2011年12月17日
第16回 フローター(フローターにしかできないこと、その2)
今回はフローターにしかできない攻め方のその2です。
☆バスボートではできないこと
バスボートは当然、機動性があり、大きなフィールドでも、広く大きく探ることが
できますし、エンジンとエレキモーターで移動ですので、フローターに比べて長時
間の釣りにも適しています。しかし、そんな憧れのバスボートでもできないのに
フローターなら簡単にできることがあります
特に浮力が大きい、U型やH型が有利のですが、バスボートが入れないような
シャローエリアがターゲットになります。スポーニング・シーズンなど水深1mも
満たない浅場に大型バスがいることが多いので、そんなポイントではフローターの
方が断然有利です。パラ葦の中に入ることもバスボートでは困難ですからね。バス
はパラ葦を好むことが多いんです
水面までウィードが伸びているポイントでも、スクリューを使わないフローターなら
問題なくアプローチができます。夏のピーカンでもウィード帯なら釣りになります
からね
また、テトラポッドでできている沖堤などは、安全上、バスボートではぎりぎりまで
寄せるのは困難ですが、ゴムボート素材でできているフローターなら安心して近づけま
す。少しの波でもフィンで調節して問題なし

こんなテトラの沖堤では、デカバスはテトラの際を回遊したり、テトラの隙間に身を
潜めてベイトを狙っていることが多いので、バスボートよりフローターの方が有利に
なるのです。
橋脚の下や水面まで覆い被さっている木の下なんかも、バスボートではアプローチ
できないことが多いですよね。
あの美味しそうな夏のピーカンのシェードを攻めることができないなんて

フローターの特徴として、移動がフィンなので、スクリューで移動するボートよりバス
に与えるプレッシャーが弱いのも事実です。また、バスボートに比べてシルエットが
小さいのも、プレッシャーを与えにくいようです。極端な話、フローターで移動していると、
バスやギルの群がついて来るくらいです
移動が広範囲にできないために、狙ったポイントをじっくり攻めなければならないのも
良い方向に働きます。じっくり攻めることによって、そのポイントの状況やシーズナル・
パターンを熟知することができるので、この知識と経験は後々財産になるんですよ
最後に、スポーニングで超有名な乙女が池のように、最近バスボートが入れなくなって
いるフィールドもあります。そんなところでもフローターならOK。美味しい思いをさせ
て頂いています。

(2011年5月、63㎝・6.5lb、乙女が池)

(2012年5月、65㎝・10.5lb、乙女が池)
以上を考えると、フローターで攻めると有利なポイントが見えてきませんか?
ここにご紹介していない種々のスキルがありますが、それは秘密
それはフィールドでご一緒できた時に説明致します。
☆バスボートではできないこと
バスボートは当然、機動性があり、大きなフィールドでも、広く大きく探ることが
できますし、エンジンとエレキモーターで移動ですので、フローターに比べて長時
間の釣りにも適しています。しかし、そんな憧れのバスボートでもできないのに
フローターなら簡単にできることがあります

特に浮力が大きい、U型やH型が有利のですが、バスボートが入れないような
シャローエリアがターゲットになります。スポーニング・シーズンなど水深1mも
満たない浅場に大型バスがいることが多いので、そんなポイントではフローターの
方が断然有利です。パラ葦の中に入ることもバスボートでは困難ですからね。バス
はパラ葦を好むことが多いんです

水面までウィードが伸びているポイントでも、スクリューを使わないフローターなら
問題なくアプローチができます。夏のピーカンでもウィード帯なら釣りになります
からね

また、テトラポッドでできている沖堤などは、安全上、バスボートではぎりぎりまで
寄せるのは困難ですが、ゴムボート素材でできているフローターなら安心して近づけま
す。少しの波でもフィンで調節して問題なし


こんなテトラの沖堤では、デカバスはテトラの際を回遊したり、テトラの隙間に身を
潜めてベイトを狙っていることが多いので、バスボートよりフローターの方が有利に
なるのです。
橋脚の下や水面まで覆い被さっている木の下なんかも、バスボートではアプローチ
できないことが多いですよね。
あの美味しそうな夏のピーカンのシェードを攻めることができないなんて


フローターの特徴として、移動がフィンなので、スクリューで移動するボートよりバス
に与えるプレッシャーが弱いのも事実です。また、バスボートに比べてシルエットが
小さいのも、プレッシャーを与えにくいようです。極端な話、フローターで移動していると、
バスやギルの群がついて来るくらいです

移動が広範囲にできないために、狙ったポイントをじっくり攻めなければならないのも
良い方向に働きます。じっくり攻めることによって、そのポイントの状況やシーズナル・
パターンを熟知することができるので、この知識と経験は後々財産になるんですよ

最後に、スポーニングで超有名な乙女が池のように、最近バスボートが入れなくなって
いるフィールドもあります。そんなところでもフローターならOK。美味しい思いをさせ
て頂いています。

