第31回 フローターのエレキ搭載化 part2 (ZF158VH編)

ミーヤン

2015年12月04日 20:10

エレキ搭載化フローターのBEE BUP-146STはさすがに経年変化に耐えきれず、
あちこちにトラブルを起こしてきています。





そこで新艇の導入が必要になり、選んだフローターが、

ゼファーボート ZF158VH

です。それも人気のカモフラカラーです

日本のH型フローターで最人気のフローターでしょう。





さて、エレキ搭載化のためのマウントの設計です。


AR CAD で設計図を作成。


設計図


                 top view
 

                side view


金属フレームはイレクターシステムで組みます。設計図の番号はイレクター部品番号です。
エレキマウント版は、カッティングボード(まな板)にラバーシートを接着して作りました。

フローター本体にはジョイクラフト製多目的アダプターとEF1200Sで固定します。



実際に設計図通り作成したのがこちら。





実際にZF158VHにマウントを搭載すると、


結構、左(進行方向右)にオフセットしています。L字型フレームでもしっかり固定できています。


実際にエレキとバッテリーを搭載してフルバージョンにして見ました。




エレキ装着も問題なし。エレキと本体が干渉することもありません。
バッテリーは高圧エアシートの後方に搭載できます。


実釣に投入しても良い感じです。

ハイポジションシートのおかげで膝下しか水に浸からないのは事実で、この時期でもゴアテックス性の
ウェダーでもOK。寒くないです。


エレキ走行してみての感想ですが、BEE BUP-146STと比べてみても特段早くなったって感じはしま
せんが、H字型フローターの利点なんでしょうか、直進安定性が良いです。

また、向かい風の時が良いですね。

U字型の場合、向かい風でできた波を越えるときにかなりの水しぶきを被ります。
これは同じゼファー製のZF178Uでも大なり小なり言えることでしょうね。

でも、ZF158VHなら少々の波でも物ともせずに進んでいけます。これは本当に良いと思います。

 





どうですか? 簡単・簡便・軽量なエレキマウントができあがりました

これで簡単に人気のZF158VHをエレキ搭載化できます。
エレキ搭載というと、ZF178Uがありますが、重い上にエレキは40lb以上を想定しています。
でも、このエレキマウントなら、軽いZF158VHでしかも30lbエレキでも十分に使えます。

パドルでは移動を悩んでいたポイントまでエレキで移動し、フィンで微調整しながら、
じっくり探る、そんなバッシングができるようになりますよ
 


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