エレキ搭載化フローターのBEE BUP-146STはさすがに経年変化に耐えきれず、
あちこちにトラブルを起こしてきています。
そこで新艇の導入が必要になり、選んだフローターが、
ゼファーボート ZF158VH
です。それも人気のカモフラカラーです
日本のH型フローターで最人気のフローターでしょう。
さて、エレキ搭載化のためのマウントの設計です。
AR CAD で設計図を作成。
設計図
top view
side view
金属フレームはイレクターシステムで組みます。設計図の番号はイレクター部品番号です。
エレキマウント版は、カッティングボード(まな板)にラバーシートを接着して作りました。
フローター本体にはジョイクラフト製多目的アダプターとEF1200Sで固定します。
実際に設計図通り作成したのがこちら。
実際にZF158VHにマウントを搭載すると、
結構、左(進行方向右)にオフセットしています。L字型フレームでもしっかり固定できています。
実際にエレキとバッテリーを搭載して
フルバージョンにして見ました。
エレキ装着も問題なし。エレキと本体が干渉することもありません。
バッテリーは高圧エアシートの後方に搭載できます。
実釣に投入しても良い感じです。
ハイポジションシートのおかげで膝下しか水に浸からないのは事実で、この時期でもゴアテックス性の
ウェダーでもOK。寒くないです。
エレキ走行してみての感想ですが、BEE BUP-146STと比べてみても特段早くなったって感じはしま
せんが、H字型フローターの利点なんでしょうか、
直進安定性が良いです。
また、
向かい風の時が良いですね。
U字型の場合、向かい風でできた波を越えるときにかなりの水しぶきを被ります。
これは同じゼファー製のZF178Uでも大なり小なり言えることでしょうね。
でも、ZF158VHなら少々の波でも物ともせずに進んでいけます。これは本当に良いと思います。
どうですか? 簡単・簡便・軽量なエレキマウントができあがりました
これで簡単に人気のZF158VHをエレキ搭載化できます。
エレキ搭載というと、ZF178Uがありますが、重い上にエレキは40lb以上を想定しています。
でも、このエレキマウントなら、軽いZF158VHでしかも30lbエレキでも十分に使えます。
パドルでは移動を悩んでいたポイントまでエレキで移動し、フィンで微調整しながら、
じっくり探る、そんなバッシングができるようになりますよ