(2011年5月、63㎝・6.5lb、乙女が池)

(2012年5月、65㎝・10.5lb、乙女が池)
以上を考えると、フローターで攻めると有利なポイントが見えてきませんか?
ここにご紹介していない種々のスキルがありますが、それは秘密

それはフィールドでご一緒できた時に説明致します。
2011年12月17日
第15回 フローター(フローターにしかできないこと、その1)
さて、フローターに乗ってみました。しかしなかなか釣果が上がりません
なぜでしょう?
私もフローターに乗り始めた頃は釣果が上がらず、毎回疲れだけが残ったものです。
しかし、ちょっとしたことに気がつけば、釣果が上がるようになりました。
<フローターにしかできない攻め方を覚えよう>
ウェーディングやバスボートにはできなくて、フローターならできる攻め方があります。
これを覚えると釣果アップすること間違いありません。
☆オカッパリやウェーディングではできないこと
もちろん、沖のストラクチャーを狙うことはオカッパリやウェーディングではできま
せんが、葦林でも威力を発揮します。
ウェダーの丈を超える水深の葦際や、離れた沖から葦際を狙うことができるのです。

スポーニング・シーズンには大型のバスが葦林に寄ってきます。コンタクト・ポイントで
あったり、回遊しながらベイトを追いかけていたり色々ですが、バスが付いていることには
変わりはありません。また、このバス連中は結構活性が高く、割と簡単にヒットさせること
ができます。しかし、物音などのバサーの気配には敏感で、ウェーディングでアプローチす
れば、それだけで警戒されていまいます。
そこで、ちょっと離れた沖から葦際にアプローチしてライトリグで攻めてみると、あら不
思議。簡単にバスがヒットします。このようなバスはワームのフォーリングで喰ってくることが
多いですよ
大型バスは葦林の奥にいるよりも葦際をうろうろしている場合が多く、葦林の中から狙わ
ざるを得ないウェーディングより有利です
以前にこんなことがありました。とある葦林にフローターで行ってみると、先行者にウェー
ディングをしているバサーが2人。結構葦林の中を歩き回って釣っていたので、バスは警戒
していて、さぞ釣りにくいと思っていましたが、ウェーディングではアプローチできない近
くの葦際で40アップがヒットしてきます。
どうやら、ウェーディングしているバサーのプレッシャーを嫌って、バスはこちらに移動
してきたようです。ウェーディングで苦戦しているバサーを横目に良い釣りができました。
ウェーディング様々でしたよ
ヒットさせたバスを葦際から離れることで沖に誘導することができますので、大型バス
でも4lbのようなライトラインでゲットできます(実際に私が釣ったロクマルは全て4lbの
フロロでゲットしました)。
葦林の中から攻めたのでは、ライトラインでは葦に巻かれて切られてしまいますので、
太いラインが必要になります。しかし、太いラインはバスに見切られてしまうので、どう
してもヒット率が下がってしまします。ライトラインの方がヒットさせる上では有利なの
です
万が一、葦林に逃げ込まれても、無理をせずにフローターを葦林の中に入れて、巻かれた
葦まで行けば、バスを回収することができるので、リグを無駄にすることも少なくなります

スポーニングシーズンで葦際でヒットさせたバスたち(2011年5月、41、52、58㎝)

なぜでしょう?
私もフローターに乗り始めた頃は釣果が上がらず、毎回疲れだけが残ったものです。
しかし、ちょっとしたことに気がつけば、釣果が上がるようになりました。
<フローターにしかできない攻め方を覚えよう>
ウェーディングやバスボートにはできなくて、フローターならできる攻め方があります。
これを覚えると釣果アップすること間違いありません。
☆オカッパリやウェーディングではできないこと
もちろん、沖のストラクチャーを狙うことはオカッパリやウェーディングではできま
せんが、葦林でも威力を発揮します。
ウェダーの丈を超える水深の葦際や、離れた沖から葦際を狙うことができるのです。

スポーニング・シーズンには大型のバスが葦林に寄ってきます。コンタクト・ポイントで
あったり、回遊しながらベイトを追いかけていたり色々ですが、バスが付いていることには
変わりはありません。また、このバス連中は結構活性が高く、割と簡単にヒットさせること
ができます。しかし、物音などのバサーの気配には敏感で、ウェーディングでアプローチす
れば、それだけで警戒されていまいます。
そこで、ちょっと離れた沖から葦際にアプローチしてライトリグで攻めてみると、あら不
思議。簡単にバスがヒットします。このようなバスはワームのフォーリングで喰ってくることが
多いですよ

