2011年12月15日
第6回 タックル(ロッド)
これからしばらく、ライトリグに適したタックルについてです。今回はロッドに
ついてです。
最近、ベイトフィネスってよく言われますが、基本的にはライトリグにはスピニング・
タックルが良いと思います。ラインの項でも説明しますが、ラインは細くするほど
有利だからです。
ルアーロッド、これが無くては始まりませんね。
あくまでもライトリグですから、基本的にはスピニング・ロッドです。細いラインで、
ごく軽いリグまで使用でき、繊細なアクションをつけるためには、どうしてもスピニング・
ロッドが必要なんです。
お勧めは、
長さ:6ft前後。オカッパリなら、6.5ft、フローターなら6ft未満
パワーラング:SUL~ML、一般的にはLランクですかね。
ただし、メーカーによって表示はまちまちですから、投げられるリグの重さが
1/32~1/8ozくらいが扱いやすいと思います。
調子:ファーストがベスト。巻き巻きより、ワームのアクションで喰わすことが
多いですから。
材質:カーボングラファイト。グラスファイバーはファースト・アクションを
付けにくいのでパス。なかにはアラミドヴェールなる素材を入れ込んだ
ロッドもあります。
継ぎ数:なるべく1pieceが良いですが、2pieceでもOK。印籠継ぎのものが
自然なアクションになります。
ですが、狙うバスの大きさによって変わると思います。
ガイドは、SiCもしくはゴールドサーメットが必要です。ナイロンやフロロカーボン
ラインを使うのであれば、どちらでも構いませんが、PEラインを使う場合は、必ず
SiCを使ったものを選んでください(硬度の問題でゴールドサーメットは削れてしま
います)。
ガイドフレームはチタン製に越したことはありませんが、ステンレス製でも十分
です。
スポーニング・シーズンのように、ランカーサイズを狙うときは、パワーランクは
MLの方が安心ですが、ロッドによってはSULでもランカーを上げることはできます。
秋の数釣りシーズンでは、SUL、ULの方がショートバイトを弾きにくいので、釣り
やすいですね。でも、あくまでも一般論ですから、実際に振ってみて、手に馴染むもの
が良いと思います。先輩に貸してもらって判断するのも良いかもしれません。
私がメインに使っているロッドは、
ダイコーコブレッティUnderPressure (ソリッドティップ)
6.1ft、SUL、ルアー(1/64~1/32oz)、ライン(2~4lb)、EXファースト

※ガイドとグリップを変更したカスタムメイドのロッドです。
ロビンソンビゴットBGS-511SL1 (フルソリッド)
5.11ft、L、ルアー(~3/8oz)、ライン(~8lb)、ファースト

※フルソリッドのビゴットの中でも最もパワーがあるロッドです。
フェンウィックテクナAV 59SDML “Downshot Special” (チュブラー)
5.9ft、ML、ルアー(1/32~1/4oz)、ライン(2.5~8lb)、ファースト

※アラミドヴェール搭載の高性能ロッド。ロッドに筋肉があるとまでいわれています。
の3本です。
コブレッティUnderPressureはSULで、どう考えても、デカバスよりタフコンディション
の小バス対応みたいですが、このロッドで何本となく40アップ、50アップを仕留めて
いますし、フェンウィックテクナAV 59SDMLは60アップでも安心してやり取りができる
ロッドですが、豆バスと遊ぶこともできます。ロッドも使い方次第です。
どれも、ヤフオクで競り落とした古いロッドですが、まだまだ現役ですよ。設計時点は
10年以上前ですが、良いものは良いです。憧れだった高価な高性能ロッドを手に入れた
かったら、中古品という手が良いですよ。
ライトリグだけに限ると、ロックフィッシュ用のロッドが意外に良いです。特にソリッド
ティップのバスロッドで、7ftなんてものは滅多に見かけないですが、ロックフィッシュ用の
ロッドでは結構手に入りやすいですし、値段も実勢1万円強とお手頃です。ロングロッドは
オカッパリの時には有利に働きますからね。
ダイコープレミア ロックフィッシュ・ライト&テクニカルモデルPMRR69ft
6.9ft、UL、ルアー(0.5~3.5g)、ライン(2~4lb)、EXファースト

