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ミーヤン
ミーヤン
ライトリグばかりでバスフィッシングしてきた滋賀県北部在住の中年バサーです。ホームはもちろん琵琶湖北湖です。

2012年05月11日

第22回 新たなるリグの開発 Part1

 新たなる第一歩として考えたのが、新しいリグの開発。

 常吉リグを中心に使ってきて、大概のシチュエーションで威力を発揮することは確認済みです。
しかし、常吉リグでは拾えないバスがいることも確か。そこで、常吉リグでも拾えないバスを捕る
ために新しいリグを考案するのが今後の目標です。


 ライトリグを中心に使うときに一番重要視することが喰わせる能力、つまり喰わせ力です。
リアクションバイトもありますが、効率よくバスをヒットするには食性に訴えて喰わせるのが
最も理にかなっています。

 こと喰わせ力だけを考えるのであれば、ノーシンカーリグが最強でしょう。なぜなら、最も
自然な動きでフックの先にはワームしかついていないのですから。スプリットショットリグも
噛み潰しオモリより先がフリーの状態ですので、ノーシンカーほどではないものの、喰わせ
力は高いですね。これにジグヘッドリグが続くと思います。これらのリグは、喰わせ力という
意味では常吉よりも上でしょう。実際、強烈なタフコンディションでは、常吉リグでは喰わせ
られないのに、ノーシンカーリグやスプリットショットリグなら喰ってくるということがままあり
ます。

 一方、常吉リグは構造上、フックの下にリーダーとシンカーがあるため、ワームに自然な
アクションをつけることが難しい。バスに違和感を与えないアクションを心がけることを常に
要求されるリグともいえます。また、小バスがかかったときなど、かかった魚が暴れることで、
リグが滅茶苦茶に絡むことをしばしば経験します。そして、バスをフックアップするときに、
フックの下にリーダーあるため、バスの口の中に吸い込まれたワームにテンションがかかり
易く、他のリグよりワームがちぎれやすい印象があります。

 しかし、常吉リグにはこれら欠点を上回って余りある種々の利点があるため、小生は今も
使い続けているのです。
(詳しくはこちらへ http://miyac2jp.naturum.ne.jp/e1342988.html

これらをまとめると、


                喰わせ力  横の釣り  縦の釣り  リグの融通性・発展性
ノーシンカーリグ         ◎     ◎      △        △
スプリットショットリグ       〇     ◎      △        △
ジグヘッドリグ            〇     〇      〇        △
常吉リグ                   〇      ◎        ◎
         ◎非常に優れている 〇優れている △劣る

 種々の利点がありバランスが良い常吉リグですが、さらに上を目指すなら利点を殺さずに
喰わせ力を高めるための工夫が必要になります。


 <新しいリグの試作>

 新しいリグを作るため、いろいろと試行錯誤を繰り返して、だいたいの姿が見えてきました。

 基本は常吉リグですが、欠点である喰わせ力を強化する。つまり、常吉リグにノーシンカー
リグやスプリットショットリグ的な要素を入れれば良いことになります。

          喰わせ力をあげる → リグの先端はフックで自然に動く

    縦のアクションがつけやすい → シンカーは一番下で、ラインを張った状態にする
  サスペンドしているベイトを演出

この二つは二律背反している要素ですが、これを合わせることは一見困難に思えます。そこで、
ルアーフィッシングだけに拘らず、エサ釣りの仕掛けも参考にして考えました。

 船釣りの仕掛けで、胴付き仕掛けというのがあります。幹糸にエダスをつけて一番下に
オモリをつける仕掛けです。オモリをボトム近くに置いて、幹糸を張った状態でエダスに
つけたエサなどを喰わす釣りです。これを応用しようかと。

 常吉リグの本来フックを結ぶ位置にエダスをつけて、その先にフックをつければ、船釣りの
胴付き仕掛けの簡易型になるかと。エダス(フックリーダーとします)の長さを工夫すれば、
常吉リグに近くなるし、エダスからシンカーまでのリーダー(シンカーリーダーとします)を短く
すれば、スプリットショットリグに近くなります。エダスからフックまではフリーになるので喰わ
せ力は向上し、シンカーが最も下にあるため、リフト・アンド・フォール、シェイキング、ボトム・
スイミングなど、縦の釣りも横の釣りにも対応できるかと思います。広く探るときは、フック
リーダーを長くしてシンカーリーダーを短めに、ピンポイントを探るときはフックリーダーを
短くして、シンカーリーダーを長めにすれば良いのです。


 さて、この新しく考案したリグを名付けましょう。エダスをつけたリグなので、“エダスリグ”ですが、ここは少し格好良く、“ブランチショットリグ”とでも呼びましょう。

    第22回 新たなるリグの開発 Part1     第22回 新たなるリグの開発 Part1
       常吉リグ               ブランチショットリグ


 ここで問題が一つ。フックリーダーを幹糸に結ぶと、結節による強度低下が起こります。
大型がかかったときに、幹糸とフックリーダーが切れてしまったのでは意味がありませんね。
そこで、発想を変えて、幹糸にフックをつけて、シンカーリーダーを幹糸に結びつければ、
フックリーダーは幹糸からの通しになりますので、少なくともシンカーリーダーやフックも結び
目より強度はアップします。

  第22回 新たなるリグの開発 Part1   第22回 新たなるリグの開発 Part1
  幹糸にフックリーダーを結んだ場合       幹糸にシンカーリーダーを結んだ場合

 これで、ライン強度の問題もできるだけクリア。あとは実際のフィールドで試すのみです。実践して結果が伴わないと何の意味もありませんから(笑)




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