大型バスは葦林の奥にいるよりも葦際をうろうろしている場合が多く、葦林の中から狙わ
ざるを得ないウェーディングより有利です

以前にこんなことがありました。とある葦林にフローターで行ってみると、先行者にウェー
ディングをしているバサーが2人。結構葦林の中を歩き回って釣っていたので、バスは警戒
していて、さぞ釣りにくいと思っていましたが、ウェーディングではアプローチできない近
くの葦際で40アップがヒットしてきます。
どうやら、ウェーディングしているバサーのプレッシャーを嫌って、バスはこちらに移動
してきたようです。ウェーディングで苦戦しているバサーを横目に良い釣りができました。
ウェーディング様々でしたよ

ヒットさせたバスを葦際から離れることで沖に誘導することができますので、大型バス
でも4lbのようなライトラインでゲットできます(実際に私が釣ったロクマルは全て4lbの
フロロでゲットしました)。
葦林の中から攻めたのでは、ライトラインでは葦に巻かれて切られてしまいますので、
太いラインが必要になります。しかし、太いラインはバスに見切られてしまうので、どう
してもヒット率が下がってしまします。ライトラインの方がヒットさせる上では有利なの
です

万が一、葦林に逃げ込まれても、無理をせずにフローターを葦林の中に入れて、巻かれた
葦まで行けば、バスを回収することができるので、リグを無駄にすることも少なくなります


スポーニングシーズンで葦際でヒットさせたバスたち(2011年5月、41、52、58㎝)
2011年12月17日
第14回 フローター(実践)
さて、フローターも必需品も用意しました。これから実戦開始です
<フローターバッシングに合ったタックル選び>
ライトリグですので、スピニングタックル中心です。
ロッドの長さは5~6ftで短いものが使いやすいでしょう。グリップが長いとキャスティング
しにくいですし、ロッドティップにラインが絡んだとき外しやすい長さが良いですね。万が一、
ラインがブレイクしてガイドに通し直すことになると、長い1pieceロッドなら一度陸に上がって
からでないと無理ですね
<適正なタックル数>
大型フローターといえど、4~5組もタックルを積むのは困難です。ライトリグに絞って
考えれば、タックルは1組で十分です。リグを交換する時間が無駄だと考えるのなら、2組
用意するのも良いでしょう。
ロッドホルダーに入れていると、キャスティングの時に引っかかるので注意が必要です
(慣れればなんてことはありませんが)
<入水の仕方>
ラウンド型の場合は、陸でフローターとフィンを装着してから後ろ向きに入水します。
U・H型の場合は浅場にフローターを浮かべて座ります。モデルによっては、フィンは座り
込んでから着けることができます。
入水時には転倒の危険性があるので、できるだけ足場の良いポイントにアプローチするよう
にしてください。
フィンを装着した後は、水中では水の抵抗で後ろ向きにしか歩くことができないので、
注意してください。陸の上でも、前向き歩きには危険が伴います。

<フローターの操船>
さて、なんとか水上に浮かぶことができました。ところで、どうやって操船すればいい
のでしょうか。オール付きじゃなければ、推進力はフィンで水をかくことで得ます。水泳
で言う“バタ足”ですね。後ろ向きに進むときには足を前にしてバタ足をするだけです。
回転や前進するときはコツが必要なので、身体で覚えるしかありません。
ラウンド型は前後左右に、ある程度は自由に動くことができます。しかし、U・H型の
場合は後ろ向きにしか進めないので、位置を調節するときはバックを進行方向に向けて
進むしかありません。少し慣れが必要です。
☆バスボートなどの引き波対処法☆
フローターバッシングしていると、突然の波にビックリさせられることが度々あります。
バスボートなどの引き波が多いですね。もし、波は来るのが分かっていたら、フローターの
フロントを波の進行方向に向けましょう。意外と簡単に乗り切れます。横から受けてしまう
と、フローターの上まで波が上がって来て怖い思いをしますよ。
<実釣>
無事に浮くことも移動することもできました。
さぁ、思いっきりフローターバッシングを楽しんでください。オカッパリの時にはアプローチ
できなかった良さ気なポイントを攻めてみましょう。オカッパリでは経験できないディープや
ストラクチャーの釣りも経験できますよ。
そして、バスがヒット!!
バスとの戦いの開始です。逃げ込まれるようなストラクチャーが近くにないときには、リール
のドラグを緩めてラインが出るようにし、全身を使ってバスの強い引きに対応しましょう。また、
フローターなら簡単にできることですが、フィンでかいて移動しバスを障害物から離していく
ことで安全にやり取りができます。また、強い引きにはドラグ、ロッド、バサーの身体以外に、
フローターの水の抵抗がバスの引きを緩和してくれるので、オカッパリよりラインブレイクが
少なくなります。40アップならフローターごと振り回されることもあります。でも、これが
楽しいんですよ!

