第15回 フローター(フローターにしかできないこと、その1)

ミーヤン

2011年12月17日 17:37

 さて、フローターに乗ってみました。しかしなかなか釣果が上がりません

               なぜでしょう?

 私もフローターに乗り始めた頃は釣果が上がらず、毎回疲れだけが残ったものです。
しかし、ちょっとしたことに気がつけば、釣果が上がるようになりました。


<フローターにしかできない攻め方を覚えよう>

 ウェーディングやバスボートにはできなくて、フローターならできる攻め方があります。
これを覚えると釣果アップすること間違いありません。


☆オカッパリやウェーディングではできないこと

 もちろん、沖のストラクチャーを狙うことはオカッパリやウェーディングではできま
せんが、葦林でも威力を発揮します

ウェダーの丈を超える水深の葦際や、離れた沖から葦際を狙うことができるのです


 スポーニング・シーズンには大型のバスが葦林に寄ってきます。コンタクト・ポイントで
あったり、回遊しながらベイトを追いかけていたり色々ですが、バスが付いていることには
変わりはありません。また、このバス連中は結構活性が高く、割と簡単にヒットさせること
ができます。しかし、物音などのバサーの気配には敏感で、ウェーディングでアプローチす
れば、それだけで警戒されていまいます。

 そこで、ちょっと離れた沖から葦際にアプローチしてライトリグで攻めてみると、あら不
思議。簡単にバスがヒットします。このようなバスはワームのフォーリングで喰ってくることが
多いですよ
 大型バスは葦林の奥にいるよりも葦際をうろうろしている場合が多く、葦林の中から狙わ
ざるを得ないウェーディングより有利です

 以前にこんなことがありました。とある葦林にフローターで行ってみると、先行者にウェー
ディングをしているバサーが2人。結構葦林の中を歩き回って釣っていたので、バスは警戒
していて、さぞ釣りにくいと思っていましたが、ウェーディングではアプローチできない近
くの葦際で40アップがヒットしてきます。
 どうやら、ウェーディングしているバサーのプレッシャーを嫌って、バスはこちらに移動
してきたようです。ウェーディングで苦戦しているバサーを横目に良い釣りができました。
ウェーディング様々でしたよ

 ヒットさせたバスを葦際から離れることで沖に誘導することができますので、大型バス
でも4lbのようなライトラインでゲットできます(実際に私が釣ったロクマルは全て4lbの
フロロでゲットしました)。
 葦林の中から攻めたのでは、ライトラインでは葦に巻かれて切られてしまいますので、
太いラインが必要になります。しかし、太いラインはバスに見切られてしまうので、どう
してもヒット率が下がってしまします。ライトラインの方がヒットさせる上では有利なの
です
 万が一、葦林に逃げ込まれても、無理をせずにフローターを葦林の中に入れて、巻かれた
葦まで行けば、バスを回収することができるので、リグを無駄にすることも少なくなります

スポーニングシーズンで葦際でヒットさせたバスたち(2011年5月、41、52、58㎝)


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