第28回 ベイトリールは右ハンドル?左ハンドル?

ミーヤン

2014年08月18日 21:06

さて、ベイトタックルでのキャスティング練習をしたり、キングJIMこと村田基氏の
YouYubeで動画を見ていろいろと思う所がありますが、最近疑問に思ったのが、

    ベイトリールは右ハンドル?左ハンドル?


   パトリアーク64LP(右ハンドル)      メタニウムG-L(左ハンドル)

ということです。


以前は右ハンドルのリールばかりだったのに、ベイトフィネスが世に出ることで、左ハンドルの
リールに人気が集まっていますね。

小生もベイトタックルを本格的に使い始めたのが、ベイトフィネスからなので、持っている
ベイトリールは左ハンドルが多いです。

しかし、本格的に基本からキャスティングの練習を始めると、左ハンドルのベイトリールの
使い辛さが日に日にハッキリしてくる感じです。

オーバーヘッド・キャスト、サイドハンド・キャスト、フリッピング・キャストなどは右ハンドルも
左ハンドルも違いは無いのですが、バックハンド・キャストは困難ですというより不可能
に近い

それはキャスティング技術云々より構造上無理なんですわ
(詳しくは村田基のキャスティングマスターを見てください)

もし、バックハンドでキャストしたければ、スパイラル・キャストかサークル・キャストする
しかない

これでは結構キャスティングの難易度が上がってしまいます



また基本である、1フィンガーグリップでキャストしたあと、3フィンガーグリップで巻く場合、

右ハンドルの場合は、
   右手でキャスト→左手に持ち替えてリーリング
左ハンドルの場合は、
   右手でキャスト→左手に持ち替え→右手でスリーフィンガーグリップしてリーリング

というように、左ハンドルの場合は一行程増えることになります。

そのため、小生もそうだったように、2フィンガーグリップをすることになってしまうんです。
おかげでキャスティング技術が全く向上しない羽目に

また、ルアーが着水してから直ぐにリーリングしなければならない時には左ハンドルは不利
ですね。



ただし、ことベイトフィネスに限っていえば、決して左ハンドルが不利になる訳ではありません

軽量リグのワーミングやミニラバを使うときは、リーリングよりフォールやシェイキングなど
のアクションでバスを誘うので、グリップの持ち替えが遅くなっても、右手でリグに細かい
アクションを付けやすい左ハンドルの方が有利
ですね。
ベイトフィネスの最大限の利点を活かすためには左ハンドルってことになります。


というわけで、自分なりの結論。

巻物系や着水して直ぐにラインを巻き取る操作が必要なリグは右ハンドル。
右手でロッドに細かいアクションをつける場合は左ハンドル。

ということになります。


さて、皆さんはいかがお考えでしょうか?

いや、そんなことはないよって意見があっても良いと思うし、小生の結論が絶対に正しい
とはいいません。アングラーひとりひとりの考え方があるはずですから。




最後に村田基氏の動画です。参考になれば。








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