やり取り中にランカーがジャンプ!興奮ものですよ
さて、目の覚めるようなデカバスがフローターの側に寄ってきました。いよいよランディング
です。このときに気を付けなければならないことは、フックがフローターに刺さらないようにす
ることです。焦ってしまって、無理矢理ヒットしたバスを近づけると暴れてフローターにフック
が刺さってしまうことがあります。焦る気持ちは分かりますが、ここはゆっくり引きを楽しみま
しょう。
ハンドランディングなら、フローターの横にゆっくり寄せてくるのが安全。ランディングネッ
トがあるとより安全ですね。

しまった、フローターにフックが刺さってしまった
さあ、どうしますか? パニックになってしまいがちですが、焦って刺さったフックを抜いて
はいけません。無理に抜くと穴が大きくなり空気漏れが激しくなります。フックが刺さったとき
は焦らずにそのまま岸に移動しましょう。
<陸に上がる>
十分にフローターバッシングを楽しみました。岸に上がる時間です。上がる手順の基本は入水
の逆を行うことです。フィンを履いていると後ろ向きにしか歩くことができませんので気を付け
てください。せっかく楽しい釣りができたのに、上がるときに転倒などしたのでは一日が台無し
になります。

これがフローターバッシングの一連の流れになりますが、気を付けなければならないことが
もう一つあります。
自分の体調と体力に気を遣うことです。フローターバッシング中の移動はフィンのキックに
よることが多いので、脚の筋肉に大きな負担がかかります。楽しさや好奇心のあまり広く移動
したくなりますが、筋肉を酷使したばかりに、痙攣が生じることがあります。痙攣したときには、
パニックを起こさず、痙攣した筋肉をゆっくりマッサージしてほぐしてください。ま、予防する
のが一番大切ですよ。
何にしても、安全第一です。これを心がけて思いっきり楽しみましょう

<フローターバッシングに合ったタックル選び>
ライトリグですので、スピニングタックル中心です。
ロッドの長さは5~6ftで短いものが使いやすいでしょう。グリップが長いとキャスティング
しにくいですし、ロッドティップにラインが絡んだとき外しやすい長さが良いですね。万が一、
ラインがブレイクしてガイドに通し直すことになると、長い1pieceロッドなら一度陸に上がって
からでないと無理ですね

<適正なタックル数>
大型フローターといえど、4~5組もタックルを積むのは困難です。ライトリグに絞って
考えれば、タックルは1組で十分です。リグを交換する時間が無駄だと考えるのなら、2組
用意するのも良いでしょう。
ロッドホルダーに入れていると、キャスティングの時に引っかかるので注意が必要です

(慣れればなんてことはありませんが)
<入水の仕方>
ラウンド型の場合は、陸でフローターとフィンを装着してから後ろ向きに入水します。
U・H型の場合は浅場にフローターを浮かべて座ります。モデルによっては、フィンは座り
込んでから着けることができます。
入水時には転倒の危険性があるので、できるだけ足場の良いポイントにアプローチするよう
にしてください。
フィンを装着した後は、水中では水の抵抗で後ろ向きにしか歩くことができないので、
注意してください。陸の上でも、前向き歩きには危険が伴います。

<フローターの操船>
さて、なんとか水上に浮かぶことができました。ところで、どうやって操船すればいい
のでしょうか。オール付きじゃなければ、推進力はフィンで水をかくことで得ます。水泳
で言う“バタ足”ですね。後ろ向きに進むときには足を前にしてバタ足をするだけです。
回転や前進するときはコツが必要なので、身体で覚えるしかありません。
ラウンド型は前後左右に、ある程度は自由に動くことができます。しかし、U・H型の
場合は後ろ向きにしか進めないので、位置を調節するときはバックを進行方向に向けて
進むしかありません。少し慣れが必要です。
☆バスボートなどの引き波対処法☆
フローターバッシングしていると、突然の波にビックリさせられることが度々あります。
バスボートなどの引き波が多いですね。もし、波は来るのが分かっていたら、フローターの
フロントを波の進行方向に向けましょう。意外と簡単に乗り切れます。横から受けてしまう
と、フローターの上まで波が上がって来て怖い思いをしますよ。
<実釣>
無事に浮くことも移動することもできました。
さぁ、思いっきりフローターバッシングを楽しんでください。オカッパリの時にはアプローチ
できなかった良さ気なポイントを攻めてみましょう。オカッパリでは経験できないディープや
ストラクチャーの釣りも経験できますよ。
そして、バスがヒット!!
バスとの戦いの開始です。逃げ込まれるようなストラクチャーが近くにないときには、リール
のドラグを緩めてラインが出るようにし、全身を使ってバスの強い引きに対応しましょう。また、
フローターなら簡単にできることですが、フィンでかいて移動しバスを障害物から離していく
ことで安全にやり取りができます。また、強い引きにはドラグ、ロッド、バサーの身体以外に、
フローターの水の抵抗がバスの引きを緩和してくれるので、オカッパリよりラインブレイクが
少なくなります。40アップならフローターごと振り回されることもあります。でも、これが
楽しいんですよ!

