第8回 タックル(ライン)
今回は、ラインについてです。
私がバスフィッシングを始めた頃は、ラインと言えば、ナイロン・モノフィラメント
かフロロカーボンでしたが、最近はPEラインもよく使われますね。
<ナイロン・モノフィラメント>
言わずと知れたナイロン製のラインです。
比重が小さいので水に浮き、結構しなやかで糸ヨレは出にくいが、摩擦に弱く、結束強度も弱い傾向にあり。伸縮しやすい性質。巻物には良いが、
ワーミングには不向き。吸水性があり劣化が早い。安価。
<フロロカーボン>
ナイロンより伸縮しづらく、比重も大きいため水に沈む。
摩擦に強く、結束強度が大きい。
感度が優れるので、ワーミング向き。ただし、ライン自体に張りがあるので、
糸ヨレが出やすい。吸水性が少なく劣化は遅い。比較的安価。
<PE>
ポリエチレンを編み込んだラインで、ほとんど伸びない。伸縮性ではワイヤーハリスに匹敵する。同じ太さでも、
引っ張り強度は桁違いに強い。1号でも20lbというラインもあり(ナイロンやフロロなら4lb)。
摩擦に弱い傾向にあり、リーダーには不向き。場合によっては
ラインシステムを組む必要がある。かなり高価。劣化は遅い。
さて、ライトリグに適したライン選びですが、巻物ならナイロン、ワーミングなら
フロロカーボンということになります。PEは何度が使ってみましたが、もう一つ良さ
が感じられませんでした
私はワーミング中心ですので、
フロロカーボンの4lbを中心に使っています。4lbなら
糸ヨレもそれほど気にしなくても良いし、結束強度も十分。
リールのドラグを適正に調節
しておけば、ロクマルの引きにも耐えます。実際、私が上げたロクマルは全て、
フロロの4lbラインでした
バスは目が良い魚のようで、太いラインなら見破ってしまいます。だいたい8lb以上なら
分かってしまうんじゃないですかね(詳しいことは分かりませんが)。喰わすという意味
なら、細いラインの方が断然有利なんです。
ラインのまき直し頻度ですが、成書では釣行の度に巻き替えるのがいいとあります。
しかし、その度に巻き替えていると、手間も費用も大変です。私は夏場でもないかぎり、
2ヶ月以上は巻き替えていないですねぇ(夏場は1月も持たないことが多いですが)
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