第8回 タックル(ライン)

ミーヤン

2011年12月16日 10:26

今回は、ラインについてです。


 私がバスフィッシングを始めた頃は、ラインと言えば、ナイロン・モノフィラメント
かフロロカーボンでしたが、最近はPEラインもよく使われますね。


<ナイロン・モノフィラメント>
 言わずと知れたナイロン製のラインです。比重が小さいので水に浮き、結構しなやかで糸ヨレは出にくいが、摩擦に弱く、結束強度も弱い傾向にあり。伸縮しやすい性質。巻物には良いが、ワーミングには不向き。吸水性があり劣化が早い。安価。



<フロロカーボン>
 ナイロンより伸縮しづらく、比重も大きいため水に沈む。摩擦に強く、結束強度が大きい感度が優れるので、ワーミング向き。ただし、ライン自体に張りがあるので、糸ヨレが出やすい。吸水性が少なく劣化は遅い。比較的安価。



<PE>
 ポリエチレンを編み込んだラインで、ほとんど伸びない。伸縮性ではワイヤーハリスに匹敵する。同じ太さでも、引っ張り強度は桁違いに強い。1号でも20lbというラインもあり(ナイロンやフロロなら4lb)。摩擦に弱い傾向にあり、リーダーには不向き。場合によってはラインシステムを組む必要がある。かなり高価。劣化は遅い。






 さて、ライトリグに適したライン選びですが、巻物ならナイロン、ワーミングなら
フロロカーボンということになります。PEは何度が使ってみましたが、もう一つ良さ
が感じられませんでした

 私はワーミング中心ですので、フロロカーボンの4lbを中心に使っています。4lbなら
糸ヨレもそれほど気にしなくても良いし、結束強度も十分。リールのドラグを適正に調節
しておけば、ロクマルの引きにも耐えます
。実際、私が上げたロクマルは全て、
フロロの4lbラインでした
 バスは目が良い魚のようで、太いラインなら見破ってしまいます。だいたい8lb以上なら
分かってしまうんじゃないですかね(詳しいことは分かりませんが)。喰わすという意味
なら、細いラインの方が断然有利なんです。

 ラインのまき直し頻度ですが、成書では釣行の度に巻き替えるのがいいとあります。
しかし、その度に巻き替えていると、手間も費用も大変です。私は夏場でもないかぎり、
2ヶ月以上は巻き替えていないですねぇ(夏場は1月も持たないことが多いですが)


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