やり取り中にランカーがジャンプ!興奮ものですよ

さて、目の覚めるようなデカバスがフローターの側に寄ってきました。いよいよランディング
です。このときに気を付けなければならないことは、フックがフローターに刺さらないようにす
ることです。焦ってしまって、無理矢理ヒットしたバスを近づけると暴れてフローターにフック
が刺さってしまうことがあります。焦る気持ちは分かりますが、ここはゆっくり引きを楽しみま
しょう。
ハンドランディングなら、フローターの横にゆっくり寄せてくるのが安全。ランディングネッ
トがあるとより安全ですね。

しまった、フローターにフックが刺さってしまった

さあ、どうしますか? パニックになってしまいがちですが、焦って刺さったフックを抜いて
はいけません。無理に抜くと穴が大きくなり空気漏れが激しくなります。フックが刺さったとき
は焦らずにそのまま岸に移動しましょう。
<陸に上がる>
十分にフローターバッシングを楽しみました。岸に上がる時間です。上がる手順の基本は入水
の逆を行うことです。フィンを履いていると後ろ向きにしか歩くことができませんので気を付け
てください。せっかく楽しい釣りができたのに、上がるときに転倒などしたのでは一日が台無し
になります。

これがフローターバッシングの一連の流れになりますが、気を付けなければならないことが
もう一つあります。
自分の体調と体力に気を遣うことです。フローターバッシング中の移動はフィンのキックに
よることが多いので、脚の筋肉に大きな負担がかかります。楽しさや好奇心のあまり広く移動
したくなりますが、筋肉を酷使したばかりに、痙攣が生じることがあります。痙攣したときには、
パニックを起こさず、痙攣した筋肉をゆっくりマッサージしてほぐしてください。ま、予防する
のが一番大切ですよ。
何にしても、安全第一です。これを心がけて思いっきり楽しみましょう

2011年12月17日
第13回 フローター(必需品)
今回は、フローターバッシングでの必需品についてです。
☆フローター以外の必需品☆
<ウェダー>
下半身を水に浸ける釣りですから、ウェダーは必要です。チェストハイ・ブーツフットの
ものが一般的ですね。H型のモデルによってはウエストハイでも大丈夫ですが、チェスト
ハイの方が無難だと思います。
ウェダーの材質には、ナイロン、透湿素材(ゴアテックス、エントラントなど)、ネオプ
レーンとあります。
①ナイロン製ウェダー
ナイロン製の非透湿ウェダーで、ビギナーはこれを購入することが多よう
です。
利点:薄手で動きやすい。安価。
欠点:非透湿のため、夏場は中が蒸れる。冬場は冷たい。
②透湿素材のウェダー
ゴアテックスやエントラント、最近ではブリザテックなどの透湿防水素材を使ったウェダーです。
利点:透湿なので、夏でも快適。薄手で動きやすい。
欠点:素材によってはかなり高価になる。特にゴアテックス製は高級品で
普通3万円以上
薄手のため冬場は冷たい。
③ネオプレーン製のウェダー
ネオプレーン製の非透湿ウェダー。
利点:保温性に優れ、冷水でも体温を守ってくれます
欠点:非透湿のため夏場は蒸れる。比較的高価。
それぞれ特徴がありますが、一つに絞るとすると、透湿素材を使ったウェダーがお勧めです。
始めはナイロン製の非透湿ウェダーを購入して、本格的になって来たら、他のウェダーを購入
するのも良いと思います。
フローターバッシングの場合、フィンを付けて水中で漕ぐ動作を常に行いますので、ウェダー
の縫い目にかかる負担はウェーディング以上だと思います。結構早くから、縫い目やブーツとの
接合部から浸水してきます。あまりに高価なものを購入して長く使うより、安価なウェダーを
何回か購入し直す方が良いと思いますよ。
<フローター・フィン>
足ヒレのことですが、これがないとフローターは進みません。オール付きの場合はオールを漕いで移動できますが、位置の微調節はフィンでします。潜水用のフィンは大きすぎて代用はできませんので、専用のフィンを用意してください。
ウェダーのブーツにしっかり固定できるものを選んでください。また、長時間キックしていると、どうしても固定が緩んできますので、フィンセーバーを同時に購入することをお勧めします。
<ライフジャケット>

浮き袋で湖上に浮いて、しかも針が付いたものを扱うのですから、穴あき事故がおこることを常に考えておかなければなりません。万が一、穴が空いてしまったときの命綱です。
ウレタンフォームが入っているタイプは比較的安価ですが、できれば、膨張式のライフジャケットを購入するのがお勧めです。スペースが限られているので、少しでも小さい方が快適です。
☆あったら便利なグッズ☆
<ロッドホルダー>
これがあると、複数のロッドをフローターに積むことができます。各社から出ていますので、
自分のフローターに装着できるものを選んでください。
私はほとんどスピンニングタックル1セットで通すので、必要に感じたことはありません
<フローター用スカリ、ストリンガー>

