちまちですから、投げられるリグの重さが
1/32~1/8ozくらいが扱いやすいと思います。
調子:ファーストがベスト。巻き巻きより、ワームのアクションで喰わすことが
多いですから。
材質:カーボングラファイト。グラスファイバーはファースト・アクションを
付けにくいのでパス。なかにはアラミドヴェールなる素材を入れ込んだ
ロッドもあります。
継ぎ数:なるべく1pieceが良いですが、2pieceでもOK。印籠継ぎのものが
自然なアクションになります。
ですが、狙うバスの大きさによって変わると思います。
ガイドは、SiCもしくはゴールドサーメットが必要です。ナイロンやフロロカーボン
ラインを使うのであれば、どちらでも構いませんが、PEラインを使う場合は、必ず
SiCを使ったものを選んでください(硬度の問題でゴールドサーメットは削れてしま
います)。
ガイドフレームはチタン製に越したことはありませんが、ステンレス製でも十分
です。
スポーニング・シーズンのように、ランカーサイズを狙うときは、パワーランクは
MLの方が安心ですが、ロッドによってはSULでもランカーを上げることはできます。
秋の数釣りシーズンでは、SUL、ULの方がショートバイトを弾きにくいので、釣り
やすいですね。でも、あくまでも一般論ですから、実際に振ってみて、手に馴染むもの
が良いと思います。先輩に貸してもらって判断するのも良いかもしれません。
私がメインに使っているロッドは、
ダイコーコブレッティUnderPressure (ソリッドティップ)
6.1ft、SUL、ルアー(1/64~1/32oz)、ライン(2~4lb)、EXファースト

※ガイドとグリップを変更したカスタムメイドのロッドです。
ロビンソンビゴットBGS-511SL1 (フルソリッド)
5.11ft、L、ルアー(~3/8oz)、ライン(~8lb)、ファースト

※フルソリッドのビゴットの中でも最もパワーがあるロッドです。
フェンウィックテクナAV 59SDML “Downshot Special” (チュブラー)
5.9ft、ML、ルアー(1/32~1/4oz)、ライン(2.5~8lb)、ファースト

※アラミドヴェール搭載の高性能ロッド。ロッドに筋肉があるとまでいわれています。
の3本です。
コブレッティUnderPressureはSULで、どう考えても、デカバスよりタフコンディション
の小バス対応みたいですが、このロッドで何本となく40アップ、50アップを仕留めて
いますし、フェンウィックテクナAV 59SDMLは60アップでも安心してやり取りができる
ロッドですが、豆バスと遊ぶこともできます。ロッドも使い方次第です。
どれも、ヤフオクで競り落とした古いロッドですが、まだまだ現役ですよ。設計時点は
10年以上前ですが、良いものは良いです。憧れだった高価な高性能ロッドを手に入れた
かったら、中古品という手が良いですよ。
ライトリグだけに限ると、ロックフィッシュ用のロッドが意外に良いです。特にソリッド
ティップのバスロッドで、7ftなんてものは滅多に見かけないですが、ロックフィッシュ用の
ロッドでは結構手に入りやすいですし、値段も実勢1万円強とお手頃です。ロングロッドは
オカッパリの時には有利に働きますからね。
ダイコープレミア ロックフィッシュ・ライト&テクニカルモデルPMRR69ft
6.9ft、UL、ルアー(0.5~3.5g)、ライン(2~4lb)、EXファースト

