第7回 タックル(リール)

ミーヤン

2011年12月15日 17:50

 今回は、ライトリグに適したリールについてです。

 リール、これが無くても始まりませんね。基本的なタックルです。


 あくまでもライトリグですから、もちろん、スピニング・リールです。なぜスピニング
・リールかというと、>軽い仕掛けでも確実にキャストできるからです。また、ドラグをしっ
かり調節していれば、腕さえあればロクマルを上げることも可能です

 ところが、難点が一つ。構造上、糸ヨレがでるということです。Twist Busterなるシステム
を採用しているリールもありますが、糸ヨレが起こりにくいと言うだけで、ヨレは必ず起こ
ります。新しい糸をヨレが出にくいようにスプールに巻き取る装置もありますが、一度キャ
ストすると、同様に糸ヨレが出ます。要するに、糸ヨレは必ず起こると考えた方が良いの
です




 糸ヨレが起こりにくい方法をご紹介しましょう

☆リールとラインの調節
 ・細い糸を使う(ナイロンなら6lbまで、フロロカーボンなら4lbまで)。
 ・PEラインを使う。
 ・なるべく大きなスプールを遣う(シマノなら2500番、ダイワなら2000番)。
 ・逆テーパーに巻けるようにスプールのワッシャーを調節する。
 ・ラインを少ない目に巻く。

☆実際の釣り現場で
 ・キャストするときには必ずフェザーリングする。
   フェザーリング:キャスト後、余分な糸が出ないように、人差し指でスプールを
             押さえる動作(これを覚えるとキャスティングの精度が上がる
             ので、ぜひとも覚えてもらいたい技術です)。
 ・テンションが掛からないときにはラインの巻き取る場合、指でつまんでラインに
  テンションを掛けて巻く(ラインスラッグを巻き取るときなど)。

以上でかなりマシになります。


 さて、リールにも各メーカー、各種ありますし、最近は中古品も出回っています。

 私は新品を購入することにしています。リールはラインを巻き取る機械である以上、
複数の部品が合わさってできています。部品の劣化などの目利きができて、自分で分解
してメンテナンスできる人以外は新品で購入した方が無難です。


 基本的に高価なほど性能が良いと思って間違いないのですが、私のお勧めのリールは、

  シマノなら、アルテグラ以上、ツインパワーMgまで
  ダイワなら、フリームス以上、セルテートまで

  アルテグラ    ツインパワーMg      フリームス      セルテート

ですね。このクラスならベアリングは防錆処理がされているので、長持ちします。

確かに、ステラやイグジストは素晴らしいのでしょうけれど、バスが相手ならツイン
パワーでもオーバークオリティだと思います。私が初めてランカーを釣り上げたときの
リールは昔のアルテグラですし、今も現役で活躍してくれています。

 番手は2000~2500番が良いですね。腕に自信があれば、1000番でもOK。


ちなみに私が主に使っているリールは、

 シマノ 05 ツインパワーMg1000S
     09 ツインパワー2500S
     05 バイオマスター2000S

 ダイワ 05 カルディア2000KIX(ベアリングチューン済み)

です。

 古いリールもそれなりに思い出が詰まっていて、いいものですよ


あなたにおススメの記事
関連記事