釣ったバスを陸まで活かすためには、スカリまたはストリンガーが必要です。スカリは移動の時の抵抗になったり、かさばったり。私はストリンガーの方をよく使います。ZF184Hに乗った時はスカリも使いますよ。
<魚群探知機>
これがあると、釣果が伸びるとありますが、私は必要を感じません。これを使用しなければならない程のディープを攻めることが少ないですし、シーズナル・パターンからバスの動きを判断しますので、どうしても必要になるシーンに出くわすことがないからです。フィールドによっては必要になるかも知れません。
☆フローター以外の必需品☆
<ウェダー>
下半身を水に浸ける釣りですから、ウェダーは必要です。チェストハイ・ブーツフットの
ものが一般的ですね。H型のモデルによってはウエストハイでも大丈夫ですが、チェスト
ハイの方が無難だと思います。
ウェダーの材質には、ナイロン、透湿素材(ゴアテックス、エントラントなど)、ネオプ
レーンとあります。
①ナイロン製ウェダー

です。
利点:薄手で動きやすい。安価。
欠点:非透湿のため、夏場は中が蒸れる。冬場は冷たい。
②透湿素材のウェダー

利点:透湿なので、夏でも快適。薄手で動きやすい。
欠点:素材によってはかなり高価になる。特にゴアテックス製は高級品で
普通3万円以上

③ネオプレーン製のウェダー

利点:保温性に優れ、冷水でも体温を守ってくれます

欠点:非透湿のため夏場は蒸れる。比較的高価。
それぞれ特徴がありますが、一つに絞るとすると、透湿素材を使ったウェダーがお勧めです。
始めはナイロン製の非透湿ウェダーを購入して、本格的になって来たら、他のウェダーを購入
するのも良いと思います。
フローターバッシングの場合、フィンを付けて水中で漕ぐ動作を常に行いますので、ウェダー
の縫い目にかかる負担はウェーディング以上だと思います。結構早くから、縫い目やブーツとの
接合部から浸水してきます。あまりに高価なものを購入して長く使うより、安価なウェダーを
何回か購入し直す方が良いと思いますよ。
<フローター・フィン>

ウェダーのブーツにしっかり固定できるものを選んでください。また、長時間キックしていると、どうしても固定が緩んできますので、フィンセーバーを同時に購入することをお勧めします。
<ライフジャケット>


ウレタンフォームが入っているタイプは比較的安価ですが、できれば、膨張式のライフジャケットを購入するのがお勧めです。スペースが限られているので、少しでも小さい方が快適です。
☆あったら便利なグッズ☆
<ロッドホルダー>
これがあると、複数のロッドをフローターに積むことができます。各社から出ていますので、
自分のフローターに装着できるものを選んでください。
私はほとんどスピンニングタックル1セットで通すので、必要に感じたことはありません