☆フルソリッド、ソリッドティップ、それともチュブラー?☆
最近、フルソリッド・ロッドが流行しているようですが、一体どのロッドを選べばいいのか、
分かり辛いと思います。結論から言うと、実際使ってみて、自分のフィーリングに合うかどう
かですね。
ビギナーなら、迷わずチュブラーを使いましょう。ソリッドタイプはその製法上、ティップ
が繊細にできていますから、ラインのヨレに常に気を遣う必要があり、ある程度キャスティン
グに慣れていないと、ティップを破損する危険があります。その分、タフコンディション時に
バスに違和感なく喰わすことができたり、掛けたバスをバラしにくかったりする利点があり
ます。
フルソリッド・ロッドはその製法上、持ち重りしがちですが、バスを掛けたときのブランクス
の性能には目を見張るものがあります。確かにバラシも少なくなりますが、メーカーによって
性格が違いますので、ご注意を。私が使っているロビンソンビゴットBGS-511SL1はデカバス
対応です。
ソリッドティップのハイブリッドロッドは、ブランクスはチュブラーで、途中からソリッド
になっているロッドです。食い込みも良いし、持ち重りもありません。チュブラーとフルソリッ
ドの良いとこ取りのようですが、ロッドによってはチュブラーとソリッドの接合部で極端に調子
が変わるものがあります。実際にラインを通して曲がりを確認してください。
ついてです。
最近、ベイトフィネスってよく言われますが、基本的にはライトリグにはスピニング・
タックルが良いと思います。ラインの項でも説明しますが、ラインは細くするほど
有利だからです。
ルアーロッド、これが無くては始まりませんね。
あくまでもライトリグですから、基本的にはスピニング・ロッドです。細いラインで、
ごく軽いリグまで使用でき、繊細なアクションをつけるためには、どうしてもスピニング・
ロッドが必要なんです。
お勧めは、
長さ:6ft前後。オカッパリなら、6.5ft、フローターなら6ft未満
パワーラング:SUL~ML、一般的にはLランクですかね。
ただし、メーカーによって表示はまちまちですから、投げられるリグの重さが
1/32~1/8ozくらいが扱いやすいと思います。
調子:ファーストがベスト。巻き巻きより、ワームのアクションで喰わすことが
多いですから。
材質:カーボングラファイト。グラスファイバーはファースト・アクションを
付けにくいのでパス。なかにはアラミドヴェールなる素材を入れ込んだ
ロッドもあります。
継ぎ数:なるべく1pieceが良いですが、2pieceでもOK。印籠継ぎのものが
自然なアクションになります。
ですが、狙うバスの大きさによって変わると思います。
ガイドは、SiCもしくはゴールドサーメットが必要です。ナイロンやフロロカーボン
ラインを使うのであれば、どちらでも構いませんが、PEラインを使う場合は、必ず
SiCを使ったものを選んでください(硬度の問題でゴールドサーメットは削れてしま
います)。
ガイドフレームはチタン製に越したことはありませんが、ステンレス製でも十分
です。
スポーニング・シーズンのように、ランカーサイズを狙うときは、パワーランクは
MLの方が安心ですが、ロッドによってはSULでもランカーを上げることはできます。
秋の数釣りシーズンでは、SUL、ULの方がショートバイトを弾きにくいので、釣り
やすいですね。でも、あくまでも一般論ですから、実際に振ってみて、手に馴染むもの
が良いと思います。先輩に貸してもらって判断するのも良いかもしれません。
私がメインに使っているロッドは、
ダイコーコブレッティUnderPressure (ソリッドティップ)
6.1ft、SUL、ルアー(1/64~1/32oz)、ライン(2~4lb)、EXファースト

※ガイドとグリップを変更したカスタムメイドのロッドです。
ロビンソンビゴットBGS-511SL1 (フルソリッド)
5.11ft、L、ルアー(~3/8oz)、ライン(~8lb)、ファースト

※フルソリッドのビゴットの中でも最もパワーがあるロッドです。
フェンウィックテクナAV 59SDML “Downshot Special” (チュブラー)
5.9ft、ML、ルアー(1/32~1/4oz)、ライン(2.5~8lb)、ファースト

※アラミドヴェール搭載の高性能ロッド。ロッドに筋肉があるとまでいわれています。
の3本です。
コブレッティUnderPressureはSULで、どう考えても、デカバスよりタフコンディション
の小バス対応みたいですが、このロッドで何本となく40アップ、50アップを仕留めて
いますし、フェンウィックテクナAV 59SDMLは60アップでも安心してやり取りができる
ロッドですが、豆バスと遊ぶこともできます。ロッドも使い方次第です。
どれも、ヤフオクで競り落とした古いロッドですが、まだまだ現役ですよ。設計時点は
10年以上前ですが、良いものは良いです。憧れだった高価な高性能ロッドを手に入れた
かったら、中古品という手が良いですよ。
ライトリグだけに限ると、ロックフィッシュ用のロッドが意外に良いです。特にソリッド
ティップのバスロッドで、7ftなんてものは滅多に見かけないですが、ロックフィッシュ用の
ロッドでは結構手に入りやすいですし、値段も実勢1万円強とお手頃です。ロングロッドは
オカッパリの時には有利に働きますからね。
ダイコープレミア ロックフィッシュ・ライト&テクニカルモデルPMRR69ft
6.9ft、UL、ルアー(0.5~3.5g)、ライン(2~4lb)、EXファースト

☆フルソリッド、ソリッドティップ、それともチュブラー?☆
最近、フルソリッド・ロッドが流行しているようですが、一体どのロッドを選べばいいのか、
分かり辛いと思います。結論から言うと、実際使ってみて、自分のフィーリングに合うかどう
かですね。
ビギナーなら、迷わずチュブラーを使いましょう。ソリッドタイプはその製法上、ティップ
が繊細にできていますから、ラインのヨレに常に気を遣う必要があり、ある程度キャスティン
グに慣れていないと、ティップを破損する危険があります。その分、タフコンディション時に
バスに違和感なく喰わすことができたり、掛けたバスをバラしにくかったりする利点があり
ます。
フルソリッド・ロッドはその製法上、持ち重りしがちですが、バスを掛けたときのブランクス
の性能には目を見張るものがあります。確かにバラシも少なくなりますが、メーカーによって
性格が違いますので、ご注意を。私が使っているロビンソンビゴットBGS-511SL1はデカバス
対応です。
ソリッドティップのハイブリッドロッドは、ブランクスはチュブラーで、途中からソリッド
になっているロッドです。食い込みも良いし、持ち重りもありません。チュブラーとフルソリッ
ドの良いとこ取りのようですが、ロッドによってはチュブラーとソリッドの接合部で極端に調子
が変わるものがあります。実際にラインを通して曲がりを確認してください。
Posted by ミーヤン at 17:20│Comments(0)
│タックル
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