☆フルソリッド、ソリッドティップ、それともチュブラー?☆
最近、フルソリッド・ロッドが流行しているようですが、一体どのロッドを選べばいいのか、
分かり辛いと思います。結論から言うと、実際使ってみて、自分のフィーリングに合うかどう
かですね。
ビギナーなら、迷わずチュブラーを使いましょう。ソリッドタイプはその製法上、ティップ
が繊細にできていますから、ラインのヨレに常に気を遣う必要があり、ある程度キャスティン
グに慣れていないと、ティップを破損する危険があります。その分、タフコンディション時に
バスに違和感なく喰わすことができたり、掛けたバスをバラしにくかったりする利点があり
ます。
フルソリッド・ロッドはその製法上、持ち重りしがちですが、バスを掛けたときのブランクス
の性能には目を見張るものがあります。確かにバラシも少なくなりますが、メーカーによって
性格が違いますので、ご注意を。私が使っているロビンソンビゴットBGS-511SL1はデカバス
対応です。
ソリッドティップのハイブリッドロッドは、ブランクスはチュブラーで、途中からソリッド
になっているロッドです。食い込みも良いし、持ち重りもありません。チュブラーとフルソリッ
ドの良いとこ取りのようですが、ロッドによってはチュブラーとソリッドの接合部で極端に調子
が変わるものがあります。実際にラインを通して曲がりを確認してください。
ついてです。
最近、ベイトフィネスってよく言われますが、基本的にはライトリグにはスピニング・
タックルが良いと思います。ラインの項でも説明しますが、ラインは細くするほど
有利だからです。
ルアーロッド、これが無くては始まりませんね。
あくまでもライトリグですから、基本的にはスピニング・ロッドです。細いラインで、
ごく軽いリグまで使用でき、繊細なアクションをつけるためには、どうしてもスピニング・
ロッドが必要なんです。
お勧めは、
長さ:6ft前後。オカッパリなら、6.5ft、フローターなら6ft未満
パワーラング:SUL~ML、一般的にはLランクですかね。
ただし、メーカーによって表示はまちまちですから、投げられるリグの重さが
1/32~1/8ozくらいが扱いやすいと思います。
調子:ファーストがベスト。巻き巻きより、ワームのアクションで喰わすことが
多いですから。
材質:カーボングラファイト。グラスファイバーはファースト・アクションを
付けにくいのでパス。なかにはアラミドヴェールなる素材を入れ込んだ
ロッドもあります。
継ぎ数:なるべく1pieceが良いですが、2pieceでもOK。印籠継ぎのものが
自然なアクションになります。
ですが、狙うバスの大きさによって変わると思います。
ガイドは、SiCもしくはゴールドサーメットが必要です。ナイロンやフロロカーボン
ラインを使うのであれば、どちらでも構いませんが、PEラインを使う場合は、必ず
SiCを使ったものを選んでください(硬度の問題でゴールドサーメットは削れてしま
います)。
ガイドフレームはチタン製に越したことはありませんが、ステンレス製でも十分
です。
スポーニング・シーズンのように、ランカーサイズを狙うときは、パワーランクは
MLの方が安心ですが、ロッドによってはSULでもランカーを上げることはできます。
秋の数釣りシーズンでは、SUL、ULの方がショートバイトを弾きにくいので、釣り
やすいですね。でも、あくまでも一般論ですから、実際に振ってみて、手に馴染むもの
が良いと思います。先輩に貸してもらって判断するのも良いかもしれません。
私がメインに使っているロッドは、
ダイコーコブレッティUnderPressure (ソリッドティップ)
6.1ft、SUL、ルアー(1/64~1/32oz)、ライン(2~4lb)、EXファースト

※ガイドとグリップを変更したカスタムメイドのロッドです。
ロビンソンビゴットBGS-511SL1 (フルソリッド)
5.11ft、L、ルアー(~3/8oz)、ライン(~8lb)、ファースト

※フルソリッドのビゴットの中でも最もパワーがあるロッドです。
フェンウィックテクナAV 59SDML “Downshot Special” (チュブラー)
5.9ft、ML、ルアー(1/32~1/4oz)、ライン(2.5~8lb)、ファースト

※アラミドヴェール搭載の高性能ロッド。ロッドに筋肉があるとまでいわれています。
の3本です。
コブレッティUnderPressureはSULで、どう考えても、デカバスよりタフコンディション
の小バス対応みたいですが、このロッドで何本となく40アップ、50アップを仕留めて
いますし、フェンウィックテクナAV 59SDMLは60アップでも安心してやり取りができる
ロッドですが、豆バスと遊ぶこともできます。ロッドも使い方次第です。
どれも、ヤフオクで競り落とした古いロッドですが、まだまだ現役ですよ。設計時点は
10年以上前ですが、良いものは良いです。憧れだった高価な高性能ロッドを手に入れた
かったら、中古品という手が良いですよ。
ライトリグだけに限ると、ロックフィッシュ用のロッドが意外に良いです。特にソリッド
ティップのバスロッドで、7ftなんてものは滅多に見かけないですが、ロックフィッシュ用の
ロッドでは結構手に入りやすいですし、値段も実勢1万円強とお手頃です。ロングロッドは
オカッパリの時には有利に働きますからね。
ダイコープレミア ロックフィッシュ・ライト&テクニカルモデルPMRR69ft
6.9ft、UL、ルアー(0.5~3.5g)、ライン(2~4lb)、EXファースト

☆フルソリッド、ソリッドティップ、それともチュブラー?☆
最近、フルソリッド・ロッドが流行しているようですが、一体どのロッドを選べばいいのか、
分かり辛いと思います。結論から言うと、実際使ってみて、自分のフィーリングに合うかどう
かですね。
ビギナーなら、迷わずチュブラーを使いましょう。ソリッドタイプはその製法上、ティップ
が繊細にできていますから、ラインのヨレに常に気を遣う必要があり、ある程度キャスティン
グに慣れていないと、ティップを破損する危険があります。その分、タフコンディション時に
バスに違和感なく喰わすことができたり、掛けたバスをバラしにくかったりする利点があり
ます。
フルソリッド・ロッドはその製法上、持ち重りしがちですが、バスを掛けたときのブランクス
の性能には目を見張るものがあります。確かにバラシも少なくなりますが、メーカーによって
性格が違いますので、ご注意を。私が使っているロビンソンビゴットBGS-511SL1はデカバス
対応です。
ソリッドティップのハイブリッドロッドは、ブランクスはチュブラーで、途中からソリッド
になっているロッドです。食い込みも良いし、持ち重りもありません。チュブラーとフルソリッ
ドの良いとこ取りのようですが、ロッドによってはチュブラーとソリッドの接合部で極端に調子
が変わるものがあります。実際にラインを通して曲がりを確認してください。