<フローター用スカリ、ストリンガー>


<魚群探知機>

2011年12月17日
第12回 フローター(フローターの紹介)
今回は、いよいよフローター(正式にはフロート・チューブ)についてです。
私がフローターに乗り始めた理由は、オカッパリだとどうしても攻められないポイントが
目の前にあっても指をくわえて見ていなければならなかったのが我慢できなかったからです
ところが、特定の師匠を持たない私ですから、何をどうして良いのやら、独学で学ぶしか
なく、そのため、私のフローターの使い方は一般的ではないと思います。やたらとライトリグ
を多用しますし、目の前でライズやチェイスがあっても、ミノーやトップウォータープラグを
使わないんです。それで釣果を上げられるのなら、それはそれで良しとしてください
でもフローターで琵琶湖に浮いた気分が格別。それに釣果が伴うのですから言うことあり
ません。また、オカッパリだけでは気づかなかったことも多数あり、目からウロコの連続、
バスフィッシングの世界がかわりました。そんなフローターバッシングの世界をご紹介しま
しょう
まずはフローターから。
釣り好きのアングラーが魚の近くで釣りたいばかりに、自動車のタイヤチューブを膨らま
せて、それに簡単なハーネスを付けて釣りをしたのが始まりとされています。そのため、
初期のフローターはみんなラウンド型(O型)です。
<フローターの種類と特徴>
フローターには大きく分けて、ラウンド型、U型、H型があります。
ラウンド型(0型)
先程も述べましたが、これが初期型です。自動車のチューブにアウター
スキンを被せ、簡便なハーネス(シート?)を取り付けたものです。ちょ
うど浮き輪に吊り下げられて、身体は立っている状態ですね(浮き輪で浮
いているところを想像してください)。
水没する範囲が一番多いため、自然と低重心となり見た目よりもはるか
に安定性は良い。水面が近いため、バスを掛けた時、最もエキサイティン
グでしょうね。また、他の型のフローターにはできないで、前進が可能
小回りも秀逸。その分、移動スピードは遅いので、遠くには行きにくいです。
1気室のものが多く、構造が簡単なため、軽く安価です。ただし、穴が空いたら空気が抜けて
沈むだけですから、安全を考えると、できるだけ2気室もものを選び、ライフジャケットを必ず
着けてください。
また、アプローチの時は、チューブの中に入り、フローターを抱えた状態での入水ですので、
転倒事故する危険が高く、注意が必要です。もし、転倒したら頭と足が逆になることがあり、
頭が水没して非常に危険です。できれば同行者がいる方が安全です。上陸の時も同じ危険が
ありますので、ご注意を。
U型(V型)
チューブの形から、U型もしくはV型と呼ばれています。フロントが
開いていて、そこは何らかのステーで固定しています。ラウンド型と違い、
ハーネス(シート)の上に座るような感じです。
その分、水没する範囲は小さく、長時間でも楽ですし、水の抵抗も少な
いから、移動スピードは速くなります。ただし、後方にしか進めないのと、
小回りが効きにくいので、ラウンド型に比べて位置の調整はしにくいです。
構造がやや複雑になるのとやや大型になるため、ラウンド型より重くなり
ます。その分、フロントのエプロンを広く使えるし、収納力も大きくなります。2本以上
のロッドを積むことも難しくありません。
U型のほとんどは2気室以上ですので、万が一、穴あき事故が起こっても完全に沈むことは
ありません(危険には違いはありませんからライフジャケットは必須です)。入水後に乗り込
むことができるので、アプローチや上がるときの転倒の危険性は低くなります。モデルによっ
ては、浮いてからフィンを着けることができますよ。
アウタースキンの中にUまたはV型のインナーチューブを入れるもの
から、アウターとインナーが一体化したゴムボートのような造りのもの
があり、しっかりした背もたれ付きのシートを備えた本格的フローター
もあります。最近はオール付きのフローターも登場し、人気がありますね。
最近の主流はこれでしょうか。
H型
左右2本のチューブを金属製の梯子を渡してつなぎ、その中央にシートを
つくる、ほとんどボートのような構造のフローターで、ポンツーン・ボート
と呼ばれています。上から見た形がH型です。大型が多く、ほとんどがオー
ル付きで、モデルによっては、エレキモーターや小型のエンジンを搭載でき
るものまであります。
シート位置が高く、水没する範囲が小さいので、移動スピードが速く、
長時間・広範囲に移動することができます。バサーの身体も冷えにくいですね(晩秋や春には
重宝です)。ウェダーのウエストハイでも大丈夫なモデルもあります。シート前後も広いので、
収納力は抜群。複数のロッドどころか、魚探も楽勝で付けられます。構造上、必ず2気室以上
になるので、万が一の穴あき事故のときも比較的安全です。
最近は、ゼファーボート製のフローターように、金属製の梯子の代わりに
チューブ自体をH型にして簡略化しているタイプもあります。
良いこと尽くめに思えますが、欠点もあります。とにかく重いし、かさ張
るし、準備に時間が掛かる。水没範囲が極端に小さいので、風に弱く直ぐ
に流される。大きいから小回りが効かない。当たり前だけどかなり高価などなど。しかし、それでも余りある利点があり、フローター乗りの憧れの的
ですね
最初に購入するのにはフローターはU型が良いと思います。値段が手頃ですし、長く
使えると思います。できれば、一度試乗してみるのが良いでしょう。U型で満足できなければ、
U型でもオール付きなどのモデルやH型に進めばいいと思います。
さて、私が実際に使ったフローターの紹介です。
現在メインに使っているのが、POPEYE製の BUP-146ST です。
U型フローターのオール付きでボートクロス製、背もたれが付いたハイバック
シートが搭載されています。
最初に購入したのが何と、ゼファーボート製のH型フローター、ZF184H
です。
その当時、ゼファーボートが開発した最大のフローターで、全長184㎝
の大型のポンツーン・ボートです。安定性抜群でオールでの移動も速く、
至れり尽くせりでしたが、如何せん重く、準備も大変でした。Bee BUP-
146STを購入した後はあまり出番がなくなりました。でも、今でも長距離
を移動するときには出動します。
さすがに、ZF184Hは大きすぎるので、小型のフローターが欲しくなり購入
したのが、リバレイ製V型のポンドスケーターです。アウタースキンがター
ポリンのため水切りが良いフローターですが、既にお嫁入りしました。
私がフローターに乗り始めた理由は、オカッパリだとどうしても攻められないポイントが
目の前にあっても指をくわえて見ていなければならなかったのが我慢できなかったからです

ところが、特定の師匠を持たない私ですから、何をどうして良いのやら、独学で学ぶしか
なく、そのため、私のフローターの使い方は一般的ではないと思います。やたらとライトリグ
を多用しますし、目の前でライズやチェイスがあっても、ミノーやトップウォータープラグを
使わないんです。それで釣果を上げられるのなら、それはそれで良しとしてください

でもフローターで琵琶湖に浮いた気分が格別。それに釣果が伴うのですから言うことあり
ません。また、オカッパリだけでは気づかなかったことも多数あり、目からウロコの連続、
バスフィッシングの世界がかわりました。そんなフローターバッシングの世界をご紹介しま
しょう

まずはフローターから。
釣り好きのアングラーが魚の近くで釣りたいばかりに、自動車のタイヤチューブを膨らま
せて、それに簡単なハーネスを付けて釣りをしたのが始まりとされています。そのため、
初期のフローターはみんなラウンド型(O型)です。
<フローターの種類と特徴>
フローターには大きく分けて、ラウンド型、U型、H型があります。
ラウンド型(0型)

スキンを被せ、簡便なハーネス(シート?)を取り付けたものです。ちょ
うど浮き輪に吊り下げられて、身体は立っている状態ですね(浮き輪で浮
いているところを想像してください)。
水没する範囲が一番多いため、自然と低重心となり見た目よりもはるか
に安定性は良い。水面が近いため、バスを掛けた時、最もエキサイティン
グでしょうね。また、他の型のフローターにはできないで、前進が可能
小回りも秀逸。その分、移動スピードは遅いので、遠くには行きにくいです。
1気室のものが多く、構造が簡単なため、軽く安価です。ただし、穴が空いたら空気が抜けて
沈むだけですから、安全を考えると、できるだけ2気室もものを選び、ライフジャケットを必ず
着けてください。
また、アプローチの時は、チューブの中に入り、フローターを抱えた状態での入水ですので、
転倒事故する危険が高く、注意が必要です。もし、転倒したら頭と足が逆になることがあり、
頭が水没して非常に危険です。できれば同行者がいる方が安全です。上陸の時も同じ危険が
ありますので、ご注意を。
U型(V型)

開いていて、そこは何らかのステーで固定しています。ラウンド型と違い、
ハーネス(シート)の上に座るような感じです。
その分、水没する範囲は小さく、長時間でも楽ですし、水の抵抗も少な
いから、移動スピードは速くなります。ただし、後方にしか進めないのと、
小回りが効きにくいので、ラウンド型に比べて位置の調整はしにくいです。
構造がやや複雑になるのとやや大型になるため、ラウンド型より重くなり
ます。その分、フロントのエプロンを広く使えるし、収納力も大きくなります。2本以上
のロッドを積むことも難しくありません。
U型のほとんどは2気室以上ですので、万が一、穴あき事故が起こっても完全に沈むことは
ありません(危険には違いはありませんからライフジャケットは必須です)。入水後に乗り込
むことができるので、アプローチや上がるときの転倒の危険性は低くなります。モデルによっ
ては、浮いてからフィンを着けることができますよ。

から、アウターとインナーが一体化したゴムボートのような造りのもの
があり、しっかりした背もたれ付きのシートを備えた本格的フローター
もあります。最近はオール付きのフローターも登場し、人気がありますね。
最近の主流はこれでしょうか。
H型

つくる、ほとんどボートのような構造のフローターで、ポンツーン・ボート
と呼ばれています。上から見た形がH型です。大型が多く、ほとんどがオー
ル付きで、モデルによっては、エレキモーターや小型のエンジンを搭載でき
るものまであります。
シート位置が高く、水没する範囲が小さいので、移動スピードが速く、
長時間・広範囲に移動することができます。バサーの身体も冷えにくいですね(晩秋や春には
重宝です)。ウェダーのウエストハイでも大丈夫なモデルもあります。シート前後も広いので、
収納力は抜群。複数のロッドどころか、魚探も楽勝で付けられます。構造上、必ず2気室以上
になるので、万が一の穴あき事故のときも比較的安全です。

チューブ自体をH型にして簡略化しているタイプもあります。
良いこと尽くめに思えますが、欠点もあります。とにかく重いし、かさ張
るし、準備に時間が掛かる。水没範囲が極端に小さいので、風に弱く直ぐ
に流される。大きいから小回りが効かない。当たり前だけどかなり高価などなど。しかし、それでも余りある利点があり、フローター乗りの憧れの的
ですね

最初に購入するのにはフローターはU型が良いと思います。値段が手頃ですし、長く
使えると思います。できれば、一度試乗してみるのが良いでしょう。U型で満足できなければ、
U型でもオール付きなどのモデルやH型に進めばいいと思います。
さて、私が実際に使ったフローターの紹介です。

U型フローターのオール付きでボートクロス製、背もたれが付いたハイバック
シートが搭載されています。

です。
その当時、ゼファーボートが開発した最大のフローターで、全長184㎝
の大型のポンツーン・ボートです。安定性抜群でオールでの移動も速く、
至れり尽くせりでしたが、如何せん重く、準備も大変でした。Bee BUP-
146STを購入した後はあまり出番がなくなりました。でも、今でも長距離
を移動するときには出動します。

したのが、リバレイ製V型のポンドスケーターです。アウタースキンがター
ポリンのため水切りが良いフローターですが、既にお嫁入りしました。